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ギリシャの財政、脱原発のマスコミの態度そして真の政党

2012-05-12 10:01:12 | 日記
   ギリシャの財政、脱原発のマスコミの態度そして真の政党

 昨年以来ユーロの危機といわれるほどに国家財政の赤字問題がクローズアップされている。何度かの支払期限を「IMF」、独、仏などの支援で乗り越えてきた。そしてこの5月の選挙で緊縮策一辺倒の政党に、反対主張の政党が勝利した。これと同じく仏でも同じ結果でサルコジ現職首相がオルナンド候補に負けたのだ。
 このことは日本国内でも大きな話題になっている。今まではNHKの解説くらいが真ともな事、言うだけだと思っていたが、なんとFMのJ-WAVEにもそれなりの人がいたのだ。「FM」なんて音楽放送かと思っていたがーーー。 「ジャム」という番組だ。その中で解説者は、「ギリシャの選挙結果をよく見ればさもありなんと言うことだ。つまり財政赤字の元は政府の粉飾会計の結果だったのだし、国内では政府の要人の腐敗も在りで、民間でも富裕格差があるなど問題はあったのだ。
ギリシャの国内に目を向けてみれば、国内を走っているのはドイツの車ばかりだし角度を変えてみるとそこの土地は風光明媚なこと請合いだし、もともと彼ら国民はGNPとかの経済競争に関係なく周りの穏やかなつながりの中で生活を楽しむことに価値基準を置く人達だったのではなかったのか、 それを無理に資本主義経済の中に組み込んだのではないのかなどのことが思われるのだ。」などと。
 夏に英国でのオリンピック開催のための聖火リレーの式典が行われているニュースを見て重なって思われた。
 これは又アメリカ主導の資本主義社会体制への深いところでの反発のような気もする。
 ギリシャは民主主義の発祥の地だし、仏は王政打倒の革命の国だ。大きな歴史の目で見たら新しい社会への革命の時ではないのかと思われるのだ。

 消費税論議が国会で始まった。マスコミは大まかには賛成の方向にたっての報道が多い。その中でそれに反論する専門家も見られる。「日経」には八田氏が持論の反論を展開したりしていて、極め付きは民主党の小沢氏だ。
 又原発のことでは橋下市長が関西での大飯原発反対を表明していて、これはと思わせるのだ。
 それこそ、彼らと一点共闘でもと想像をするのだが?これは彼らの行動を知った上では、なんともならないことで要注意だ。今言っていることはそうなのだが、本心は違うところあるといえるのだから。これら学者専門家、政治家も良く見ておかないと後でとんでもない方向への始まりだったりするのだ。変なバスに乗ったら降りるのが大変だ。
 これらはかなりの変転試練を経て大衆の選択を受けることになるのだが、なかなか簡単に思う結果の方向に行かないのが現実だ。
 良し悪しの判断にはその人、その政党の寄って来るところを良く知った上での判断が望まれる。
 そしてもうひとつTBS放送でも森本哲郎の番組で小沢涼子氏が(社会問題評論家=こんな肩書きも有るのだ!)財務省の管轄の官舎の扱いについて話していた。空き家は売ればいいし、利用料は適度に取れば良いのに10分の一位の料金で使用しているとのことだ。 
 これもそうなのだが、「赤旗」が報じている戦闘機のF35の購入で、1機150億円42機で締めて1兆円を超えること、年金機構への天下り150人などのことにもっと大きく取り上げて欲しいことだ。
 事ほど左様に、1点1点は良いものを言ったりしているがその繋がりを練強い運動に展開しているかというとはなはだ心もとないのだ。
 それはやはり政党に見てゆくしかないのだが、ややもするとマスコミはその時其の時のムードに動き、結果として選挙が人気投票になってあらぬ結果方向になることが多々あるのだ。
 政党もマスコミの動きに合わせて離合集散が頻繁で、一関した目標を定めて地道に活動している政党を選択する眼を育ててゆく必要を痛感するものです。
      
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