素人が書いた野菜作りの本

野菜作りの本を作成してみました、一度見て下さい。 nakai.manabu@rouge.plala.or.jp

農業レポート No.1103 いよいよ新しい年がやってくる

2012年12月29日 15時14分02秒 | 日記

                                               いよいよ新しい年がやってくる

 畑仕事は来年の春の種播きの準備まで、ブロッコリーやねぎ・ケール・わさび菜・ターサイなどの収穫だけで休憩です。その間、『素人が書いた野菜作りの本』の過去の原稿を再度農業レポートに挟んで暫く掲載してみます。

まずは野菜作りを始めた事からお話します。

 

             第1章 無農薬野菜作りの思い

   1-1 野菜作りを始めた動機  

若い頃の私には、「農業なんて」と軽んじる気持が多分にあった。「農業はアホでも出来る」と云う言葉が頭の片隅に残っていたのも一つの要因であろう。

しかし、いざ野菜作りに挑戦してみると、その地方の気候や最近の異常気象など、種々の要因が収穫に影響し、農業には誠に奥深いものがあるように思われる。

気候に合わせて種蒔き時期を調整したり、虫の発生対策など、常に創意工夫をこらし、頭を使った農法をしないと、収穫時期がずれたり、いじけた物しか出来なかったり、労力をかけた割には収穫量が少なかったりする。

今まで土をさわった事のない私であるが、最近無性に野菜作りが楽しみになってきた。この心境の変化には、子供達がアトピー性皮膚炎や花粉症・気管支炎などに悩み、

この問題を解決するには、子供達に無農薬野菜を食べさせたいとの思いと、妻のご両親の存在が大きく関与している。

妻の母は、30歳頃迄教職についておられたが、嫁いでから妻の父の兄弟が次々と若死にするのを見て、自分の子供は絶対に若死させないと言う固い決意のもと、家族の健康を守るため、経験のない農業に従事されたとの事。

御両親は無農薬農法の仲間を広げ、消費者と共に虫採りや除草をしたり、生協と提携した生産集団を組織するなど、草の根運動の要として活躍された。

そんな生き方に共鳴し、「貴方の作った野菜が欲しい」と喜んでくれる人がいるのが何よりの生き甲斐と、96歳を超えた今も畑で頑張っておられる。若い頃は、その汗の結晶である農作物を、何時も沢山貰って来ていたのであるが、だんだん心苦しくなり、自分でも子供達の健康の為に野菜を作ってみようと言う事になりました。

しかし、農業を始めたからとて、直ぐには成功するものではない。妻のご両親や近所の農業の先輩から、色々教えて頂き、最近やっと思うように成果が挙げられるようになって来ました。

  *1-2 無農薬野菜とは

 市販品の様な、形が整ってサイズの揃ったものは、2~3割程度しか出来ない場合が多い、形がわるく、ひどい物は虫に食われ、穴だらけだったりする。

市販品のように、ざっと洗えばすぐ料理出来ると云うものではなく、悪い部分を切り捨てたり、葉の裏側の虫の卵を取り除いたり、料理する前にも手間が係る。しかし、味は最高である。野菜の本来の旨みがあり、小さくても、形が悪くても料理すれば、最高級の一品になる。穴だらけでも、虫が食べても安全なのだから、人間も安心して食べられるのだ。


農業レポート No.1102  今年最後の野菜の収穫

2012年12月29日 07時44分27秒 | 日記

                                                今年最後の野菜の収穫

     

  

正月に向けての野菜の収穫をしました。畑は凍りついて野菜も霜で凍結していましたが、ターサイ・ブロッコリー・下仁田ねぎ・ケール・大根・キャベツ・ヤーコン等の正月用の野菜をたっぷり収穫して来ました。これでかぼちゃ・じゃがいも・さつまいも・等の根菜類も充分あり正月は充分です。