素人が書いた野菜作りの本

野菜作りの本を作成してみました、一度見て下さい。 nakai.manabu@rouge.plala.or.jp

農業レポート No.135 種まき失敗

2010年03月31日 07時08分10秒 | 日記
 ●種まき時期が合わなかった
地球温暖が取りざたされている事と、最近暖かったので、気が焦り、野菜の種を蒔いてしまったが、その後寒い日があり、昨日は薄らと雪化粧、折角蒔いた種は全く芽が出なく失敗でした。大根は種をまいて水と気温が合えば3~4日で芽が出ますが、今回はチンゲンサイ・レタス・等失敗でした。写真は2週間経っても芽が出ませんでした。
この辺の地方は彼岸を過ぎたら、種を蒔いてもとの事ですが、畑の先輩からは素人はその時期はまだ早い、あわてる乞食は貰いが少ないと良く云われましたが、今年は大失敗です。一般に昔の人は桜が咲くころから畑仕事開始と種まき開始とは、良く言われた物です。まあでもこれから遅れを取り戻します。種まきはタイミングが大変難しい事を長年畑仕事をしていてもこのように改めて実感。

農業レポートNo.134 皆に喜ばれる野菜を作る

2010年03月30日 06時48分45秒 | 日記
 
●皆に喜ばれる野菜を作る 
珍しい野菜を苦労して作るよりも、家族の健康管理を中心に、一年中収穫出来る野菜作りを行う。例えば、キャベツ・レタス等は種蒔きを順次調整すると、この地方では一年中収穫出来る。
 緑黄野菜を一年中欠かさず、家族や友人の好む野菜を栽培して喜んで貰えると、野菜作りの励みとなり楽しくなる。
● 野菜作りのコツ   
* 虫の付かない野菜の種類を選ぶ
 私の以前の家は大きなイチジクの木があって、我が家で食べきれない程の実がなっていたのに、殆ど虫が付かないのが不思議でしかたがなかったが、野菜作りをするようになって、その答が判明したように思える。レタスを栽培して分かった事であるが、レタスを切ると、その切り口からイチジクに似た乳液が滲み出てくる、手につくとガムテープの粘着剤のようで、洗っても取れにくい嫌なものである。虫が食べると口の周りに、この粘着物が付き、樹脂化して虫の生命にも危険性があるように思われる。レタスは虫が付きにくく、無農薬栽培に最適である。今まで虫で失敗した事がない。その他、さつまいも・ホウレンソウ・唐辛子・菊菜等は比較的虫が付きにくく、農薬を使わなくても栽培出来る。
大根を連作すると根瘤線虫がはびこり大根の表面が汚くなるが、大根の隣の列にマリーゴールドを植えると、虫が付かなくなる。この方法は最も良い方法である。
植物には虫が付かないように、自己防衛力を備えているものもあるが、その植物の体内には虫から防衛する特有の遺伝子が組み込まれており、その遺伝子を他の植物に組み込めば、より強い品種が出来るのではないだろうか(現実に実用化されているものもある)。
昔から稲刈りの後、田圃が休んでいる間にレンゲを植えてあったのは、マメ科の植物の根が根瘤バクテリアの作用で空気中の窒素を固定して、畑に窒素分を供給するのを利用している。マメ科の植物の遺伝子を他の植物に組み込めば、無尽蔵にある空気中の窒素を利用して、肥料が要らなくなる研究が進められていると聞くが、こう云う方法も無農薬農法の一助となるかも知れない。
 

農業レポート No.133 連作を避けよう

2010年03月29日 07時59分42秒 | 日記
●連作の弊害を避ける 
写真は健全な蕪ですが、連作をすると、表面が汚くなり、病気に侵されやすい。充分考慮して作付をして下さい。        
*トマトやなすび
 トマト・茄子は極端に連作を嫌うが、その他のものでも連作をさけたほうが良い。野菜類によって、健全な生育を遂げるのに必要な土壌中の微量元素が決まっている。次の年にその微量元素が不足すると、発芽しても弱々しく、害虫の攻撃を受け易く、収穫量も落ちる。そう云う訳で連作しても良いものでも、同じ場所に植えない方が良いと思う。
  * 朝鮮人参 
 朝鮮人参は一度植えたら、数年ダメと言われているが、土壌中の微量金属が吸収されてしまうかららしい、消費された金属や栄養分は長い期間掛かって雨や他の方法で補充されるまで、数年係かるのであう。
  * ごぼう 
 ごぼうは、一度植えると13年ダメと聞いている。その原因は、ごぼうの根に根瘤線虫が発生し、その虫が消滅するのに、13年かかると云われている、連作する場合は、バーナーで土を焼いて殺虫する方法がある。
 冬場にバーナーで土を焼いている農夫の光景をみた記憶があるが、多分この作業だったのでしょう。実生のトマトや茄子は連作を嫌うがそれを避けるためには接ぎ木の苗で栽培すると良い。
 *連作を避ける方法
 連作を避けるためには、畑の地図を毎年作成し、同じ場所に同じ物を植えない様にする事が大切。
 *その地域の特徴、特質を理解する事
 地域の人と出来る限り積極的に交流し、古人の知恵・作業のやり方・肥料の種類や施し方などを学びとること。実践で学んだ事は、脳細胞の中枢神経に伝わり易い。余った苗など、お互いに融通し合うのもよりよい農法の一助となる。

農業レポート No.132  畑の準備

2010年03月28日 07時46分25秒 | 日記
●畑の準備
滋賀県は『比良の八講』(毎年この時期は寒くて湖が荒れます)が過ぎると本格的に春の到来となります。春野菜の種蒔きが始まります、それに備え、昨日は畑の準備の耕しと、腐葉土を混ぜて土壌改良の作業をしました。
 腐葉土は、秋の街路樹など木の伐採などを細かく切ったチップを醗酵させ、無料でいくらでも貰える所(公の機関)があり、これを沢山貰って来ます。
それぞれの地方でもあると思います、市に問い合わせると良い、そのほかに牛糞と土と良く混ぜて苗床を作ると良い。腐葉土を入れると-2(写真の様に土の色が変わるがう来入れます)水はけ・保水性の改良となり植物がすくすく育つ。種を播いて、べたべたの土は発芽しても土を割って大きく成長する力がないが、腐葉土を入れると簡単に発芽を促す事になる。

農業レポート No.131  野菜によっては、肥料の施し方が異なる場合が多い

2010年03月27日 07時00分19秒 | 日記
 ●野菜によっては、肥料の施し方が異なる場合が多い
野菜の種類により肥料の施し方が随分異なる事を知らなければならない。
*元肥中心型・・最初に植物に必要な肥料を施して、収穫まで肥料を施さない野菜
* キャベツ・トマト・ブロッコリー・大根等
*追肥中心型・・生育途中追肥により生育させる野菜
* キュウリ・小芋・玉ねぎ・白菜
その他注意しなければならない肥料の施し方
*玉ねぎ 
玉ねぎの場合、11月頃苗を定植し、12・1・2・3月と1か月毎に適量を施し、その後収穫まで施さない方法が良い。3月以降の生育の激しい時に肥料を施すと、大きい玉が出来るが腐るのが早く、保存性に良くない。昔の人は保存性まで会得しているのに感心する。
*白菜 
土を充分に耕し元肥は控えめにする、白菜の苗を定植後、健全な生育を確認してから、10日間位の間隔で肥料を施すと、大きな玉が出来る。
*大根  
大根は、元肥が均一に分散していないと、収穫時に根の部分が二股やそれ以上のタコ足のものが出来る場合がある。肥料が根の下に均一でないと、このような現象が起きる因となる。
収穫祭の行事に、見事な二股の大根を神様に供える神社があるとの事で、わざわざそんな大根を探しておられると耳にした事がある。
●連作の弊害を避ける
トマト・茄子は極端に連作を嫌うが、その他のものでも連作をさけたほうが良い。野菜類によって、健全な生育を遂げるのに必要な土壌中の微量元素が決まっている。次の年にその微量元素が不足すると、発芽しても弱々しく、害虫の攻撃を受け易く、収穫量も落ちる。そう云う訳で連作しても良いものでも、同じ場所に植えない方が良いと思う。
* 朝鮮人参 
朝鮮人参は一度植えたら、数年ダメと言われているが、土壌中の微量金属が吸収されてしまうかららしい、消費された金属や栄養分は長い期間掛かって雨や他の方法で補充されるまで、数年係かるのであう。
* ごぼう 
 ごぼうは、一度植えると13年ダメと聞いている。その原因は、ごぼうの根に根瘤線虫が発生し、その虫が消滅するのに、13年かかると云われている、連作する場合は、バーナーで土を焼いて殺虫する方法がある。冬場にバーナーで土を焼いている農夫の光景をみた記憶があるが、多分この作業だったのでしょう。実生のトマトや茄子は連作を嫌うが、それを避けるためには接ぎ木の苗で栽培すると良い。

農業レポート No.130 畑の耕しは早めに

2010年03月26日 07時08分40秒 | 日記
 先日、金沢の友人からツタンカーメンの豆の種が欲しいと連絡がありましたが、えんどう豆と同じ時期(11月)に種蒔きをして、今はぐんぐん大きくなる時期で、収穫は4~5月ですが、また、種は一般に販売されていません、ネットでは販売しているとか。次の種蒔きは5~6月です。
 それから、北陸は3月殆ど雨続きで、耕運機で耕す事が出来なく焦っているとの事ですが、やはり1~2月の間に畑の準備を進めておかないと、時期を逸します。
 私の場合は1~2月に充分耕し、何時でも種蒔きが出来る準備をしていたので、天気予報を便りに種を播きましたが、それでも芽が出るかです。
 大体種を播いて、2週間経っても芽が出ない場合は、あきらめて新たな種を播きます。
 昔、農業はあほでも出来ると聞きましたが、そんな事は有りません、考えながらやる事、それから連作を避けるため、畑のマップを作り毎年何を植えたか記録する事が大切、大根の隣はトマトを避ける事等、色々な問題点を考慮する事が野菜作りの基本です。畑の耕し方は、晴れが3~4日続いたと時が耕運機で耕すと経験上保水性の関係でうまく耕せる。

農業レポート No.129  季節をずらした種まき方法で無農薬野菜つくり

2010年03月25日 07時26分34秒 | 日記
季節をずらした種蒔き方法で無農薬野菜作り
●種蒔き時期調整方法
 関西方面の種蒔き適期は、春は彼岸過ぎ、秋は地蔵盆過ぎと、言い伝えられているが、無農薬栽培の場合は、虫も最も多い時期を避けると良い。
秋の種蒔きは、お彼岸ではまだ虫が活発に活動しているので、発芽した新芽は虫の餌食となり、完全に消滅する場合がある。じっと我慢して、虫の活動が衰えた頃播いた種は、無農薬でも充分に収穫出来る。キャベツの場合、春先・初秋には蝶が好んで卵を産みつけ、青虫が湧いて来る如く発生する。
店頭には美しい形のキャベツが並んでいるが、出荷までの間に10回程の農薬をかけないと、あのような姿の良い物が出来ないと聞いてびっくりした。無農薬で網状キャベツにしないためには、蝶が飛び回るのが終わり、勢いが衰える頃を見計らって、種蒔きをすると良い、このように、種蒔き時期を調整する事も、無農薬農法の一つの方法である。
●種蒔き調整による収穫期調整方法 
 種蒔き時期は大変大切で、1週間遅れると収穫が1ヶ月も遅れ、サイズも収穫量も極端に悪くなる場合があるので、注意が肝心である。
 種蒔きは、その地方の気候に大きく左右されるのはご承知の通りであるが、それと、日照量によっても変わる。
大抵の野菜は、適当な地温・水分があれば種を播いてから3~4日で発芽するものが多い。また人工的に水を散水するよりも、天然の雨水の方が発芽を促す強い力があるようだ。
 次に、一袋の種も日をずらして数回に分けて播くのは、経済的に良い。但し、封を切ったら次回播くまで充分防湿を心掛ける事。

農業レポート No.128  無農薬を心掛ける種蒔きの工夫

2010年03月24日 08時33分38秒 | 日記
● 無農薬を心掛ける種蒔きの工夫
 *虫から野菜を守ろう
野菜が自力で健全な生育が出来るまでの手助けをする方法 
 *種まき後、移植の可能な野菜の場合移植の出来る野菜
白菜・キャベツ・ブロッコリー・チンゲンサイ・菊菜・レタス・キュウリ・枝豆等は、既製のポットや発泡スチロール等に種蒔きし、適当な大きさになるまで管理して、虫・鳥から守る等、温度管理充分心がけ、適当な時期に移植する。
 *移植出来ない野菜類
大根・牛蒡・人参等、主に根菜類は路地で種蒔きし、虫がつかなくなる大きさに成長するまで防虫網等をぶせて苗を保護すること。
虫が付いた場合は、根気よく虫取りをする事が無農薬野菜作りの秘訣である。
 *その他の昆虫の防除
瓜類を移植すると、弱い者いじめの様に、成長力の弱い物に虫がよってたかって群がり、折角の苗が消滅する。
その防御は、苗の四方に棒を立て、米袋やビニール袋で囲む。虫は飛んでいる時は見えないのか、下が少々空いていても見えないみたいで、虫から野菜類を守れる。
野菜類が確実に根を張り、確実な生育を始めると、虫に負けなくなる。適当な時期に袋を外す。
 *その他の昆虫の防御
だんご虫・秋口には、コオロギが発芽したての柔らかい苗を好んで食べる。家屋の近くのポットなど一夜にして食べられるから、注意が必要。
路地の場合では、草を刈って置いておくと、コロギやその他の虫の格好の繁殖場所となり、折角播いた種の新芽も全滅する。秋口に草を刈りとった後乾燥して燃すか処分する事。

農業レポート No.127 きゅうりの苗作り

2010年03月23日 12時53分07秒 | 日記
 ●きゅうりの苗作り
 早くきゅうりの収獲をしたいなら、ポットで苗を育て、適当な大きさになれば移植すると良い。
 苗を買うと結構高いので、種まき培土(成長を促す成分が含まれている)で苗を育てると良い。培土にたっぷり水を吸わせ、種を1粒づつ1~2cmの深さにまき、日が良く当たる場所に置き水をたっぷり散水する。
 今の時期直播しても寒いから芽が出ないか、芽が出ても霜にあたると全滅する。
 今年は桜の花が咲くのも早く、そろそろ、その他の野菜の種は撒いても良い時期になりました。種を買い、袋の撒き時期を確認して撒くことを心掛けて下さい。オクラやモロヘイヤはまだまだ早いです。

農業レポート No.126 今年も無農薬野菜を育てよう

2010年03月22日 08時14分34秒 | 日記
                      
昨日は黄砂で自動車がかなり汚れまましたが、彼岸に向かい、今年の野菜つくりの作業が本格的に始まりした。ここで野菜つくりの心得をしっかり身につけ頑張って下さい。
●野菜作りの4つの心得
 ①種蒔いてくれ 
*種まき時期を誤らない、その年の気候を充分に把握する
②水くれ  
*適切な水やりを怠らない
③肥料くれ 
*肥料の適切な時期と量 
④食べてくれ 
*旬を外す食べ方をしない
 愛情をもった栽培に当たるべし、上記4項目を守らないと植物はいじけて、収穫量も半減する。
我々の野菜は無農薬野菜を栽培していますが、市販品の様な、形が整ってサイズの揃ったものは、2~3割程度しか出来ない場合が多い、形がわるく、ひどい物は虫に食われ、穴だらけだったりする。市販品のように、ざっと洗えばすぐ料理出来ると云うものではなく、悪い部分を切り捨てたり、葉の裏側の虫の卵を取り除いたり、料理する前にも手間が係る。しかし、味は最高である。野菜の本来の旨みがあり、小さくても、形が悪くても料理すれば、最高級の一品になる。穴だらけでも、虫が食べても安全なのだから、人間も安心して食べられるのだ。今年も健康保持のため無農薬野菜を育てましょう。


農業レポート No.125 チンゲン采の種まき

2010年03月21日 06時07分11秒 | 日記
 ●チンゲン菜の種まき 
 昨日に続きチンゲン采の種を播いてみました、最近暖かく、でも芽が出て霜に当たれば全滅かも知れませんが、上手くいけば大収穫間違いなし。
 原産地は中国華南で、1972年ごろの日中国交回復の時期に新中国野菜の一つとして入ってきたといわれています。
 耐暑性に強く、生育旺盛で栽培容易、葉は光沢が良く、濃緑の丸葉、葉柄は淡緑色で幅広く、肉厚、茎葉ともに柔らかく歯切れが良い、熱を加えても鮮やかなグリーンは失われず、中華料理は勿論煮物や漬物など幅広く利用出来る。
 *栽培要点
 被覆栽培を取り入れれば、ほぼ周年作に適合し、夏期は種蒔き後30日、春秋期は30~40日で収穫、幅60cm程の畝にスジ播きし、適時間引いて株間を15~20cmとする。肥料は元肥主力で、初期生育を促す、低温期の春作や秋の遅まきによる被覆栽培は塔立ちに注意する事。夏期の栽培はサンネットや寒冷紗のトンネル栽培、雨除けハウス栽培が良い。


農業レポート No.124 小松菜の種まき

2010年03月20日 08時41分00秒 | 日記
● 小松菜の種蒔き
 昨日は天気も良く、玉葱(700本)の横に小松菜の種蒔きを実施しました。
 玉葱は11月に植え6月に収穫で、畑を長期間独占しますが、畑の有効利用で横に小松菜の短期間で収穫出来るものを栽培します。
玉葱・小松菜が終われば、6月初めにモロヘイヤを予定しています、 モロヘイヤは10月末まで収穫が出来、畑の有効利用にこの組み合わせは最高です。

農業レポート No.123 ブロッコリーの種撒き

2010年03月19日 07時45分57秒 | 日記
 ●ブロッコリーの種まき
 まだ、現在昨年のブロッコリーの枝目が盛んに収穫していますが。春撒きの準備をしました、直接畑に種を撒くのは寒さで早いので、ある程度大きくなれば移植します。苗を買えば結構高いので、自分でやってみましょう。種まき培土10ℓ800円を買い、水をたっぷり含ませポットに入れ、種を2~3粒浅く撒き、日の当たる所に置き、時々水を散水する。

農業レポート No.122 レタスの芽が出てきた

2010年03月18日 05時54分32秒 | 日記
●レタスの芽が出てきた
2週間前にポットにチマレタスの赤・青の種を、種蒔き培土に播いたのが、芽が出て来ました、そろそろ畑に定植する時期を待っています。レタスは虫にあまり攻撃を受けないので、素人でも簡単に無農薬栽培出来る。彼岸が過ぎたら、種を直接畑に種を播いて、連続して収獲するようにすると、長い期間食する事が出来る。

農業レポート No.121 そろそろ人参の種まき

2010年03月17日 07時43分40秒 | 日記
人参の栽培 
人参は春撒き野菜の早い物です、そろそろ人参の栽培の季節となりました。畑を耕し準備をして下さい。
*栽培方法
1m3当たり石灰2握りをまいて土を混ぜておく、元肥の油粕4~5握りと化成肥料5握りを種蒔き10日前に施し、深く耕し土と良く混ぜておく。1m幅の畝に4条の浅い溝を付けて播き、発芽まで土を乾かさないこと。
本葉1~2枚頃から3回にわけ間引き、本葉5~6枚で株間12cmとする、間引き頃には硫安半握り酸加里入り窒素肥料1/7握りを施し、同時に中耕しして根元に土寄せ、生育中は乾かさないようにかん水する。条間に敷き藁をすると良い。
*種蒔きと収穫時期
*春蒔き・3月中旬~4月上旬 収穫・6月~7月初旬
*夏蒔き・6月中旬~7月上旬収穫
*連作について・・・3年位は連作可能
*季節に適した種を播く事
ニンジンには、春から夏まで各品種の特性を考えた種春蒔きは生育期間が短い三寸系や四寸系の早生種か中生種、ミニニンジンがよい。
夏蒔きは暑さに強く生育期間が長い五寸種や長根系がよい。