●近江の伝統野菜
前回今日野菜を紹介しましたが、滋賀県は2年前県内の伝統野菜14種類が認定され、県農産ブランド推進室は滋賀の食文化の奥深さを伝えたいと、明治以前から栽培されてきた野菜を指定され、2008年に4店舗であったが、今では28店舗まで増えたとか。
◎近江の伝統野菜14種類は下記の通りです
山田のねずみ大根・・・草津市・・尻丸大根
赤丸かぶ・・ 米原 ・・紅色が鮮やか
伊吹大根・・米原
下田なす・・・湖南市
杉田なすび・・・甲賀市
杉田とうがらし・・甲賀市
水口かんぴょう・・・甲賀市
鮎河菜・・・・甲賀市
日野菜・・・・・日野町・・原種の独特の旨みの苦み
北之庄菜・・・近江八幡市
豊浦ねぎ(信長ねぎ)・・・近江八幡市
小泉紅かぶら・・・彦根
秦荘のやまいも・・・愛荘町・・・自然の自然薯より粘りがある
万木かぶ・・高島市
●センダンの実
先日公園を歩いていたら、せんだんの実が落ちていたので拾って来たので芽を出してみます。せんだんについて、ネットで調べた記事を要約しておきます
センダン(栴檀)は、ムクロジ目・センダン科の植物の一種。西日本を含むアジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生する落葉高木である。日本での別名としてアミノキ、オウチ(楝)などがある。
特徴
樹高は5-15mほどで、成長が早い。葉は奇数2-3回羽状複葉で互生し、一枚の葉全体の長さは50cm以上ある。小葉は草質で薄い。楕円形で浅い鋸歯がある。若い樹皮は紫褐色で楕円形の小さな横斑が点在するが、太い幹の樹皮は縦に裂け、顕著な凹凸ができる。葉や木材には弱い芳香がある。
温暖な地域の、海岸近くや森林辺縁に多く自生する。背が高い上に、新芽・開花・実生・落葉と季節ごとの見かけの変化も大きく、森林内でも目立ちやすい。夏の日の午後は梢にクマゼミが多数止まり、樹液を吸う様子が見られる。
5-6月頃に、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。花にはアゲハチョウ類がよく訪れる。
果実は長径1.5-2cmほどの楕円形の核果で、10-12月頃に黄褐色に熟す。秋が深まり落葉してもしばらくは梢に果実が残る。果実は果肉が少なく核が大きい。利用は街路樹、庭木、公園樹。
- 果実 - 生薬の苦楝子(くれんし)として、ひび、あかぎれ、しもやけに外用。整腸、鎮痛薬として煎液を内服。
- 核 - 数珠珠
- 樹皮 - 生薬の苦楝皮(くれんぴ)として、駆虫剤として煎液を内服。
- 葉 - 強い除虫効果をもつため、かつては農家において除虫に用いられていた。
●生命を維持する三大栄養素とビタミン
今日は、ビタミンの必要性を述べます。無農薬の野菜を栽培して、ビタミン類を摂取し健康を維持して下さい。
生命を維持するために、パンやご飯・肉・野菜(三大栄養素)を摂取し身体を保っていますが、それに加えビタミンやミネラルの必要性です。
マゼランは長い航海の中で、部下は壊血病でどんどん死んでいく中、マゼランが耐えられたのは、ジャムを常食していたからの話は知られている。
我が国に於いては、白米が普及して米糠のビタミンB1の欠病により脚気がまん延した。英国海軍は経験的にレモンで予防できる事を知っていました、食べ物にビタミンやミネラルの必要性が分かって来たのは、つい100年前の話です。
植物は太陽により、光合成の際に起きる活性酸素の障害を除く目的でビタミンCを作っている、動物はそのビタミンを摂取して健全に生きられる。その他のビタミンも、このようにして食物から得ている。
●チンゲン采の葉っぱが鳥に食べられ全滅
昨年の年末から雪が3回ほど降り、鳥に写真のように葉っぱが食べられ全滅。
毎年、冬場は雪が降る前にネットを張るのですが、突然の雪で出来なく、鳥は雪が降ると大群で畑の野菜を食べにやって来ます、チンゲン采だけで無く、隣のツタンカーメンの豆の葉っぱも食べていますが、美味しくないのか一部に止まりなんとか成長すると思います。
鳥はチンゲン采でだけでなく、ブロッコリーの葉っぱも丸裸にされます。皆さんまだやられていない葉っぱがあれば早めにネットを・・・・・。異常気象で野菜が高騰のの中、雪により鳥の被、どこともダブルパンチで、今後更に野菜の値段が?
●赤そばの復活の取り組み
最近色々な野菜を栽培する農業を楽しむ人が増えてきました。今日は赤そばの復活に挑戦している方のお話です。
滋賀県東近江市愛東商工会女性部の方が、60年前まで育てていた、赤蕎麦の復活に取り組んでおられるとか。
赤蕎麦は赤い花を咲かせ、通常食べている白ソバより風味が強く、歯ごたえのあるのが特徴とか。
今年度は販売を開始されるとかで、是非食べてみたいものです。
京都の丹波地方の松茸は年間生産量最大期2千トンが、森の放置と松枯病で現在6トンと落ち込んでいるとか。松茸は地中の根に菌が付き発生するが生体は良く分からず栽培方法が未確立で、京都府は全国に先駆けて栽培方法に挑戦され、研究成果は後10年程で実現できると頑張っておられるとか。
方法として、木を間伐して、松茸の菌を根基に接種、森林整備の体験塾を企画(亀岡市の森林技術センター)や、若者の参加を狙うマッタケ山復活を試みる取り組みをされるとかで、早く丹波の松茸が復活してほしい物です。
前回のおばさんの料理教室でAさんがワサビ菜を持参され、胡麻和えを作って頂きましたが、ワサビ菜の一種、愛彩菜(草津市の農家が2006年から栽培を始め、辛みがあまり無い事から愛彩菜と命名されたとか)を使った新たな味わいを楽しんだとの話がありました。
先日、草津市下笠町の農作物直売所【草津あおばな館】で愛彩菜を使ったお焼きや漬けもの焼きうどん等7品が展示され審査され愛彩菜とカブや人参などのちゃんこ鍋風に煮込んだ愛彩鍋が金賞に選ばれたとか。
新産品PRコンクールはJA草津市愛彩栽培部会主催。
愛彩菜(あいさいな)と云う野菜はワサビ菜より辛みが無いそうで、またこの野菜は冬が収獲期の様で。端境期の緑黄野菜としては最高ですね。
来年は種を入手して沢山栽培したいと思います
先日、幼稚園の参観日に参加して、運動場の片隅にかぶらの簡便栽培方法をみてきました。袋栽培で移動が出来、溝の上に袋を置き、水はけが良くするなどの工夫が施してあり、もう十分実っており素晴らし実りです。子供達の教育の手本として先生方の創意工夫にびっくりしました。このような創意工夫は子供の脳を活性化して、何時までも脳裏に残り素晴らしい教育効果と思いました。
今年はこの地方も年末から3回雪が降り、車が出られない日がありますが、大変寒い日が続きます。畑にも野菜を収穫に行くのも大変で、現在収穫できるのは白菜・キャベツ・チンゲン菜・ブロッコリー・チンゲン菜・ター菜・ホウレン草・大根ぐらいです。先日大根を収穫して漬けもの様に軒下に干しておいたら写真の様に、凍りついて透明になっていました。このようになると漬けものに出来るかやってみます。
人参はそろそろ収穫が終わり、これ以上畑に放置すると、氷り食べられなくなる、そこで食べきれない物は、葉っぱは乾燥して保存食とします。
根の部分を厚さ0.5mm位にスライスして、重ならないように天日干し、3~4日で乾燥できる
少量なら電子レンジ600Wで3~4分でも乾燥出来る。
料理はポテトサラダやほとんどの料理に使える
雪の降る前に大根を抜き取り、大根の保存食を作りました、運よく次の日は雪。
大根もそろそろ収穫が終わり、これ以上畑に放置すると、氷り食べられなくなる、そこで食べきれない物は、漬けものや、葉っぱは乾燥して保存食とします。
葉っぱの保存方法を紹介します。
葉っぱを綺麗に洗い、多めの沸騰水(2%ぐらいの塩)に茎の部分を先に10秒程浸け、葉の部分と合わせ30~45秒程浸けて、冷水で冷やし、水を絞り、紐でぶら下げて約1週間干して出来上がり。完全に水分を抜く事。
少量なら電子レンジでも乾燥出来る。
料理は味噌汁の具や細かく刻んで、すり胡麻をまぶし、熱いご飯にかけ最高に美味しい。