ブーゲンビリアのきちきち日記

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「生命流域」とは何か【ピープルズ・プラン研究所ラウンドテーブル】

2011年03月07日 11時17分06秒 | お知らせ
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写真は八丈島の海です。



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【ピープルズ・プラン研究所ラウンドテーブル】
 「生命流域」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 川は上流から下流
に向けて流れますが、これを単なる川の流れとしてとらえるのではなく、上流域
と下流域・沿岸域の水と生命の循環という視点から見てみよう、という考え方の
ことです。

 工業化に突き進む下流域の経済は、上流の水を奪い、上流域の農林業を疲弊さ
せ、里山を崩壊させ、湾岸の環境を破壊してきました。労働力も上流域から下流
域に流出しました。その代わりに下流域から上流域にもたらされたものは、産業
廃棄物など、都市住民が目にしたくないものだったのです。

 今回の発言者である大沼淳一さんは、伊勢湾・三河湾とそれに注ぎ込む木曽川
をはじめとする河川の問題に長らく取り組んでこられました。その具体的な取り
組みの紹介を通じて、「生命流域」とは何か、自然の再生と経済成長の関係はど
うなるのか、といった問題について、ともに考えたいと思います。ぜひお集まり
ください。

◆日時:3月11日(金)18:30~
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費:500円

<発言者>
大沼淳一さん

<プロフィール>
 名古屋在住。かつて愛知県環境調査センター主任研究員として川・湖・海など
の水質・プランクトンなどに関する調査研究に従事。同時にセメント公害や産廃
問題、公害輸出問題などで被害住民を支援する技術者として活動。名古屋オリン
ピックや愛知万博に対する反対運動、野宿労働者救援運動などにも参加。「みた
け・500万人の木曽川水トラスト」監事、高木仁三郎市民科学基金の選考委員な
ども務める。昨年10月に名古屋で開かれた生物多様性条約第10回締約国会議
(COP10)に向けては、「生物多様性条約市民ネットワーク」運営委員として活
躍した。

<参考文章>
CBD市民ネットポジションペーパー生命流域作業部会からの提言

大沼淳一「環境および科学技術についてのオルタナティブ」『季刊ピープルズ・
プラン』50号
大沼淳一「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で起きたこと、見えたこ
と」『季刊ピープルズ・プラン』52号

<主催・お問い合せ先>
ピープルズ・プラン研究所
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749
ppsg@jca.apc.org
http://www.peoples-plan.org/jp

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