ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

キャンプ座間デモ「オスプレイも基地もいらない」11・17

2012年11月19日 12時16分14秒 | キャンプ座間
11月17日土曜日はキャンプ座間のデモ、毎月第3土曜日です。
残念ながらわたしは参加できませんでしたが、みなさま雨の中お疲れさまでした。
写真はブログ「バスストップから基地ストップの会」から使わせていただきます。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/stopfromstop/

以下申入書を転載させていただきます。



申し入れ書

在日米軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 マイケル・ハリソン少将様
座間分屯地司令 山崎義浩様
陸上自衛隊・中央即応集団司令部司令官 日高政弘様

かつて、ベトナム侵略戦争を始めたアメリカのもと、南ベトナムのゴ・ジンジェム政権はアメリカ以上に国民を迫害し、大統領の妻は、その圧政に抗議の焼身自殺をした僧侶を、バーベキューといった。この政府を、アメリカの傀儡政権といった。要するにアメリカの操り人形である。この言葉を聞かなくなって久しいが、自民党から民主党に変わっても、国民不在の日本政府はまさにアメリカの傀儡政権そのものです。アメリカにとってこんなに都合のいい政府はありません。
米国から岩国へ、そして世界一危険な沖縄の普天間基地へのオスプレイの強行配備後、約束違反の夜間飛行や危険飛行を繰り返しているアメリカ軍。そこに来て10月16日、沖縄でアメリカ兵による強姦事件が起きました。日本の国民を守らないアメリカの傀儡政権の防衛省はまともな抗議もしない中で、アメリカ軍は、お決まりの「綱紀粛正」をはかり「夜間外出禁止令?」。そんなものでこのアメリカ支配の構造がなくなるなどと思っている人など一人もいません。基地の存在そのものが原因なのですから。それから半月後の11月2日未明、泥酔した米兵が民家に侵入、破壊、寝ていた中学生に暴行。怒りに身震いします。オスプレイの低空飛行訓練ルートは伊方原発のある四国地方をはじめ全国に及び、この厚木基地も拠点にするなど到底許されません。
オスプレイの名の由来たるミサゴという鳥は、神奈川県内の川にもいるという。垂直に下降しえさをとる凛とした鳥である。この醜悪で不吉な人間の欲望の集約された危険極まりない代物である垂直離着陸輸送機にネーミングされてはミサゴが気の毒です。
ことほどさように、現代では、名が体を現さない。安全は危険。平和は戦争。人命第一は人命犠牲。防衛は攻撃。こんな不信感が横行する世の中にしてしまったのはだれでしょうか。それは私達でもあります。私達の無関心無気力が、沖縄の犠牲、福島原発の過酷事故の犠牲をここまで大きくしてしまったのです。しかし私達は気が付いています。
67年前の敗戦にいたる戦争への道にアジア各国の人々はじめ多くの人命を犠牲にして、自国民を死の苦しみに至らしめた戦争責任者に責任を取らせず、次なる支配の構造に利用したのはあなたの国アメリカです。アメリカ政府は、何をやってもその責任を取らない日本政府を巧妙に利用して、世界では許されない(アメリカ本土でも住民の反対で飛行を中止した)危険な、人命を犠牲にするオスプレイ配備や、米兵の犯罪を温存させる日米地位協定を利用しています。
昨年の3・11以降、私達にもあなた達にも、高濃度の放射能が降り注いでいるのは、核実験を何千回も繰り返し世界中に放射能を撒き散らし、その影響も調べつくしているアメリカは、よくご存知でしょう。しかし福島原発事故の大きな大きな犠牲のもとに、大きなツケを払って、私達は一から、命というもの、平和というもの、お金より大事なものがあるということ、民主主義、人権といった、教育でもどこでも教えられなかった生きるために大事なことを学びなおしています。嘘やごまかしに惑わされない人々がこの国の津々浦々から立ち上がってきています。アメリカ軍は世界中から撤退を余儀なくされるでしょう。あのベトナムから撤退したように。災いをもたらすアメリカ軍と、国は軍事力で守ろうとしている自衛隊が、そのことに気付けば、今なら引き返せます。被爆国に原発を巧妙に売りつけて福島事故の元を造ったアメリカ。私達は原爆と原発は同じことを知っています。
日本に原発をこれ以上押し付けるな!オスプレイも、基地も米兵ごとすべて持ち帰れ!自衛隊は災害と人災から命を守る組織として生まれ変われ!
2012年11月17日
「バスストップから基地ストップの会」とデモ参加者一同



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