ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

犬猫引き取り有料化で激減 沖縄

2009年12月29日 19時36分55秒 | 沖縄
沖縄タイムスの、こんな記事も気になります。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2009-12-29_1113/

以下転載__________________

犬猫引き取り 有料化で激減 10月以降 県まとめ

飼えなくなった犬や猫を県内の保健所や県動物愛護管理センターが引き取る際の有料化が始まった今年10月1日以降、犬の引き取りが以前の3分の1以下、猫は16分の1まで激減していることが28日までに、県のまとめで分かった。県は「(有料化で)安易な引き取りを防ぐ目的は一定果たした」とみる。専門家も引き取り減少を評価。一方、野山への放置が増える懸念もあり、「さらに詳しい実態把握も必要」と指摘した。(黒島美奈子)

 県薬務衛生課は10月1日から「引っ越しで飼えなくなった」「妊娠したが子犬や子猫はいらない」という安易な理由による引き取りを防止するため、これまで無料だった飼い犬や飼い猫の引き取りを有料化した。

 結果、今年7~9月に月平均95頭あった犬の引き取りが、有料化直後の10月は27頭、11月も29頭と3分の1以下。猫は今年7~9月の月平均83頭だったのが、10月5頭、11月4頭と激減している。

 犬の引き取り頭数は漸減の傾向で2008年度1845頭、猫は横ばいで同981頭だった。県は07年度の犬や猫の殺処分1万435頭を10年後に半減する計画を立てており、担当者は「有料化の目的は殺処分の減少。引き取り減少後、放置などによる保健所の捕獲が増えたという報告もなく、今後の推移を見守りたい」と説明した。

 全国でも有料化に踏み切る自治体が増えている。

 県の調べで今年10月1日現在、犬や猫の引き取りを有料化しているのは40都道府県で、「有料化の予定がある」のは6県。

 すでに有料化している都道府県のうち引き取り頭数が減ったのは16カ所。増えた県はなく「変化なし」は5カ所だった。

 日本愛玩動物協会県支部の宮城直子支部長は、県動物愛護管理センターに持ち込まれる犬や猫を新たな飼い主に渡す譲渡会に毎週参加。「新たな飼い主が見つからない犬や猫を多く見てきた」と心を痛める。

 安易な持ち込みの抑止策として、数年前から有料化の必要性を指摘してきた。「有料化は無駄な殺生をなくす一つの方策。根本解決には動物の命に対する県民モラルの向上が必要」と話した。

[ことば]

 引き取り有料化 県動物愛護管理センターなどで飼い犬や猫を引き取る際に徴収する手数料。犬は成犬体重30キロ以上3500円、同30キロ未満2500円、子犬500円。猫は成猫2500円、子猫500円。




人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る