ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

キャンプ座間に陸上自衛隊中央即応集団司令部、移駐!写真35枚

2013年03月26日 17時58分06秒 | キャンプ座間
キャンプ座間に3月26日9時、陸上自衛隊中央即応集団司令部(CRF)が移駐してきました。
以下、キャンプ座間正門前で、市民団体による抗議の申し入れがありました。
写真は「バスストップから基地ストップの会」の女性たちを中心に、35枚選びました。



毎月デモをやっているので、顔見知りの座間警察が
「横断歩道で立ち止まらないで」というので、歩く事にしました。












陸上自衛隊の写真係の若い皆様が楽しそうでした。
アメリカと一緒になって、戦争に行かないでねと、言いました。
すなおに、はい、と言っていました。








時間を少し遅れて自衛隊入場のセレモニーが・・・マスコミがすごいです。
NHKには、ちゃんとニュースで流してくださいね、と言いました。
カメラマンがこのときはいましたが、午後1時の申し入れのときには遅刻しました。




こんな展開になるとは予想していませんでした。
座間警察が立ち止まるなと言ったから、歩いているのです。








































4団体が申入書を読み上げました。
後で転載します。















お疲れさまでした。

自衛隊を歓迎しない人々と、日の丸を振って歓迎する人と、どちらにせよ、
それぞれに意見の違い、見解の違い、さまざまにあっていいと思います。

ただ、「日米軍一体化」は戦争をする事が前提になっているという事が、
どこまで実感として、わかっているのでしょうか。

殺したり殺されたりする事は、あってはならない事だと、私は思います。
自衛隊は憲法違反だと思うけれど、もはや日米安保と地位協定の下に憲法があります。
憲法九条の戦争放棄は、この若い自衛隊のみんなのために、あるのではないでしょうか。

自衛隊がアメリカの言いなりに海外へ行って、
殺したり殺されたりしない事を祈ります。

陸上自衛隊のキャッチフレーズ、守りたい人がいる陸上自衛隊・・・それは詭弁です。

自衛隊は憲法によって、守られるべきです。自衛隊の役割を見直したらいかがでしょうか。




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おまけ

CRF 防衛省陸上自衛隊中央即応集団  動画12分

http://www.youtube.com/watch?v=acV4PInY5IE


[20091114]米陸軍&陸自xキャンプ座間x2:徒手格闘術デモ(12:45)

http://www.youtube.com/watch?v=M67d6ttMl4g&NR=1&feature=endscreen




申し入れ書

陸上自衛隊中央即応集団司令部司令官   日高政広殿

陸自中央即応集団司令部の座間キャンプへの移駐に反対し、本日の司令部開設式に抗議します。
私達は座間市、相模原市とその近辺に住む市民です。私達は、米軍再編の中間報告により米陸軍第一軍団司令部の座間キャンプへの移駐に反対して、2005年11月30日から毎週水曜日に座り込みを始め、この3月20日で380回目、2006年4月からのデモは84回を数えましたが、平和を願う私達の思いは一向に届かず、今日の日を迎えてしまいました。

座間市は、昭和46年に自衛隊を受け入れるに当たり、反対運動の末に『これ以上の基地強化はさせない』という国との約束があります。
第2次大戦後も世界各地で戦争をし続けてきた米国が、国家予算に占めるその巨額の防衛費の背水の陣の削減を迫られる中で、第一軍団司令部は当初の300人規模の移駐という予定から、前方司令部への縮小になりました。
このたびの中央即応集団司令部は、立派な庁舎、隊舎、そして市民に帰されるべき返還地に、
250戸の家族宿舎という、基地機能の拡大強化を進めてきました。

あなた達のホームページを見ますと、『CRF司令部の座間移転について』の中で座間移転による日米の連携強化のため『中央即応集団は、日米が「共」に「友」として、そして隊員、家族、地域の皆様ともに明るい未来に向かうため「共に先駆ける未来へ」をモットーに移転を準備してきた』とあります。きれいなことばに私達は惑わされません。

私達は3・11の原発過酷事故を経験し、今も放射能にさらされ続け、被災した県民の大震災からの復興が遅々として進みません。安倍内閣は福島を切り捨て、沖縄を切り捨てて、戦争をする国へと平和憲法を改悪しようと強力に進めています。そのような状勢の中で、この座間の地にやって来たCRF の果たす戦争への役割の大きさははかり知れません。もうきれいなことばやごまかしはたくさんです。戦争の司令部は、この座間にも、日本にも、世界中にいりません。座間キャンプは市民にそっくり返してください。子ども達が心から平和に遊べる公園に返してもらいたいのです。せっかく第一軍団司令部が小規模なものになっても、自衛隊が大々的にやってきては、私達の平和な座間への願いが粉々に打ち砕かれ明るい未来がさらに遠のきます。
どうぞ自衛隊は、その迷彩色の制服と武器を捨て、東日本大震災で見せてくれた力を発揮し、真に頼れる災害救助のために、出直してください。
核の時代に生きる人類には、武器で争っている時間はありません。次の過酷な大震災があれば日本は立ち直れないのは、私達より被災現地に行かれた皆様がよくご存知でしょう。広島、長崎の原爆、沖縄戦、東京やその他の都市の大空襲、そして福島の原発事故を経験した日本は世界の危機を平和な手段で救える立場と使命があると思います。

                2013年3月26日
バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同






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1 コメント

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Unknown (けんけん)
2013-10-22 08:16:50
この様な運動をなさっている方の中には、闇雲に他を認めない方が多いのですが、意見の違いが有る事を認め少人数でも一生懸命活動なさってる姿に好感がもてました。
頑張って下さい。
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