ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

信頼性のある測定器の紹介(たんぽぽ舎)

2013年05月08日 22時17分33秒 | たんぽぽ舎
写真は道路から見えるように出しているStop 再処理。
きょうも午後、草むしりをしていたら、通りがかりのおじさんが、
ニコニコしながら会釈して行きました。こちらもニコニコしてしまいましたが、
このプラカードの下には、ぴょんきちがいたので、猫に反応しただけかもしれません・・・
ちょっと専門的でしょうか。今度は脱原発にしましょう~


以下、たんぽぽ舎から転載__________

┏┓
┗■1.メールマガジン読者より、放射能測定器について質問がありました
 └──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎)

お答え致します。

質問
 一般の人でも手軽に測定できる信頼性のある測定器(環境、食品それぞれに対
応するもの)をホームページやメールマガジンで紹介してほしい。

回答
おおまかに説明すると、
◇環境中の放射能(空間線量)を測定するのは、
1.ガイガーカウンター(環境中の放射能、特にガンマ線を全て検知します-検
 出器はGM計数管)があります。小型のもので価格は、2011年3月の事故後、
 1台7万円程度でしたが、今では1万7000円ほどで販売されているようです。
 1時間あたりのマイクロシーベルトで表示されます。
2.環境中の放射能(空間線量)を測定するのは、もう1つ、15万円前後の測定器
 は、ガンマ線の検出にシンチレーション検出器を使っているものもあります。
 基本的にセシウム134、セシウム137を中心に測定するよう調整されてい
 ます。 1時間あたりのマイクロシーベルトで表示されます。
 たんぽぽ舎にある測定器は、1の製品もありますが、2では、クリアパルス株
 式会社のA2700(Mr.Gamma)とHORIBA製のPA-1000(ラディ)。(測定上限
  はどちらも9.999μSv)
 もう1つは、「たんぽぽ」(1台約28万円から30万円)といって、1インチのシ
 ンチレーション検出器を使っています。これは、1分間あたりのカウント数を
 表示します。測定上限は1と2の製品の10倍です。
 
◇食品の放射能を測定する機器は、大きく分けると微量放射能測定器(NaI検
 出器)とゲルマニウム半導体検出器の2つになります。
 たんぽぽ舎に設置してある食品の放射能測定器は、NaI(ヨウ化ナトリウム
 シンチレーション)検出器を使っているもので、重量は鉛や鉄のシールド(自然
 界の放射線をできるだけさえぎるため)を使っていますので400kgあります。
 価格は、1台480~550万円ほどです。

◇食品の放射能測定の概略は、測定物(食品や土壌)をマリネリ容器に詰め込み、
シールドの中に入れます。測定物から放出される放射線がNaI検出器を通過
するときに発生するわずかな光をつかまえて、分析(マルチチャンネルアナライ
ザにより)し、ヨウ素131やセシウム134、セシウム137などの核種別に
振り分け、放射線の量を数えます。その分析データをパソコンで見やすい画像
にしたり、ベクレル表示に換算、保存(記録、記憶し)やプリントアウトします。



最新の画像もっと見る