↑ 1日目山頂の様子です。
今回の登山の日程は
4月28日(金) 夕食を終え身支度。午後10時 登山口に向けて出発。
車中泊です。
4月29日(土)蝶ヶ岳山頂に向け三股登山口より
4月30日(日)当初の予定では常念岳経由し登山口三股に戻り帰宅
のつもりで出発。
登山口は以前ベンツでソロキャンプに偶然訪れたことのある
須佐度キャンプ場の奥へ20分ほど林道を走った所にあります。
大まかなお山の位置。
出発から約2時間30分
午前0時30分に登山口駐車場に到着。
午前1時頃にはPOLOの狭い荷室。寝袋にくるまって就寝。
翌朝午前5時頃起床。
↑ 早朝の駐車場の混み具合。70台駐められます 早朝の時点では15台くらい駐まってました。
午前5時40分頃 登山口へ向けて出発。
午前5時50分 登山口に到着
早朝から係の人?がいて 登山届けの提出を促しますが
私はすでにネットで電子届け出をすませてあるので
登山道の様子を少しうかがっただけでいよいよ登山道に入ります。
登りだして30分弱で 有名なゴジラの木に到着。
写真だけ撮って登っていきます。
↑ 今回登る予定の常念岳と前常念岳が 木々の間から見られました。
1時間ほど登ると雪が出てきます。
登山道が完全に雪に覆われた頃 アイゼンを着けてひたすら登ります。
今回の登山ルートです。(結果的には常念岳へは登らず 途中で引き返してきたのです) ↓
上の地図画像のCの辺りは 登りがきつく 雪も柔らかい状態。
アイゼンも効きにくく ほぼ四つんばいになり登りました。
5mくらい登っては 『はぁ~はぁ~』 一旦止まって また登るの繰り返しです。
気温は0℃位で森林限界から上は 風もあるのですが 息もきれて暑いような状態。
じっとしていると汗が冷えて急に寒くなるので注意が必要です。
(と言っても急登の中では休憩するような場所がありません。立っているのがやっとの所ばかり。)
午前11時10分
約5時間20分かけて 蝶ヶ岳ヒュッテ上のテント場に到着。
山頂はここから200m程いったところが山頂です。(どこが山頂だかよく知りませんでした。)
トップ画像が山頂の様子です。
ついた頃は強風で風を遮る物のないテント場ですので
みなさん雪を切り出して 上手に壁を作って風よけに。
その囲いの中にテントを張ります。
私はこの強風の中 上手く雪で壁を作ったりする自信がなくどうしようか・・・・。
ちょっと悩んでいるとさらに風も強くなり吹雪いてきました。
(以前の木曽駒ヶ岳山頂の風より強く感じました)
今日の午後は天気が崩れるという予報もありました。自宅近くでは急な雷雨もありその後は寒気で冷え込んだそうです。
とりあえず 山小屋に行って暖まらせていただこうと 小屋へ。
小屋ではストーブが炊かれ暖かいです。まだ午前中でお客さんも少ない状態。
アイゼンを脱いでザックを下ろし小屋には行ったら
『今日はテント泊止めて 小屋に泊まろう』 即決でした。
テント泊の用意をしてきたので自炊道具や食料も持っているにもかかわらず
『夕食付きで』 と言ってました。
受付を済ませて待っていると 今夜のお部屋(うそです。寝るスペースです)に案内してもらい
今回は1畳に一人づつ寝られそうです。(このスペースで2人分です)
ザックを廊下においてお昼ご飯にラーメン800円を注文。(食材あるのに自分で作ればいいのにって感じですが・・)
(ラーメンの画像取り忘れて完食してしまいました。)
談話室で焼酎のお湯割りとおつまみ 雑誌や単行本で ぼんやりした後
寒いしちょっと寝ましょう と横になっていると
窓際にスペースで暴風が辺り窓ががたがた鳴っています。
しばらくして窓からテント場を覗いてみると 猛吹雪でテントの陰も形も見えません。
『山小屋に泊まることにしてよかったぁ』とほっとしました。
しばらく布団の中でうとうと 午後3時頃目が覚め
再び談話室へ。
外が明るくなってきたので ちょっと寒いけど散歩がてら景色でもと思い外に出てみました。
この時点では山頂ってよく分かっておらず テント場か南の方に少し登ると
今度は
小屋の北側に見える石の灯のような物の方へ
『瞑想の丘』のレリーフでした。
↑ 穂高連峰も雲の中。せっかく良い景色を期待したのに残念です。
散歩からもどってしばらくすると
午後5時30分
夕食の時間
『食事の用意が出来ました。注文いただいた方食堂の方へお入り下さい』
と言うことで 初めても山小屋泊(実際は中学生の頃富士登山で 何合目かの山小屋素泊まりしたことはありますが)
初めての山小屋ご飯です。
山の上にもかかわらず大変豪華な食事で 美味しかったです。特に鯖のみそ煮が最高でした。
満足満足。
夕食をいただいた後は またまた談話室で焼酎のお湯割りと雑誌、単行本で過ごしました。
人見知りの私は 山小屋の中で見知らぬ人と会話をすることもなく過ごしたのです。
他の方は割とどこから登られたんですか?
とか
明日はどうされますか?
こんな山でこんな事経験しました。
など話されていました。
同じ登山客同士いくらでも話すことはあるんですけどね。
夕食から1時間ほどして
午後7時頃
私はそそくさと寝ぐらへ向かい 布団にくるまって寝ることに。
布団の中では
明日は早起きして 食事をし 常念岳経由登山口の三股へ戻ろうなどと考えておりました。
午前5時頃出て 常念岳
常念岳へは夏道で4時間 かかります。一生懸命歩いて4時間ちょっとはかかり
さらに下山も4時間以上かかります。
休憩を入れると順調に行って 休憩や昼食も入れると 午後3時頃の下山になりそう。
寝るところは非常に寒く(テントよりはましですが)0℃位だったと思います。
寒かろうが何だろうが布団にはいるとすぐ眠りに落ちてしまう なごやか です。
おやすみなさ~い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます