上村典子歌集『手火』 2008年11月16日 | 新刊歌集・歌書 外(と)にも出よ触るるばかりに母のゐて教へたまひしやしやぶしひかる 秘め続けている夢や、言葉や、思いを燃やす小さな炎。手火のもつかすかなあかりは、亡き母への思いに沈む作者の心の闇を和らぎ、前へ導くひかりとなる。 46版上製2首組 2625円税込 « 有松壽彌歌集『君ここに来ま... | トップ | 短歌往来2008年12月号 »