2014年のアメリカ映画
リー・ジャニアック監督(女性)
かなり惜しい映画でした。
◆兎に角スリーポイント
1.何か分からない恐怖が堪らなく良い
2.最初の25分は我慢するべし
3.最後の15分はなかったことにすべし
粗筋としては、新婚のカップルが、
妻の別荘にハネムーンで来て、
最初は冗談を言い合ったり、
無邪気にイチャついたり、
セックスをしたり、普通の幸せな二人。
それがある日の夜中に妻がいなくなり、
森の中に裸で佇んでいるのを夫が見つけてから、
妻の様子が恐ろしく急変する。
コーヒー豆を直接湯せんしたり、
フレンチトーストにバターひかなかったり、
鏡に向かって独り言を言ったり、
ノートに自分の名前を何度も書いたり、
夫の営みの要望を拒否し続けたり、
夜中にまたどっか行ったり、
内ももに噛み跡があったり....。
もうめっちゃ恐い。
自分の奥さんがこんな事になったら、
マジで戦慄してしまう。
予告編も見ていなかったので、
殺人鬼が出るのか、猛獣が出るのか、
心霊系なのか、精神系なのか、
全く分からない状態で観たのも大きかった。
だから予想がつかない状態で、
45分間ぐらいドキドキしながら観てた。
パラノーマルアクティビティに通ずる恐怖。
ここまでは良い。最初の25分はただの
イチャイチャを見せられるだけだけど、
そこからの45分は素晴らしく恐い。
そしてラスト15分。もうここまでは
90点ぐらいいっちゃうんじゃないかって
大きな大きな期待感をもっていたけど....
結果、
なんじゃそりゃ!?
っていうオチでした。
何なんやろ。
制作陣、途中で飽きたんかな?
というわけなので、惜しい映画でした。
やっぱ9回無失点ってわけにはいかんね。
9回裏10点差をひっくり返された気分。
ちなみにHoneymoonということで、
妻の名前はBeeでしたとさ。