気ままに

吉田雅夫のブログです。染色・版画・料理・パソコンなど、気ままに記録しています。

シルクスクリーン 製版 木枠を再使用

2015年12月09日 | 製版

使用したスクリーンは、紗を剥がして再使用しています。

感光膜の剥離は、架橋が進んでいると難しいです。
最近、続けて製版に失敗しましたが、水洗直後なら剥がしやすいと思います。
ただ、失敗することを想定して剥離剤を常駐させていません。

紗の剥離は、紗張りに使う薄め液を塗って剥がします。
仮枠は簡単に剥がせますが、本枠はテンションをかけて張っているので、接着剤層に紗がめり込んでいるので剥がすのに力が入ります。

木枠を再利用するのに留意するのは、感光乳剤を木枠になるべく付けないことです。
感光乳剤が流れ、木枠に大量に付いてしまったものを剥がしたところです。


感光乳剤と紗がブロックして、接着剤に薄め液が浸透せず剥がせなくなります。
ペーパーやすりで物理的に取らざるをえません。