1 チャクラ
2 Joy Trip
3 Dreamland
4 サンライズ
5 UNITY
6 Sky
7 弁慶&牛若丸
8 1001Nights
9 Passista de Samba
10 Okay
11 なごり夏
12 Better Days
13 MY WAY
14 Melody ~night fly~
15 SILENCE
16 モノクローム
17 Funky Freaks ~DJ HI-KICK's Play Ground~
18 オアシス feat. Diggy-MO' (SOUL'd OUT)
ディスク 2
-DVD-
1 モノクローム
2 1001Nights
3 Joy Trip
4 ユートピア
5 UNITY
6 Sky
7 Dreamland
8 サンライズ
9 オアシス feat. Diggy-MO' (SOUL'd OUT)
10 Better Days
2008,04,23
フォーライフミュージック
DVD付き, 初回限定盤, グレイテストヒッツ,
もう本当に最高すぎて適切な言葉が見つからない！！
でもこの気持ちをレビューとしてここに記す。
結成9年目、デビュー7年目にして初のベストアルバム。
BKの歴史を感じられずにはいられない、究極の一枚。
最近はデビューして半年とかでベストを出すアーティストもいる中、
「今」リリースというのにはBKにとってかなり意味があると思う。
普通はベストアルバムって、今までのシングル曲を集めたものが多いけど、
BKはやっぱり違う。
シングル曲、アルバム曲、どの曲も心の底から深く深く自信をもって世に発信してきた曲だから
収録する曲数が限られてしまう「ベストアルバム」という形でリリースすることに初めは戸惑ったという二人。
でも、5枚のアルバムをリリースして、第一ラウンドを消化しきった感があるという。
初期の2枚のアルバムでは、HipHop,R&Bという音楽性に、自分の内面のいら立ちや不安を排出物のように吐き出していた。
でも3枚目～５枚目を、コンセプチュアルなアルバムにしたことで、普段の自分たちからでは生まれないような曲を作る事ができて、引き出しを増やし続けたBK。
自分たちのルーツであるブラックミュージックをベースにもちながらも、ロック、カントリーなどあらゆる音楽を自由自在にミックスし表現してしまう、探究心とスキルに溢れたアーティストだからこそできる音楽的幅の広さ。
SOUL'd OUTのDiggy-MO'をfeatして話題になった「オアシス」
FM802のヘビーローテーションになった「サンライズ」
コカコーラのCMタイアップになった「Dreamland」
このアッパーなノリいい３曲のヒットでブレイクしたからこそ
BENNIE Kというアーティストにもつイメージは一般的に
「元気いっぱいの曲を歌う、英語ができてテンションが高いシンガー＆ラッパー」
だけどBKの昔からの曲を全て聴くと分かるように
人間だったら誰もがもつ一瞬一瞬の気持ち、つまりリアリティーがある音楽を表現することにこだわってきた二人。
デビューして3年間は、全く成果が出せず、公共料金さえ払えなかった。
消極的な曲も沢山ある。
もう音楽ができないかもしれないという状況にも陥った。
苦しくて、毎日泣いていた。
そんな状況で「オアシス」「サンライズ」というめちゃくちゃ前向きな曲を作った。
どうしても音楽がやりたい。音楽を心から愛している。
自分たちには音楽しかない。
そしてやっと少しずつ光が見えて来た時。
自分たちには色んな気持ち、色んな感情があって、今こうして音楽をやっている！！！！
そんな風に強く思う彼女達は、この偏ったイメージをくつがえしたかった。
だからこそ、「Dreamland」の次に出した曲は、自分たちの弱い内面をさらけ出した「Sky」。
自分たちは明るいだけじゃない！
その後も新曲をリリースする度に、BKにしかできない新しい音楽で自分たちを表現している。
「常に新しい事をして、ワクワクしていたい。昔の曲は良かった。。と言われるのが一番辛い。」
そう言う二人の挑戦的精神と、素晴しい人間性にこれからもずっと付いて行きたいと強く思う。
私の感情一つ一つに共感してくれる。
励ましてくれる。
背中を押してくれる。
どうするべきか教えてくれる。
新しい気持ちをくれる。
BKの存在、曲は、私にとって本当に大きなもので、
出会ってなかったら、今とは違う自分がいると思う。
人生において。。と言っても過言ではないほどの
大きすぎる存在。
そして今回のベストアルバム
「BEST OF THE BESTEST」
タイトルにも現れているように、ベストの中のベスト！
最高傑作！
曲順から伝わるメッセージ。
深い歴史と、過去から現在の、気持ち的な成長。
第二期のBKを想像させる新曲「チャクラ」を一曲目にもってきたところ。
敢えて、デビュー当時の３曲を入れていないところ。
通じる部分がある、１枚目のアルバム曲「SILENCE」と最近の曲「モノクローム」を続けて収録した意味。
「オアシス」で終わるところ。
BKの気持ちがものすごく分かる。
痛いほど伝わる。
もう絶対に抜け出せない。
BKの魅力にどっぷり浸かった中毒者。
新曲「チャクラ」を世界中の人に聴いて欲しい。
こんなありえないミクスチャーを、大阪と佐賀出身の日本人二人が奏でている事。
メディアにはほとんど出ないけれど、日本が誇るべきアーティストや。
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