拾い読み★2016-127

【パ・リーグ 楽天８―１５ロッテ （5月5日 コボスタ宮城） 】



「こういう時はベテランですね」／伊東監督
　７－８の９回に打者１４人で８点を奪い逆転勝ち。打線組み替えが的中したロッテ伊東勤監督のコメント。
　「よくひっくり返してくれた。（井口は）代打で行く時は一振り。こういう時はベテランですね」。

ロッテ四転び五起き９回一挙８点、代打井口がＶ打
　ベテランと若手が融合し、ロッテが連敗を３で止めた。７－８の９回に打者１４人で８点を奪い逆転勝ち。打線が計４度のビハインドを追い付き、最後に突き放した。９回の決勝打は、井口資仁内野手（４１）。球界野手最年長が代打の一振りで２点を勝ち越すと、２年目の中村奨吾内野手（２３）が３号３ランで続き、楽天の守護神松井裕をＫＯした。
　とっておきの切り札の登場だ。９回、ロッテは清田の適時内野安打で追い付き、吉田が四球を選ぶ。塁が埋まり「代打井口」がコールされた。四球直後の初球、高く浮いた１４７キロだった。楽天松井裕の投手心理を見透かしたようなスイングで、左前へライナーで運んだ。２点を勝ち越し、塁上で大きくガッツポーズした。「ストライク３球、チャンスがある。代打の時はとにかく見るよりも、どんどん行くこと」と、王道の心構えを説いた。
　隙のない準備があった。４回からベンチ裏で素振りを開始。出番に備えた。実は、三度目の正直だった。まずは６回１死一、二塁でネクストに立ったが、前打者の三振と三盗失敗の併殺で出番は回らず。９回も清田の打席でネクストに立ったが、同点に追い付き、いったん下がった。ただ、満塁となり、「気持ち的に一番良い場面」ですぐに再登場。出たり入ったりも「いつ呼ばれてもいいように。今日の仕事は、そこしかない」と頼もしかった。
　そんな大ベテランの姿は、２年目の中村にとって「準備の仕方。ベンチでも声を出される。去年から見てました。今日は一発で決めた。集中力がすごい」と学ぶところが多い。７回に頭部死球を受けた中村も集中力を切らさなかった。井口に負けじと、９回には３ランを放ち計４安打３打点。痛みに負けないガッツに、井口は「気持ちで何があっても出て欲しいし、出ないといけない選手」と目を細めた。世代を超えた戦力が１つになり、打ち合いを制した。【古川真弥】

伊東監督９回８点「最初から打って」爆勝15点
　ロッテが今季最多タイの１８安打で１５点を奪い、連敗を３で止めた。
　８－８の９回１死満塁で代打の井口資仁内野手（４１）が左前へ決勝の２点適時打を放った。楽天松井裕の初球を捉え、「甘い球を行こうと。チームの流れも来てました」と話した。
　６回以降で１４得点。伊東勤監督（５３）は「こんなに後半打つなら、最初から打って欲しいね」と言いながらも、連敗ストップに笑顔だった。

ロッテ15点大勝　９回一挙８点逆転、井口決勝打
　楽天は２回１死三塁から松井稼の左犠飛で先制した。ロッテは３回２死二塁から、加藤の中前適時打で同点に追い付いた。
　楽天は４回にウィーラーの２ランで勝ち越し。ロッテは６回にナバーロの中前適時打と清田の内野安打で同点に追い付いた。
　ロッテは１点を追う９回表、清田の適時打で同点。井口の適時打で勝ち越すなど、この回８点を奪った。楽天は松井裕が１敗目。
(以上　日刊)



ロッテ　９回一気８点で逆転、１５点爆勝　楽天松井裕６失点炎上
　ロッテが１８安打１５得点で楽天との打撃戦を制し逆転勝利、連敗を３で止めた。
　試合は点の取り合いとなり、４―４で迎えた７回にデスパイネの適時打とナバーロの犠飛で勝ち越したが、直後に楽天はウィーラーの５号満塁弾で逆転した。
　８回にロッテは根元の１号ソロ、加藤の適時打で７―７の同点とした。楽天はその裏、松井稼の２号ソロで勝ち越し、９回に守護神の松井裕を送り込んだ。ロッテは松井裕に集中打を浴びせ清田、代打井口の適時打、中村の３号３ランなどで６点、代わった石橋からも２点を奪って一気に逆転した。
　楽天は先発のブリガムがリードを守れず６回で降板。９回の８失点が大誤算で、逆転負けを喫した。
(スポニチ)



ロッテ　楽天とのシーソーゲームを逆転
　ロッテが連敗を３で止めた。７－８の九回に相手の抑え・松井裕を攻め、清田の同点打と代打・井口の２点適時打で再逆転に成功し、中村の左越え３号３ランなどでこの回８点を奪った。
　１番打者の中村はこの日４打数４安打３打点で、四死球を挟み前日から８打席連続で出塁した。
　ロッテは０－１の三回に加藤の適時打で同点。１－３の六回はナバーロの適時打と清田の適時内野安打で再び同点。七回は楽天の２番手・福山の危険球退場を挟み、１死満塁からデスパイネの適時打とナバーロの犠飛で２点を取り勝ち越し。
　５－７の八回は根元の１号ソロと加藤の適時打でまたも同点とした。先発・涌井は七回途中７安打５失点。
　同点後の１死満塁から、代打で左前へ決勝２点打を放った井口は、「つないでもらってチャンスをもらったので何とか返したかった。全員が頑張ってあそこで１本のヒットが出た。松井（裕）君はいいいピッチャーなので初球からいった。連敗していたのでいい勝ち方ができて良かった。明日から？勝ちますよ」などと語った。
　楽天は土壇場でカード３連勝を逃した。二回は松井稼の犠飛で１点を先制。１－１の四回はウィーラーの４号２ランで勝ち越し。３－５の七回はウィーラーの左越え満塁５号本塁打で１度逆転。
　７－７の八回は松井稼の２号ソロで勝ち越したが、九回に大きく逆転された。先発・ブリガムは６回７安打３失点。
(デイリー)

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ロッテ、１点追う九回８点逆転！頭部直撃死球の中村がド根性弾
ロッテは５日、大乱戦となった楽天８回戦（コボスタ宮城）を１５－８で制し、連敗を３で止めた。１番に起用された中村奨吾内野手（２３）が４安打＆３打点の活躍。七回に頭部直撃死球を受けた後も出場を志願し、九回にトドメの３号３ランを放った。中村は２試合連続の猛打賞。早大で主将を務めた２年目のエリートがいよいよ、本領発揮だ。
♪奨吾、奨吾、中村奨吾…で始まる応援歌。その期待に、男は根性で応えた。
　「痛かったし、衝撃もありましたけど、自分から代わるつもりはありませんでした」
　七回無死二塁。送りバントの構えに入ったところへ、福山の１４２キロの速球が左側頭部を直撃した。騒然とする球場。ベンチから伊東監督も飛び出したが、中村は頭を振りながら立ち上がった。すぐに一塁へ歩きかけ、周囲が慌てて止めるほどだった。
　志願の出場続行－。チームはこの回に勝ち越し、追いつかれた直後の八回に中村は左前打から二盗を決め、再度同点のおぜん立て。極めつけは九回、楽天にトドメを刺す３号３ランだ。
　６打席、全て出塁の４安打＆３打点（２四死球）で２試合連続の猛打賞。同一試合で頭部死球の後に本塁打を放つ球団史上初の選手となった。
　「頭に当てられたのは（人生）初。でも大丈夫ですよ。好調の要因？　長くボールを見られるよう左足を早めに上げ、ゆっくりと降ろすタイミングを意識してます」
　ふだんは寡黙な男。気配すら感じないこともある。伊東監督は「もっとガツガツしたものがほしい」とこぼすほどだが、ナバーロの新加入で変わった。出場停止が明けて１軍に加わったナバーロが二塁に座ると、それまで死守していた中村が三塁へ配転。危機意識が高まった。頭部死球ぐらいでベンチに退くことは、中村の辞書にない。
試合後、仙台市内の病院で検査を受けた結果、「左側頭部打撲」の診断。６日のオリックス戦（ＱＶＣマリン）は当日の様子をみて出場を決める。「気持ちが大事。何があっても出続けなきゃいけない選手だからね」。中村の姿に決勝打を放った井口も心を打たれた。新旧の熱い男たちが、チームの連敗を止めた。　（西村浩一）

終盤の猛攻で連敗を止めたロッテ・伊東監督
「あんなに打つのなら最初から打っとけって！！　野球はつくづく投手だと思った」

データＢＯＸ
　〔１〕ロッテの１試合１５得点、１８安打は、ともに４月７日のソフトバンク戦（○１７－８、１８安打、ヤフオクドーム）以来、今季２度目。
　〔２〕ロッテの１イニング８得点以上は昨年６月３日の阪神戦（七回に８点、●８－９、甲子園）以来だが、チームは敗戦。勝ち試合で記録したのは１４年７月１６日のソフトバンク戦（三回に９点、○１３－０、ＱＶＣマリン）以来２年ぶり。

中村　奨吾（なかむら・しょうご）
　１９９２（平成４）年５月２８日生まれ、２３歳。兵庫県出身。奈良・天理高では２年夏から３季連続で甲子園に出場。早大を経て２０１５年ドラフト１位でロッテ入団。通算成績は１４３試合に出場、打率．２４５、８本塁打、３６打点（５日現在）。１メートル８０、７９キロ。右投げ右打ち。独身。年俸２５００万円。背番号２３。

ロッテ・中村が１度だけキレた『ドラ１はオレだ事件』
　１番に起用された中村奨吾内野手（２３）が４安打＆３打点の活躍。七回に頭部直撃死球を受けた後も出場を志願し、九回にトドメの３号３ランを放った。中村は２試合連続の猛打賞。早大で主将を務めた２年目のエリートがいよいよ、本領発揮だ。
　プロ２年目を迎えたドラフト１位入団の中村だが、新人だった昨季は同２位の京大卒・田中が話題を独占。陰に隠れた存在だった。「僕は静かな方がいい。英祐（田中）には悪いですけど、露出は彼に任せます」。そんな中村も１度だけキレた。ある野球誌に「ドラフト１位・田中英祐」の表記をみつけたときだ。「あれはさすがにカチンときました。あの間違いはないですよね。１位は自分ですよ」。いま明かされる『ドラ１はオレだ事件』でした。

ロッテ・中村、頭部死球後にダメ押し３ラン！試合後は病院へ
　ロッテの中村が４安打３打点で勝利に貢献した。２四死球と合わせて全６打席で出塁。４得点とリードオフマンの役目を果たし「しっかりタイミングを取れている結果かなと思う」と手応えを口にした。
　七回に左側頭部へ死球を受けたが「意識もはっきりしていた」と最後までグラウンドに立ち、九回にはダメ押しの３号３ランを放った。試合後に仙台市内の病院で検査を受け、骨に異常はなく左側頭部打撲と診断された。
(以上　サンスポ)



ロッテ中村　頭部死球→鉄人弾！“観覧車５周分”猛攻演出
　その瞬間、ロッテ・中村は打席付近で倒れ込んだ。７回無死二塁、送りバントを試みた打席で１４２キロ直球が左側頭部を襲った。死球を与えた楽天・福山は危険球退場の処分を受けた。だが、中村はすぐ立ち上がり「痛みも衝撃も少しあったけど大丈夫だった。体調が悪くなったら代わろうと思ったけど、気分が悪くなかったので代わる気はなかった」とフル出場した。
　死球を受けてもバットは止まらなかった。８回に３安打目となる左前打を放つと、１点を追う９回に１０―８と逆転し、なお１死一、二塁で松井裕からダメ押しの左越え３号３ラン。「しっかりタイミングが取れている。ボールが長く見えるように早めに足を上げてゆっくり下ろすのを心掛けている」と胸を張った。
　危険球退場となる頭部死球を受けた後に本塁打を記録したのは、球団史上初。０８年５月７日には現監督の阪神・金本が巨人戦（東京ドーム）で記録している。中村もまさに「鉄人」級の働きだ。試合後にベンチ裏で謝罪に訪れた福山に笑顔で対応し、念のため仙台市内の病院に向かい「骨に異常なく左側頭部打撲」と診察された。プロ２度目の４安打を放った２年目の２３歳は、この楽天３連戦で１２打数８安打と大当たり。打率を・２３１から一気に・２８２まで上げた。
　８点を奪った９回の攻撃は約３０分間続いた。コボスタ宮城の左翼後方にある観覧車が５周するほどの猛攻。今季最多タイの１８安打を放ち連敗は３でストップした。伊東監督は「あんなに打つなら最初から打て」と笑い「よくひっくり返してくれた」とねぎらった。（渡辺　剛太）
(スポニチ)



【ロッテ】９回逆転８点！中村、頭部死球後の打席で不屈３ラン
　とどめを刺したのは不死身の男・中村だった。２点リード９回１死一、二塁。松井裕のオール直球だった６球目を、左翼席へ運んだ。「しっかりタイミングが取れている結果だと思います」。ダメ押しの３号３ランで相手守護神をノックアウト。９回、打者１４人の猛攻で８得点の逆転勝利に貢献した。
　実は先にＫＯされそうになったのは中村だった。７回無死二塁、送りバントの構えに福山の直球が左側頭部を直撃。球場は悲鳴に包まれ、トレーナーが駆け寄った。しかし、しばらくグラウンドに突っ伏した後、当たり前のように一塁へ歩き出した。普通なら交代で病院直行だが２年目の２３歳は「衝撃もあったし少し痛みもあったけど、意識もはっきりしていたし気分も悪くなかったので」と試合に出続けた。
　８回に左前打を放ち、９回に試合決める一撃。全６打席で出塁し、プロ２年目で２度目の４安打に２盗塁。念のため試合後に仙台市内の病院へ向かい骨に異常なく、打撲と診断されたが、まさに大当たりの日だった。
　尊敬する先輩に続いた。同点とした直後の９回１死満塁。代打・井口が左前へ勝ち越し２点打。「一番いい場面で使ってもらった。今日の仕事はここしかない」と初球をひと振りで仕留めた。その後、気落ちした松井裕を打ち砕いた２３歳は「試合前半は声を出して盛り上げてくれるし、集中力がすごい」と球界最年長野手の４１歳を追い続ける。
　両チーム合わせて２３得点の乱打戦をロッテが今季最多タイ１８安打で制し、連敗も３でストップ。主導権を握られながらも３度追いつき、最後に若手とベテランが融合しねじ伏せた。（岸　慎也）

　◆中村　奨吾（なかむら・しょうご）１９９２年５月２８日、兵庫県生まれ。２３歳。天理高で２年夏から３季連続で甲子園に出場。早大では主将を務めた。１４年ドラフト１位でロッテに入団。昨季は１１１試合で打率２割３分、５本塁打、２１打点。１８０センチ、７９キロ。右投右打。年俸２５００万円。独身。
(報知)



ロッテ、九回ドトウの８点！乱戦制す
　頭部死球をものともしないロッテ・中村の執念が大逆転劇を呼び込む。「衝撃も痛みもあったけど、自分で代わるつもりはなかった」。同点の七回に頭部死球を受けながら出場を続けた中村。そして迎えた１点を追う九回だ。
　同点としてなお１死満塁から代打・井口が左前へ勝ち越し２点適時打。続く中村が左翼席への３ランを放つ。同点に追いつくこと４度という乱戦が、決着を見た瞬間だった。中村は前日の３安打に続き４安打３打点。頭部死球後に本塁打を含む２安打を記録するなど、勢いは止まらなかった。
　「準備の仕方を去年の試合に出られない時から見ていた。集中力もすごい」とベテラン井口の背中に刺激を受け続けてきた中村。決勝打の井口も若武者の体を気遣いながら「気持ちで何があっても出てほしい選手」と賛辞を惜しまない。
　試合後には仙台市内の病院で検査を受け、骨に異常なく左側頭部打撲と診断された。逆境をはね返しての連敗脱出に「中盤の（打線の）粘りは見事だったね」と伊東監督も目を細める。再進撃へ、大きな勢いを得た。
(デイリー)

ロッテ中村、頭部死球もフル出場　骨には異常なし
　ロッテ中村奨吾内野手（２３）が試合後に仙台市内の病院で頭部の精密検査を受け、骨に異常なく左側頭部打撲と診断された。
　７回に楽天福山の死球を頭に受けていた。その後もプレーを続け、フル出場。３号３ランを含む４安打３打点の活躍だった。試合後は「大丈夫です。（当たった瞬間は）衝撃はあったけど、（意識は）はっきりしてました」と話していた。
(日刊)
いろいろ大当たりな一日になりましたね。
本来ならヒーローは中村くんでしょうけれど、【まずは病院＞ヒーローインタビュー】！！
大事に至らず本当によかったですｏ(＾ー＾)ｏ

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ロッテ・涌井、開幕６連勝はお預け…一発許すなど七回途中５失点
　ロッテ・涌井秀章投手（２９）が、七回途中７安打５失点に終わり、開幕６連勝はお預けとなった。
　涌井は二回に先制点を許すと、同点の四回にはウィーラーに勝ち越し弾を献上。それでも打線の奮起で七回に５－３と逆転し、涌井に勝利投手の権利が。しかし、七回一死一、二塁のピンチをつくってしまい、１１２球でマウンドを降りた。その後二死満塁の場面で３番手の益田がウィーラーに満塁本塁打を浴び、涌井は勝ち負けつかずとなった。

伊東監督（決勝打の井口に）
「代打で行く時は一振り。ああいうところはさすがベテラン」

清田（２１打席ぶりの安打など２安打３打点）
「試合前に監督にアドバイスされて、自信を持って打席に入れた」

涌井（七回途中５失点）
「三者凡退が一度もなく、リズムが悪かった。チームが勝ったので良かった」
(サンスポ)

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４１歳井口Ｖ打　両リーグトップ代打５打点目
　４１歳のロッテ・井口が代打で決勝打を放った。８―８の９回１死満塁から、過去の対戦成績８打数１安打に抑えられていた松井裕の初球、１４７キロ直球を左前に運ぶ２点適時打を放ち「一番いい場面で使ってもらったので還したかった」。
　今季は代打で両リーグ１位の５打点と勝負強さを発揮。「こどもの日」に一人娘の琳王（りお）さんに「いいプレゼントができた」と話していた。

Ｖ打の井口に伊東監督「こういうときのベテラン」、連敗止まった
　ロッテが楽天の守護神・松井裕をＫＯして逆転勝ちし、連敗を今季最長の３で止めた。決めたのは４１歳の代打・井口だった。８―８の９回１死満塁から、松井裕の初球、１４７キロ直球を振り抜き左前２点適時打。塁上でベンチに向かって両拳を突き上げた。「甘い球が来たら打とうと思っていた。いままで投手に頑張ってもらったけど、打線がカバーできた」と振り返った。
　左腕・松井裕との対戦のため、伊東監督は前の打席で本塁打を打っている根元に代えて井口を送り出した。「勝負だと思った。代打のひと振りで決めた。こういうときのベテランですね」と指揮官。４安打３打点をマークした２３歳の中村も「前半はベンチで声を出して、試合に出たら一発で仕留められる集中力は凄いなと思う」と敬意を表した。今季初スタメンの２番・加藤は３安打２打点をマークし、代打・井口は決勝打。伊東監督の采配が見事に当たった。井口は「また明日以降いい形で行けたら」と球場を後にした。

ロッテ　井口、代打で勝ち越し２点打「みんながつないでくれた」
　ロッテは９回に８得点を挙げ、１５―８で楽天に逆転勝利を収めた。
　９回、同点に追いつきなおも１死満塁の場面で代打井口が勝ち越しの２点適時打を放った。殊勲打に井口は「初球から思いきっていけた。みんながつないでくれていい形で打席に入れた」と振り返り、６日からのホームでのオリックス３連戦にも「勝ちますよ」と力強く宣言した。
　この日はこどもの日、頼もしい大ベテランはスタンドの子供たちに「プロ野球選手を目指して頑張って」とエールを送って喝采を浴びていた。
(以上　スポニチ)

ロッテ・井口が決勝２点打！まな娘に「いいプレゼント」
　九回に同点とし、なお一死満塁で代打・井口が決勝の２点中前打。松井裕の初球の１４７キロを一振りで仕留めた。「３球あるストライクを狙っていた。準備はできていたし、監督も一番いい場面で使ってくれた」。まな娘の琳王（りお）さん（１５）の話題は「どこかに遊びに行っているでしょう」とかわしたが、「いいプレゼントになりました」と最後にパパの顔をみせた。
(サンスポ)

ロッテ井口、代打でＶ打「全員頑張っていたので」
　ロッテ井口資仁内野手（４１）が９回、同点に追いついた直後の１死満塁で代打で登場。楽天の守護神松井裕から勝ち越しの左前打を放った。
　「つないでもらって、いいチャンスをもらったのでなんとか返したかった。全員頑張っていたので。松井（裕樹）がいいピッチャーなので、初球から思い切っていこうと思っていました。連敗していたし、試合の流れも良くなかったのでいいところで１本打てて良かった」。
(日刊)
絶好調の根元くんを敢えて代えての代打策！！
伊東監督の采配も、起用に応えた井口さんも、どちらもお見事っっｄ(≧∇≦)ｂ

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ロッテ根元１号、９回の逆転誘発に伊東監督も称賛
　ロッテ根元俊一内野手（３２）が好調だ。
　「９番一塁」でスタメン出場。第２打席までは凡退が続いたが、３－３の７回先頭で右中間二塁打を放ち出塁。デスパイネの左前打で一時勝ち越しのホームを踏んだ。
　５－７の８回には、２死から右越えへ今季１号ソロ。終盤の逆転へ望みをつなぐ１発だった。
　開幕は２軍スタートも、４月終盤に昇格。打率４割４分４厘とした。伊東勤監督（５３）は「根元の１発で、また行けるという感じになった」と、８回のソロをたたえた。
(日刊)

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ロッテ清田21打席ぶり安打「辛抱していきます」
　ロッテが１－３の６回に楽天ブリガムから２点を挙げ、同点に追い付いた。
まず無死一、三塁で、ヤマイコ・ナバーロ内野手（２８）が中前打を放ち１点。
　直後に二盗を試み、失敗したため「打ったのはツーシームかな。ヒットが打てたのはいいが、その後の盗塁死が…。そっちが悔しい。それだけ」と話した。
　その後、１死一、三塁で、清田育宏外野手（３０）が二塁適時内野安打を放ち追い付いた。
　清田は２１打席振りの安打。「打ったのはツーシームですかね。良く分からないです。とにかく必死に来た球に食らいついていきました。後は覚えてません。今日の練習中に監督にアドバイスをもらって、その前の打席も悪くなかったので、今は辛抱していきます。このヒットも微妙な感じでしたが、ヒットのランプがついて正直ホッとしています。このツキで何かが変わってくれたらいいですね」と話した。
(日刊)
２本のヒット共、鷲さんの守備＆記録員さんにお慈悲を頂いた感じのモノでしたけど、
どんなカタチであれヒットが出た事で、気持ちも楽になったはず！！
よかった、よかったっっ(ノ∇；)

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ロッテ加藤、２番中堅で今季初スタメン
　ロッテ加藤翔平外野手（２５）が「２番中堅」で今季初のスタメン出場となった。
　前日は打線がつながらず、今季初の３連敗。打線の組み替えを予告していた伊東監督は、この日の試合前、「ちょっと入れ替えます。（加藤は）ファームでは打っている。上で出せるかどうか。今までと違う姿を見せて欲しい。連敗しているから、チームのきっかけになってもらいたい」と期待した。
(日刊)

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ロッテ　唐川、６日オリ戦で今季初先発「気負わずやったこと出す」
　ロッテの唐川が、６日のオリックス戦（ＱＶＣマリン）で今季初先発に臨む。
　今季はイースタン・リーグで６試合に登板し４勝１敗の防御率３．５５。昨年８月１５日のオリックス戦（京セラドーム）以来の１軍登板となる右腕は「今季初登板ですが気負わず、昨年の秋からやってきたことを出すだけ。楽しみにしています」と気持ちを高ぶらせた。チームは５日の楽天戦（コボスタ宮城）で連敗を３で止めた。唐川もいい流れに乗っていきたいところだ。
(スポニチ)


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【楽天目線】



「まずないです」／梨田監督
　クローザー転身後ワーストの６失点で初黒星を喫した松井裕、今後の配置転換について楽天梨田昌孝監督。
　「まずないです」。

楽天松井裕６失点１敗、配置転換ナシダ「まずない」
楽天守護神松井裕が、１点リードの９回から登板し、クローザー転身後ワーストの６失点で初黒星を喫した。
　６失点は先発した１４年８月２０日の日本ハム戦以来。４安打２四球で１死しか取れず、今季２度目の救援失敗になった。「自分の実力不足。明日からも試合があるのでしっかりと投げていきたい」と悔やんだ。今後の配置転換について、梨田監督は「まずないです」と言い、与田投手コーチは「打たれたからといって、すぐに変更してはいけないと思う」と否定した。

楽天火消し松井裕６失点炎上　同一カード３連勝消す
　楽天の守護神、松井裕樹投手（２０）が１点リードの９回から登板し、４安打２四球で６失点と炎上した。
　今季初黒星で、チームの今季初の同一カード３連勝を消した。
　梨田昌孝監督（６２）は「任せているんでね。先頭を取って、フォアボール。球数を投げ過ぎている。ストライクをどんどん投げても問題ない。自分を信じて投げてほしい」と話した。
(以上　日刊)

ワースト６失点…楽天・松井裕、１死しか取れず今季初黒星「実力のなさ」
　ベンチに腰を下ろした楽天・松井裕は一点を見詰め、しばらく微動だにしなかった。２９球を投げて、１死しか取れずに降板。試合後は悔しさを隠しきれなかった。
　「自分の実力のなさ。明日（６日）からも試合があるので（気持ちを）切り替えていきます」
　八回に松井稼の２号ソロで勝ち越し、満を持して九回のマウンドへ向ったが、自己ワーストに並ぶ６失点。今季２度目の救援失敗で、初黒星を喫した。
　チームは勝てば単独３位に浮上していたが、借金は再び３。この３連戦は勝ち越したものの、後味の悪さが残った。
　梨田監督は「自分の力を信じて投げてもらいたい」と守護神をかばい、「（降格は）まずない」と明言。２０歳の左腕は悔しさを次回登板で晴らすしかない。　（広岡浩二）

楽天・松井裕、まさかの６失点…リード守れず今季初黒星
　楽天がまさかの逆転負けを喫した。シーソーゲームの展開は７－７の八回に、松井稼頭央外野手（４０）のソロ本塁打で勝ち越し。しかし、九回から登板した守護神・松井裕樹投手（２０）がロッテ・清田に同点適時打を許すと、井口の２点適時打、中村の３ランなどまさかの６失点。チームも今季ワーストの１５失点を喫した。
　満を持して登板の守護神がまさかの結末を迎えた。１点リードで迎えた九回、まずは簡単に一死を取ったが、四球と安打で一、三塁のピンチ。ここで清田に適時打を許してリードを不意にすると、次打者にも四球で満塁のピンチ。ここで代打・井口に初球の真っすぐを簡単に打ち返された。
　勢いづいたロッテ打線を止められず、続く中村にはフルカウントからの真っすぐをとらえられ、これが左翼席へと飛び込む３ランに。結局一死しか奪えず６失点でマウンドを降り、松井裕には今季初黒星がついた。

ウィーラー（２本塁打）
「勝利には結びつかなかったが、一打席一打席しっかり投手と対戦できた」

茂木（遊撃で拙守を繰り返し）
「ほとんど僕のミスが絡んでの失点なのでチームに申し訳ない。落ち込んでいても仕方ないので、次につながるようにしたい」

楽天・梨田監督、６失点の松井裕に「自分の力をもっと信じて投げて」
　楽天の松井裕が先発でも１度しか経験のない６失点で今季初黒星を喫した。８－７の九回に登板し、１死一、三塁から清田に同点打を許すと、四球で満塁として代打井口に２点適時打を献上。最後は中村に３ランを浴び、降板した。
　昨季は６３試合で７点しか許さなかったが、今季は１５試合目で早くも１１失点。「自分の実力のなさです」とうなだれ、梨田監督は「自分の力をもっと信じて投げてもらいたい」と奮起を促した。
(以上　サンスポ)



松井裕１死しか取れず…救援転向後ワースト６失点
　楽天は頼みの守護神が炎上して、逆転負け。今季初の同一カード３連勝を逃した。８―７の９回から登板した松井裕が４安打２四球で１死しか奪えず自己ワーストタイの６失点。救援転向後の６失点はワーストだ。今季初黒星を喫し「自分の実力のなさです」とうつむいた。
　１死からナバーロを歩かせるなど、四球で走者を出して打たれる展開が目立つだけに、梨田監督は「球数を投げすぎている。ストライクを投げても問題ない。自分の力を信じてほしい」と奮起を促した。
　昨季は６３試合で７点しか許さず防御率０・８７と安定感抜群だったが、今季は１５試合目で早くも１１失点で防御率６・９１と精彩を欠いている。それでも指揮官は守護神交代について「それはない」と話した。

楽天　３度勝ち越しも踏ん張れず、松井裕６失点に「実力のなさ」
　楽天は９回に８失点するなど救援陣が打ち込まれ、シーソーゲームを落とした。
　４番のウィーラーが１―１の４回に左翼席へ４号２ラン、３―５の７回にも逆転満塁ホームランを放つなど、３度勝ち越しに成功。
　しかし、８―７の９回、松井裕が中村に３ランを浴びるなど守護神転向後、自己ワーストとなる６失点。「自分の実力のなさです」とうつむいた。
　梨田監督は試合後、「きょうは風があってゲームも楽天、ロッテとふらふらしていて、最後にロッテに吹いた。最後に取られたのは痛いが、１敗は１敗と受け止めてやっていく」と気持ちを切り替えた。
(以上　スポニチ)

【楽天】松井裕、まさか！　ワーストタイの６失点で救援失敗
　楽天の松井裕樹投手（２０）は５日、ロッテ戦（コボスタ）でワーストタイの６失点。今季２度目の救援失敗で今季初黒星を喫した。チームも今季初の同一カード３連勝と３位浮上を逃し、借金「３」に逆戻りとなった。
　ベンチに座り込むと、顔を上げられなかった。１点リードの９回、５番手で登板。まさかの６失点に「自分の実力のなさです」。先発だった１４年、７回途中６失点はあったが、リリーフでの６失点は自己ワースト。１死しか取れず、表情を失いマウンドを降りた。
　制球に苦しみ、要所を締められなかった。１死からナバーロを歩かせると、鈴木の中前打で一、三塁。続く清田の遊撃強襲内野安打で同点とされた。さらに、吉田の四球で１死満塁から、代打・井口に勝ち越しの左前２点打を許すと、中村にはとどめの左越え３号３ランを被弾。与田投手コーチは「四球はこれまでにもあった。出した後、今日は連続性が出てしまった。これから追求していかないと」と分析する考えを示した。
　梨田監督は「もっと自分を信じて投げてもらいたい。（守護神降格？）それは、まずない」と擁護した。「明日からも試合があるので、切り替えて頑張ります」と必死に前を向いた左腕。大きな傷を力に変え、もう一回り成長した姿を見せる。（山口　泰史）

【楽天】松井裕が９回まさかの６失点炎上で今季初黒星　
　楽天の守護神・松井裕が炎上し、９回にまさかの８失点大逆転劇を食らった。
　８―７と１点リードで迎えた９回。５番手でマウンドに上がった松井裕の悪夢は、１死走者なしから始まった。四球と連打で同点に追いつかれると、またも四球を出し１死満塁のピンチ。
　ロッテ・代打の井口に２点適時打を許し勝ち越されると、中村にはトドメとなる３号３ランを浴び６失点で降板。ベンチに下がりぼう然とグラウンドに目をやった松井は今季初黒星となった。
　８―１３の１死走者なしで急きょマウンドに上がった石橋も、勢いを止められず２失点した。
(以上　報知)

松井裕、６失点大炎上　救援失敗２度目
　壮絶なシーソーゲームは、絶対的守護神のまさかの乱調で万事休した。１点リードの九回、満を持して登板したはずの楽天・松井裕が１死しか奪えず、６失点でマウンドを降りた。
　「実力がなかっただけ。明日からもまた試合があるので」。左腕は、表情をこわばらせてロッカールームに引き揚げた。先頭のデスパイネを打ち取ったものの、瞬く間にのみ込まれ２四球に４安打。中村に左越えソロを浴び、石橋に交代した。
　今季２度目の救援失敗。抑えは簡単に代わりが務まるポジションではないだけに、梨田監督は「松井には任せているんでね。球数を投げすぎているから、そこら辺を修正してもらいたい。自分のボールを信じてもらいたい」と復調を願うしかなかった。日本ハムが敗れ、勝てば３位浮上のチャンスだったが、再び借金３に逆戻りした。
(デイリー)

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楽天ウィーラー特大の逆転満弾、自身初の１試合２発
　楽天ゼラス・ウィーラー内野手（２９）が逆転の満塁弾を放った。３－５と２点を追う７回２死満塁からロッテ益田の内角高め１４７キロ直球の直球をとらえた。
　打った瞬間にフェンスオーバーを確信させる大飛球は左中間スタンド中段で弾む特大弾。第２打席でも２ランを放っており、自身初となる１試合２発を記録した。
　「悪い流れを変えたかった。今日は子供たちが、たくさん見に来てくれているから、エキサイティングな試合を見せることが出来てうれしいよ」と喜んだ。
(日刊)

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楽天ブリガム６回３失点「いいピッチングできた」
　楽天ジェイク・ブリガム投手（２８）が６回７安打３失点でマウンドを降りた。
　最速１４９キロの直球と１１０キロ台の曲がりの大きいカーブ、ツーシームなどの動くボールで的を絞らせなかった。６回に味方守備の乱れなどもあり、同点に追いつかれたが、先発の役割は果たした。
　「調子自体は良かったし、いいピッチングはできたと思います。ただ、大事な場面でフォアボールなど踏ん張りきれませんでした。次も与えられた仕事をするだけだよ」とコメントした。
(日刊)

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楽天・福山が危険球退場、今季２人目
　楽天の福山博之投手が５日、ロッテ８回戦（コボスタ宮城）で危険球による退場処分を受けた。七回無死二塁で中村の頭部に投球を当てた。危険球での退場はパ・リーグで今季２人目、両リーグでも２人目。
(共同)

楽天福山が危険球退場　ロッテ中村の頭部に死球
　楽天は７回から２番手で登板した福山博之投手（２７）が、ロッテ中村の頭部に死球を当て、危険球で退場した。
　先頭打者のロッテ根元に二塁打を浴び、無死二塁のピンチから、バントの構えをした中村の側頭部に当てた。
　楽天は急きょ３番手に青山浩二投手（３２）が登板した。
(日刊)

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楽天松井稼が先制犠飛「得点につながって良かった」
　楽天松井稼頭央外野手（４０）が先制の犠飛を放った。
　２回１死三塁からロッテ涌井の１４０キロ外角低めの球をすくい上げた。左翼への打球は三塁走者がタッチアップするためには十分な飛距離。ロッテ左翼手角中の本塁返球も三塁側へ大きくそれ、三塁走者今江が生還した。松井稼は「今江が打って、茂木がつないでくれたからね。最低限。得点につながって良かった。今江がよく走ってくれたよ」とコメントした。
(日刊)