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毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

言葉は重い「本当ですかと総理にお尋ねしたい」

2015-05-16 09:45:38 | 日記

安倍総理は、戦争中の他国軍を後方支援する新たな恒久法案と、集団的自衛権を行使できるようにする安全保障法制の関連11法案を閣議決定した後の記者会見で、「米国の戦争に巻き込まれるのではないかという漠然とした不安をお持ちの方もいるかもしれない。そのような事は絶対にあり得ない」と述べられた。

漠然とした不安なのですか。絶対にあり得ないのですか。本当ですかとお尋ねしたい。このことばにはたして責任をお取りになられますか。

知りうる限り、この世の中に「絶対」ということはあり得ない。身近には、絶対安全と言われてきた原発神話が、津波のために脆くも崩れさった福島原発事故。今なを罪なき何万人の方々が避難生活を送られている。

これまでの総理の発言を見ると、簡単に、それもオブラートにつつむかのような、いかにも軽い、無責任とも思われる発言が目に着く。「確信となる意図する言葉」は後ろに隠れ闇の中。言葉は重い。一つ一つの言葉には必ず責任が伴うもの、それを取り消すことはできない。特に過去の戦争責任に関する発言にはより慎重さが求められる。総理の一言一句に、中韓両国は神経をとがらせている。このことは一触即発の危機とも言える状態を招きかねない。

言葉は重い。西ドイツのワイツゼッカー大統領が述べた言葉を書きとめておく。いみじくも安倍総理に向けた言葉ではなかろうか。。

「過去に目を閉ざす者は現在にも眼を閉ざすこととなる」

「後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはならない」。

「取り消す」とは「いったん述べたり、決めたりしたことを、なかったことにする」ということ。

安保法制の難解さについて、麻生財務相の「政府高官から安保関連法案の説明を受けた自民党国会議員の妻が“全然わからなかった”」といったエピソードを、民主党の榛葉賀津也参院国会対策委員長が「評価した」と新聞に出ていた。提出された法案の一つ一つの条文の難解さは相当なものだ。その言葉の意味を理解できない人は国民のほとんどと言ってよいのではなかろうか。

榛葉議員は、「お茶の間のお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、投票権のある18歳の若者を含め、国民が『なるほどこういう法案なんだ。だから私は賛成。だから僕は反対』と思ってもらえる議論をしないといけない」と強調された。さらに「国会議員でも分かっていないと思う。私も理解するのに苦労している」と述べておられる。

まったくそのとおり。拙速は避け慎重な審議を求めて行きたい。

 


安保法案国会審議の前に「憲法9条改正について」堂々と国民の真を問え。

2015-05-15 16:21:24 | 日記

昨日採ったあざみの花を玄関脇の白い花瓶に入れた。濃い紫の花弁が鮮やか、玄関先がとても明るくなった、いつまでも枯れないで欲しい。

         

今日5月15日は、沖縄が本土復帰してから43年を迎える。復帰した1972年以降、約5千haの米軍施設が返還されたが、今なお全国の73.7%にあたる約2万3千haの米軍施設が残っている。

米軍普天間飛行場の移設をめぐって、名護市辺野戸への移設に反対する翁長沖縄県知事と安倍政権は今激しく対立しており、沖縄県民の心は極限にも至ろうとしている。復帰で得たものは基地と安保だけ、その苦しみと悲しみ、今も絶えることはないと訴える。

地元新聞「琉球新報」には、翁長雄志知事は15日午前10時過ぎかられ慰霊改憲を県庁で開いた。「ヤマトウンチュ(大和人)になりたくてなりきれい心」など、歴代知事が表現した「沖縄の心」について問われ、知事は2013年の「建白書」東京要請行動を挙げ「私たちが本土の側に近づこうとしても、よせつけないではないかと感じるところがあった」と報じている。さらに社説で「日本復帰43年 圧政はね返す正念場 将来世代に責任果たそう」と。

先の衆院選、引き続いての知事選で、沖縄の民意、沖縄の心は、はっきりと示された。安倍政権にとって辺野古への移設が重要だということは分からぬでもない。しかし、誠意をもって沖縄の心を分かち合う努力、これが時の政権にとってもっとも大切なことではなかろうか。

沖縄復帰のこの日、安倍政権は首相官邸で臨時閣議を開き、自衛隊活動の拡大を図る安全保障関連法案を決定した。集団的自衛権の行使を可能にし、憲法9条に基づく専守防衛を根幹としてきた安全保障政策の歴史的な転換に道を開く内容だ。下種(げす)の勘ぐりといわれても、果たして「沖縄復帰の日」と関連なしといえるだろうか。

米議会の演説で総理は、夏までに法案を成立させると、国会審議もなされぬ中で公約された。

今朝の各新聞一面見出しを並べてみる。「法案閣議決定 国会審議へ 政権、安保政策を大転換」(朝日)、「安保関連法案:閣議決定 安保政策の歴史的転換」(毎日)、「安保法案を衆院提出 審議日程巡り与野党が協議」 (日経)、「戦争法案は無責任なレッテル」 安倍首相、野党側に早期審議入り要求 安全保障関連法案(産経)。見出しを見ただけでもこの法案の重要性がうかがえる。

立憲主義も否定するかのような憲法改正にもつながる大転換。自民党は憲法9条改正も視野に入れた活動を始めた。ならば、憲法改正を味あわせるなど姑息な集団を選ばず。今回の安保政策大転換を国民に、正々堂々と問うべきではないか。

これだけの法律案を国会審議時間80時間と、十分な審議を忌避しようとする与党の姿勢には大いに不満が残る。安保法案国会審議の前に「憲法9条改正について」堂々と国民の真意を問うべきではなかろうか。

 

 


立田山の「あざみの花園」

2015-05-14 11:44:25 | 日記

12日のブログに「台風6号で大きな被害がなくてよかった」と書いた。ところが翌朝の新聞で、徳之島の伊仙町で突風が発生し住宅13棟の家が損壊したことを知った。熊本で被害がなかったといって「被害がなくてよかった」と軽々しく書いたこと、徳之島で被害に遭われた方々に謝らなければならない。大いに反省するとこだ。

今朝は青空の広がるよい天気。“うちの奥さま”と連れ立ち散歩に出かけた。

いつものコースと異なり「立田山のお祭り広場」まで歩こうよと。立田山は市内どこからでも見ることのできる海抜150mほどの丘のような小さな山。数年前までは毎朝欠かさず登頂し仲間と一生に頂上でラジオ体操をしたものだ。しかし体力の衰えが目立ち始めてからは、ずっとご無沙汰ばかりしてきた。

立田山は低山といえ目的地までは緩い上り坂がつづく。息が上がる。でも久しぶりの山登り、奥さまとの会話が弾んだ。

「茶の木が沢山あったね、どうなったかな」「池の食用蛙いないようだね。どこえ行ったかな」「狭い道なのに車が多いこと」「蛍見物にきたところよ、ひめ蛍がきれいだった」と話は尽きない。まるで思い出の散歩だ。

回りの風景もずいぶんと変わった。公園は以前よりもずっと整備されている。

   

山を覆う木々の若葉が美しい。濃いみどりから薄いみどりまで、それぞれの木の若葉の色が異なっている。青桐の花が満開だ。緑の木々の間で“うすむらさき”の花が存在感を際立たせている。

       

池のほとりに沢山のあざみの花が咲いていた。まるで、あざみの花園。立田山ではじめみた珍しい風景。何回もカメラのシャッターを切った。帰りにあざみの花をたくさん採った。我が家に飾ることとしよう。

          

楽しい朝の散歩だった。帰る途中で「この次はお弁当をもってこようね」と、奥さまとニッコリ顔を見合わせた。


お見事「雲雀(ひばり)」の急降下

2015-05-13 15:55:09 | 日記

今朝は珍しくし“うちの奥さま”と一緒に散歩した。久しぶりのツーショット、なんだか楽しくなってきた。

熊本の水がめ八景水谷公園を取り巻くようにぐるりとまわる。公園の横は坪井川。きれいな水が流れている。その側に熊本には珍しく、田植え前の綺麗に整備された田んぼが広がっている。麦秋を迎える麦畑もある。その周囲は住宅街。

公園を出て、坪井川の橋を渡ると、田んぼの脇の農道に人のようなものを見つけた。

だが、いつまでたっても動く気配がない。“うちの奥さま”「あれ案山子かな」という。少し廻り道だがそばに行ってみることにした。その途中で「案山子」さんの腰が少し動いた。

奥さまが言う「案山子じゃないよ。人だよ。」と、少しびっくりしたご様子。

「案山子」さんはまたすぐに直立不動の姿勢で空を見上げている。珍しそうにその姿を眺めている私たちに「案山子」さんきづいたのだろう。声をかけられた。大きな元気そうな声だった。空には薄雲がかかっている。

「雲の上に“ひばり”がいます。泣き声が聞こえるでしょう。しばらくすると雲の下に出てきます。それから何度も大きな輪を描くように飛ぶのですが、突然田んぼに急降下するのです。ひばりを見つけたら絶対に目を離してはだめですよ。すぐに見失います。田んぼに降りるのを見たのは今日で13回目です。」

このかたも“毎日が日曜日のご仁だろうか”。毎朝、直立不動の姿勢でひばりを眺めておられるようだ。こんな趣味も素晴らしいと感心しきり。

「揚げ雲雀」とは聞いたことがあるが、実際に見たの初めて。齢80を迎えてから知ることの多いこと多いこと。知らないことが多すぎる。少し恥ずかしくなった。

家に帰って早速“雲雀”を辞書で引いた。

「繁殖形態は卵生。上空を長時間停空飛翔したり、草や石の上などに止まりながら囀る。繁殖期が始まるとオスが囀りながら高く上がって行く「揚げ雲雀」と呼ばれる縄張り宣言の行動は古くから親しまれている。繁殖期にはつがいで生活し、非繁殖期には小さな群れで生活する。」

田んぼに急降下する雲雀を見られた今朝の散歩楽は素晴らしかった。本当に楽しい散歩だった。「案山子」さんまたお会いしましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 


台風第6号、被害なく足早に過ぎ去った

2015-05-12 15:49:24 | 日記

雨の音がひどい。強い台風6号が気になって、いつもより早く目が覚めた。台風6号、午前6時には沖縄本島地方の一部を暴風域に巻き込みながら東へ進んだが、大きな災害とはならなかったようだとニュースが出た。

その後、時速60㌔を超える猛スピードで、西日本の南海上を北東に進み、昼すぎには屋久島付近を通過したようだ。この台風12日夜から13日未明にかけ、温帯低気圧に変わりながら、近畿から東海に接近し上陸する恐れもあり、西日本と東日本の太平洋側を中心に大雨や暴風、高波の恐れがあると気象庁が警戒を呼びかけている。

台風の影響もあって熊本地方は朝からの大雨には見舞われたものの、幸いなことに暴風域に入らずホッと一安心。午後には明るい日差しも帰ってきた。

だが、太平洋上には台風7号があり、台風6号と同じコースをたどりそうだという。まだまだ油断は禁物。