My Feeling Diary

気まぐれ主婦が気侭に綴る、日常的「五感」日記。。時には「第六感」も・・・!?

本音を言える環境~Ⅱ

2005-09-10 04:35:23 | ☆Society,Environment
今日は子供達の保育園では、近くのぶどう園でぶどう狩りをしてきました。子供達は保育士に抱っこしてもらい、はさみで一房“チョッキン”とやらせてもらったそうです。親にもお土産を姉妹合わせて8房ももらい、帰ってから早速ぶどうを試食しました。
店で売られている「巨峰」のような高級感はないものの、地元のエネルギーと自然の味を感じました。

実は先週から主人が箱根に出張で、夜は子供達と私だけの濃密?な時間を過ごしています。主人は出かける前、親切心で子供達の部屋に、主人の物置から持って来たTVビデオを取り付けていきました。

私は、子供部屋にTVを置くのはあまり気が進まなかったのですが、(ビデオを見せていればケンカも減るか~)なんて思い、丁度ノア(下の子)が熱を出してグズリ気味だったという事もあり、以前よりは然程気にせず借りて来たビデオ「プリキュア」や「あんぱんまん」を見せていました。その後も子供番組等や、私がニュース等を時々見たりしていました。

・・・・・でも、何か不調和のエナジーが身体から発せられるのを見過ごす事が出来ずに“何だろな~?この空気、何か重たいな~”なんて思ってTVに没頭している子供達の姿に目をやりました。

あ・・・そうか。。TVを夢中になって見ている時って所謂「催眠状態」に似ている。ボーッとそこに意識がとらわれていて完全に別の方にいってる。

自分が夢中になっている時ってあまり感じないけど、周りから見ると何か変・・・特に子供は無意識に催眠状態になっていて、コントロールが効かない状態。。呼びかけても返答なし・・・これ、やっぱりあんまり良くないと思った。

そんな矢先に、私の母親が子供達の為に年間契約してくれている、「童話館 ぶっくくらぶ」の絵本が届いた。本と一緒に「ぶっくくらぶ通信」というのも入っているが、実は私、今までこの「ぶっくくらぶ通信」というものをまともに読んだ事がなかった。(母さん、ごめんしゃい。
実は、私の先入観で“こういうのって理想論めいた、道徳の教科書みたいな事が書かれているんじゃないの~?)とかいう気がしていたから・・・。でも、今日はちょっと開けて、目を通してみた。すると「メディアと乳幼児」というタイトルで、編集部の方と読者の母親達の様々な意見が出ていた。

そこでは、単なる子育ての理想を語り合っているだけではなく、母親の本音、編集部の方の熱い思い、子育ての理念をどう現実化させていくのか・・・という事について、皆さんの悩みや思い等がそれぞれの立場で書かれていた。

私は、正直言うと、子供というLowcalな・・・母親のルートチャクラに錘を付けて引っ張るような存在(^_^;)?には、些か、、いやかなり苦手意識を抱いていた。
しかし・・・子供のこの特有のLowcalさは、何だろう??人間に、スローな生活を教え導く存在と違うんでなかろうか・・・?と思い始めた。
子供との関わりにおいて、私の中にあった「手間がかかる」「面倒だ・・・(ごめんしゃい。)」という意識が、「楽しい」「可愛い」「遊んでやろう」という意識に、徐々に変化して来た。

それで、そのぶっくくらぶ通信には、「TVをはじめとする電子メディアから、すべての子供達を遠く離しましょう。」というテーマがあって、それについて、また母親と子の関わり、日常的苦悩等が書かれている。

私は思った。「TVを見せるのが良い、悪い」という、単なる善悪を議論しているのではない。TVやメディアという意識を巡って、悩みながらも、子供達を取り巻く環境をより良いものへと変えていこうとする親の姿がここにはある・・・そのように感じ、私は心を打たれました。

今やTVやインターネット生活は、日常茶飯事となっている私達ですが、やっぱり両者とも、そこには画面と向き合う自分の姿があるだけで、実際に“相手の瞳”を見て行うコミュニケーションとは違います。

やはり、人間は揉み合ったり、擦れ合ったりしながら、成長していくものではないでしょうか?

今回、夫の出張で、子供との関わりも見直す事が出来ました。夫が帰ってきて落ち着いたら、私の気持ちも話してみようと思います。


(KIN:150 白い共振の犬/忠誠を呼び起こす)

最新の画像もっと見る