アクリルと倉之助

絵とクラリネットと魚と具沢山日記

焦った(4月12日)

2006-04-13 01:30:39 | 日々徒然
初授業。
無事終了。
でも日本語の文法はあってたんでしょうか?
ちゃんと言いたいことは伝わったんでしょうか。

謎。

まぁとにかく1クラス終わりました。
それにしてもハプニングの連続でしたよ、今日は。

朝、始業1時間前に最寄りの駅につきました。
バスが来ません。
朝はバスが来ない、動かないっていうことは先生から聞いていたので
余裕を持ったつもりで1時間前に駅についたんですが、
結局バスに乗れたのはそれから15分過ぎたころでした。
確か朝は5分間隔で運行してるはずなのになぁ・・・。
乗ったら乗ったでやっぱり動きません。
運行経路が主要道路や迂回コースと何度も交差しているので
遅々として前に進まないんです。
「やばい・・・」と何度も時計を見ました。

なんとか始業20分まえに到着。
本当はもっと早く着いてゆっくり準備する予定だったのに・・・。
で、職員室に行って鍵箱を見たら準備室の鍵がありません。
A先生に「準備室の鍵がありませぇ~ん!!」と泣きついたら
書道の先生がいらっしゃってるから
書道準備室から入れてもらってーと言われました。
よかった、美術準備室と書道準備室が繋がってて・・・。

ばたばたと廊下を走って美術室に行くともう数人の生徒が
教室が開くのを待ってました。
うへぇ~と思って「ごめんね~すぐに開けるね~!」と言いながら
ドアに飛びついて鍵を開けると、
「えっ、先生なの?生徒かと思った。」と言われました。
やだ~そんなに若く見える?と何か勘違いしてしまったのですが、
今日の私の格好はまぁ普段皆さんが見てる格好ですよ。
<よれよれシャツ・ジーパン・適当ジャケット>
とてもじゃないけど教員の格好じゃないですよね。
いいんです、綺麗な格好してちゃ美術はできないんです(偏見)。
でもよく考えたらこれから1年教える子達と
干支が一緒なんですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

い、いいんだ、気持ちは常に18歳だからさ。

まぁそんなこんなでバタバタしながら授業が始まったわけですが、
とあることを説明するのに板書をしようとしたらですね、
チョークがないんですわ・・・。
白と黄色が・・・。
あるのは赤・青・緑・紫・・・。
こんな色いらんわ!と心の中で叫びました。

みなさんは色覚障害を御存じでしょうか。
緑と赤が同じ色に見えてしまう障害ですね
(見え方はそれだけではありませんが)。
私も上辺だけのことしか知らなかったので今勉強中なのですが、
あれは殆ど男性にでるんです。
もちろん高校生も論外ではありません。
だけどクラスにそういう子がいるかどうか知りたくても
色覚障害がある人~なんておおっぴらに聞くことなんてできないので、
板書の際には白と黄色だけを使うなど、気をつけなければいけないんです。
赤と緑が同じ色に見えるのに緑の黒板に赤いチョークで書いたら
なんにも見えませんからね。
なので焦ったわけですよ私は。
もうしょうがないので板書はなしにして、
口頭でも説明可能な内容だったので全部口で説明しました。
どうしても板書が必要になった時は、
「大丈夫?これ見える?赤いチョークって見えにくいよね、ごめんね。」
とクラス全体に一言ことわってからカキカキ。

そんなこんなで初授業終了~。
色々ありましたが、生徒はみんな中学校卒業したてで
初々しくてかわいいですよ。
早く名前覚えなくっちゃな~。

明日は保育園で年中さんの初授業。
ちゃんと寝て体力つけよう・・・。

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