アクリルと倉之助

絵とクラリネットと魚と具沢山日記

しんぼるを観ました

2009-09-23 22:25:32 | 日々徒然
夕方、映画を観にみなとみらいへ行ってきました。

ほんのちょっと行かなかっただけで、
バカでっかいビルがボーンと立ってるんですよね。
びっくりしました。

横浜市は○○(好きな言葉を入れてみよう)だと思います。
みなとみらい地区はおそらく建築基準とか
何も制定してないんじゃないんですかね。
目の前に海があるはずなのに港町の雰囲気ゼロなんですもの。
建つビル建つビルみんな背が高すぎて、海辺特有のせっかくの広い空が
どんどん狭くなっていってるような気がするんです。

「レンガで作った建物ばっかり作れ」というのではなくて、
「みなとみらい」ですから近代的鉄筋コンクリートガラス製建物でも
別にいいんです。
いいんですが、「高さ」はなんとかならなかったのかなと思うんです。
ほんのちょっと前まではそれほど高い建物もなかったから
空も広かったし夏の花火も色々なところから良く見えたし
紅葉坂なんかの高台に行けば海も見えたし
でもお洒落~な建物もちょこっと建ってて
「近代的な港町」っていう雰囲気になりつつあったと思うんですよね。

ところがあっというまにバカでかいマンションやら
バカでかい企業ビルやらがボコボコ建ち始めて
あっという間に空は狭くなり海は見えなくなり
「すげー!!未来っぽくね!?」となんとなく勘違いしてるような
街になっちゃったなぁ、と思うんです。

近代的な建物でも背が低ければ「海辺の街」の景観も損なわず、
既存の少し高めの建物(ランドマークとかね)を引き立てつつ
「みらい」的な雰囲気も醸し出すことができるんじゃないかなぁと
ずたボロになったデザイナー魂を呼び覚まして考えてみました。
そもそもこの街、ランドスケープデザイナーとか存在するんですかね。
どうも行き当たりバッタリで街を作っているようにしか
思えないんだよなぁ・・・。
(いたらスイマセン、素人の浅はかな考えです。)

横浜に住んで3☆年、この街から出ていく気サラサラ無しの
横浜市民の最近の想いでした。