アクリルと倉之助

絵とクラリネットと魚と具沢山日記

ごまたまご(1月4日)

2007-01-05 01:14:30 | 日々徒然
 

今日、ちょっと泣きそうになった。
でも泣いてる場合じゃないと思った。
(父の夕飯を作らなくちゃいけなかったから。)

今日は上野にミイラを見に行ってきました。
あれ?
そうです、長いヒゲを生やして
チュッパチャプスのロゴデザインをした人はミイラじゃありません。
ダリです。

今朝、案の定寝坊しました。
仕事とか人との待ち合わせがないと
最近よく寝坊するんです。
で、寝坊した時点で「ダリ展にはおそらく入れないんじゃ・・・」と
なんとなく思っていたのですが、
2時過ぎに上野についてみたらやっぱり長蛇の列でした。
おまけに3時間待ちでした。
開館は6時までなので頑張って並んだとしても
観られるのは1時間だけ。
そんなの楽しくないので、いさぎよく諦めました。
でもせっかく上野くんだりまで来たんだから
他の美術館に行ってみようと思い、駅前の催し物掲示板を見ました。
そしたら「国宝 松林図屏風公開中」と書いてあるじゃございませんか。
これだ!と思ったらそのすぐ横に「1/4閉館」の文字が・・・。
なんで、どーして・・・。

次に目についたのが「ミイラ」。
ミイラとか世界遺産とか嫌いじゃない、むしろ好きなので、
国立科学博物館にミイラを見に行きました。
正月早々、1人でミイラを見に行く女。
チケットを買う列に並んでいる間に
これでいいんだろうかと自問自答していましたが、
結構1人で見に来ている人がいたので、なんとなくホッとしました。

本当はブラっと入ってチラっと見て帰るつもりだったのですが、
この企画展がちょっと力入ったもので、
見学者は一番最初に半強制的にシアタールームに通されました。
なんだか大掛かりです。
おまけにミイラが入っている棺やマスクの目の部分をデザインした
奇妙な紙製のメガネを渡されました。

シアタールームでこれを使って、3DCDの25分間くらいの
映像を見るんです。
内容はCTスキャンを使って立体化したバーチャルミイラの解析でした。
結構最近まで、ミイラはみつかると包帯をぐるぐると剥がされてしまって
修復が不可能な状態になってしまっていたのですが、
医療にCTスキャンが登場してさらにそれを3DCDにできるようになると
ミイラ研究にも使用されるようになったんです。
おかげでミイラを傷つけずにすむようになりました。
今日みた映像は、とあるミイラの死因の解明、
彼の生前の職業や生活(棺に書いてあるヒエログリフを読むとわかる)、
副葬品の解析など、結構内容の濃いものになってました。
でも映像がリアルなだけに、
ちびっ子はちょっとびびっちゃうかもなぁ・・・。
私は結構楽しめました。
が、3DCD用の紙製メガネはメガネ使用者には向かん!!

映像を見た後は大英博物館のエジプト収集品の展示に行きましたが、
すごい人で列に並ぶ気力が失せました。
なので人の頭の間からちょこちょこ見てお終い。
ショップでロゼッタストーンのデザインのスケールを見つけて
ちょっと欲しいなと思いましたが、我慢我慢。

国立科学博物館は初めて行きましたが、
あそこはちびっ子が喜びますね。
色んな骨とか色んな剥製がありました。
広くて全部は見てこられなかったけど、
海洋生物のところだけはしっかり見てきましたよ。
でも全部乾燥してる・・・(あたりまえです)。
誰か一緒に水族館に行って頂けませんか?

明日から仕事です。
1月はちょっと忙しいですよ。
頑張ろうっと。
コメント (5)
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