無名人独白集

美しいもの、麗しいもの大好き。その真逆は嫌い。
故に「小異に拘り、大道を外す事勿れ」
そんな我侭で偏屈な人の独り言。

国利国益は、日本国民の民利民益

2009年05月09日 14時13分34秒 | 国際・外政に関わる話し
中国の軍増強に危機感 豪国防白書 F35戦闘機100機導入へ(産経新聞) - goo ニュース
少し古い記事ですが、
>巡航ミサイルを搭載した長距離航行が可能な潜水艦12隻を自国で建造
>今回の増強に伴い、当面、年3%ずつ増額する計画
これはすごいですね。

これが、正常な国の対応と言うものです。
自国の安全を、自国民の安全と同義として捉えられるのであれば、
間違っても、軍縮の流れにはなりません。



では、なぜ以下のやうな話が出てくるのか?
しかも、上記に述べた原則を確りと満たそうとしている彼の国々の間で。
米ロ、新しい核軍縮条約へ「順調」 外相会談で強調(朝日新聞) - goo ニュース
米国防予算 オバマ色 MD13%減 在日米軍移転375億円計上(産経新聞) - goo ニュース

これらの流れは、こう云う事を意味します。
核廃絶・核削減=人々を助けます。平和を希求します。エコですw
一見、人道的。平和的。誰も文句言えない錦の御旗
単純な方はコロッといかれます。
これを掲げることで、大変なメリットがあります。
さらに、かなりの金額の節約にもw

→でもそれを進めると、最終的には自国の防衛のみに必要な抑止力を確保?
同時処理能力を含め、核抑止には相当数が必要ですから、
他国に核の傘を提供する分はまず削減対象に。

じゃあ、周りの国は軍事費を増大させ続け、
核開発やミサイル開発を続けている国に照準を付けられている日本は、
日本独自の核保有許される?
まぁまず、どの国も認めませんよね。
特に、先の大戦の戦勝国は、絶対に日本の核武装だけは避けたい本心がありありです。
そこまでして原子力艦整備を除く核軍備を行うメリットはあるのか?

と云う話になります。


この話は長くなりそうですから、またの機会にでもw
でも核軍事力に対する私の考え方だけは書いておきましょう。

核は一部の単純構成体以外には、効果の少ないダンビラです。
よほど破れかぶれにならないと、使えないのも事実です。
しかし、保守、整備だけでも莫大な軍事費を圧迫するわけです。
利口な方々や国は、そのことに気付き始めているのかもしれません。

さて、日本ですが、
今の日本の技術なら、相応の威力を持つ都市クラスの拠点殲滅用兵器を作れます。
放射能汚染もない、クリーンな兵器でありながら戦術核クラスの効果を発揮できることでしょう。
そう云った兵器を開発するのであれば、核を持つ必要ありません。
開発、整備、保守全てにおいて低価格で出来る、そう云った兵器群に予算を付けられれば良いのですが。。。


さてさて。
国利国益は、日本国民の民利民益なのですがねぇ・・・
コメント (2)
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