無名人独白集

美しいもの、麗しいもの大好き。その真逆は嫌い。
故に「小異に拘り、大道を外す事勿れ」
そんな我侭で偏屈な人の独り言。

日本國憲法 草案 第一稿 前文・基本原理

2012年03月24日 12時00分00秒 | 憲法草案
では始めましょう。
まずは、邦の根幹をなす憲法「前文」と「日本国の基本原理」からまいります。
喧々諤々の議論に、根気強くお付き合い頂いた有志の方々に心より感謝。感謝。





日本國憲法 草案 (第一稿)2672年弥生24日

<前文>
日乃本の弥栄、天下万民の安寧、神々たる自然の鎮護、これを祈念し憲法を制定する。

<日本国の基本原理>
日本国は、万世一系の天皇を建国からの国家象徴として戴く立憲天皇制とする。
日本国は、神代から連綿と続く歴史 文化 風土を継承する。
日本国は、神武天皇即位紀元を通史公式年号表記とし元号を一般表記とする。
日本国は、国語を日本語とし、国旗を日章旗、国歌を君が代とする。
日本国は、国家としての主権を護持し、その領域を守護する。
日本国は、主権者たる日本国民の名誉、自由、安寧を保証する。
日本国は、自然在っての人類、国際共生在っての人類皆平和、日乃本の弥栄在っての国民安寧を基本理念とする。







次回は、今一番問題となるであろう、天皇の項と安全保障とする予定です。
コメント (2)
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やはり、ゆるりとはさせて頂けないやうで。

2012年03月19日 20時28分35秒 | 
皆様お久しぶりです。
昨今の混迷。 再三、指摘させて頂いた体たらくの民主党を国民が選んだ時点で想定できたとはいえ、
気を揉んでおられる方々も多いものと思います。

もっとも、あの恥部ともいえる内情を些少なりとも知りえる立場にいた私からすれば、
まだ何とか、墜落寸前ながら低空飛行を行っている方だとさえ感じてはおりますが、
それもこれも、多くの方々が裏で動かれた結果にすぎないと思うと、暗澹たるものを感じざるを得ません。

さて、ご報告はしておりませんでしたが、
一昨年の初夏より、私からお声をかけさせて頂いた方々の並々ならぬご協力を得、
あらためて、この邦のあり方について議論・収斂をさせて頂いておりました。

私個人としては、これは私自身が夢見た「邦のあり方」の骨子を明解に残す遺書になるとも考え、
ゆるりとではありますが、じっくりと進めていこうと心積もりをしていたのですが、
今月になり、どちらかと云えばまだ我々が期待しても居た方々より、「改憲原案」なるものが発表されました。

その内容に愕然とした方々も多々いらっしゃると思いますが、私もその一人であります。 しかもこの内容を以って、保守系新聞ですら<「保守色」に異論も>などと取り上げ、
高名な保守政治家と目される方々までが肯定されている様を見聞きし、
愕然というよりは、背筋に冷たいものを感じたという比喩が正しい心持でありました。

「第一章 第一条 天皇は、日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する 日本国民の総意に基づく。」 ※某党憲法改正原案の新設条文より

「天皇は、日本国の元首であり、云々」 とは何たることですか?
何故に、先人が「象徴」という文言を作り出したのか、
その意図は完全に忘れ去られてしまったのでしょうか?
もし明解に元首と規定すれば、欧米の象徴元首制とはその成り立ちから一線を画す以上、
畏れ多くも、天皇陛下に政治的決断の責を負わす事になりかねない事実に気づかないのでしょうか?

日本の保守知識層とは、如何にバランスを欠いてしまったのか、と嘆き悲しみ世捨て人となるのは簡単な事ですが、
それでは、あまりに自らの子々孫々に対して無責任と云うもの。

未だ未完のもの故、精査が済んでいないものではありますが、
急遽、私が遺書とも考え、皆々様のご協力を得ながらゆるりと準備していたものを、
順次公開させて頂きたいと考えるに至 りました。

半世紀以上も皆々様がご覧になられてきた風景、馴染まれた風とは大きく異なるものだと思います。
敢えて、議論を呼ぶためにも大きく踏み込んだ内容も御座います。

しかし、この混迷・気持ち悪さに対する私共なりの答えでもあります。

では、御照覧あれ。
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