無名人独白集

美しいもの、麗しいもの大好き。その真逆は嫌い。
故に「小異に拘り、大道を外す事勿れ」
そんな我侭で偏屈な人の独り言。

悪法3法について

2005年11月30日 04時18分40秒 | 社会・内政関わる話し
※判りやすくする為に比喩を使いますが決して他意はありませんので悪しからず。

今問題になっています、人権擁護法案
そして少し前に問題になった、在日外国人参政権付与問題。
そして、観光ビザ恒久免除問題

改めて書くまでもありませんが、これらは、セットの法案だと私は考えています。




人権擁護法案により反対者、反日国家・勢力に対し都合の悪い声を封殺。

◆出来れば国政、もし無理でも地方政治の場に、極めて低いハードルにて参政権を与え、自らの都合の良いやうに条例、法制を整備。

◆現状ですら、万博に来るなど観光等の目的で入国した後、雲隠れする輩が後を立たずに、中国、韓国等からの不法就労者があふれている現状で、さらに間口を広げ、特定地域に集中した不法住人の組織票を強化し、選挙時に圧力を発生させる事により自分たちの都合の良いやうに候補者や条例、法案を操作。


これらは、そのまま国が乗っ取られかねない法律のセットそのものだと感じるのです。
ですから悪法3法なぞと云ってみているのですが・・・
困った事に、これに皇室典範改悪をプラスしなければならないかもしれません。
この改悪は、そのまま国としての建国の意義を破壊しかねないわけですから、
強力なジャブ三発の後のフィニッシュブローそのものになりかねません。


「国が乗っ取られる!」というと、
すぐに「ああ右翼だ」と仰る方も多いやうですがw
実はそうでない事を国民に知らせずに来たのが現状なのです。
このことについて詳しくは、また別の日に書くとして、、、

早い話が、国というのは、地方の集合であり、
その地方は都道府県の集合であり、
その都道府県は市町村の集合であり、
その市町村は各家庭の集合である訳です。
当然、各家庭は個の集合になりますよね?

人は個では生きていけません。
生活するにしろ何にしろ他人との助け合いが無ければ生きていけないものです。

また国というものは、文化、文明、伝統を内包する器であるわけですから、その根幹を破壊する事に繋がりかねない事には、大変に慎重に当るべきなのです。


この国土、自然は、皆さんや私のお父さんやお母さんやそのお父さんやお母さん、
つまり我々の父祖が大切に守り、育んできた財産です。

平たく言えば、今、我々が新鮮なものを食べ、蛇口をひねれば曲がりなりにもそのまま飲める水が迸り、スイッチを押せば夜でも明るく電気が灯り、商品を簡単に買う事が出来、義務教育を受ける事が出来などなど不自由なく生活出来るのも、
父祖からの莫大な税金を投入して作られた道路や線路や生活必需の各種システムが運用されているから他にはありません。

これらを、各家庭に例えれば、父母の世代から真面目にコツコツ働き、やっと土地を買い一戸建てを建て、自らも結婚し子供を作り大事に家庭を作ってきた人の家とも例えられます。

そうすると、これら悪法3法が目指すところは、こんな感じになります。
幸せな3世代住宅に突然、どっかの人がやってきて家に不法に居座り、基礎を築き上げた老いた父母の発言権を封じ、勝手に家の財源を使えるやうに家のルールを変え、今までその家族が作ったものを食い潰していく。
まるで、なんとかサスペンスも真っ青みたいな・・・というよりあまりにチープすぎて・・・・・
こんなシナリオ没でしょう(大笑  あぁお腹痛いw
だってありえない・・・

実際無理に云えばそれを、一般では押し込み強盗とか云うのでしょうが、

この悪法3法は、
家の中で赤の他人が勝手に動けるやうに目指し、
それが変だよという声をいけないことだと押し込めておいて、

家の決め事に何の関係もないその赤の他人が、口出しをする権利を認め、

さらに家に誰でも入れるやうに鍵をかけないやうにしましょう。

といった風にも例えられましょうか。



どう考えても変w

色々と推進派の方々は「そうじゃないそうじゃない!」と仰っているやうですが、
やはり肝心のところ、例えば
「泥棒や勝手に家の中を徘徊する人が多いのに鍵をなくしましょうとは変でないの?」
とか
「なんでいつのまにか家に入っていた変な人も見つからずに何日か居ればその家の人と同じやうに発言権をもてるなんて変じゃない?」
とかの質問には、まるっきり納得のいく答えていただけない事が多いやうですw


今、皆様の中には、
「別にどうでもいいじゃん」という方も多いかもしれませんが、
あんまりそうも云っていられないのですよ・・・

例えば、悪口のつもりでもなくある人に励ましの声を掛けたら、
「侮辱された!人権侵害だ!!」と出来るわけですし・・・
一度、そうなってしまえば、もしその後、随分やな思いをして他人から散々白い目で見られた後に無実が証明されても、
「あの人は無実だったんですよ~」と云ってくれるところはないわけです。

どこかの町で、1ルームの部屋に6人も10人も住み始めたり、廃棄されたビルや空き地に勝手に住み着く人が出てきて、
「このごろ変な人が増えたな~口きかないし1日中プラプラしているし、人数膨れてくるしなんか怖いよね・・・」
と思っていたら、
ある日突然、その人たちが「仕事がないのはお前らのせいだ金よこせ!」
「仕事がないから、俺らでも出来る仕事作れ」
「俺らの住宅事情は最悪だ!住宅事情を改善しろ」
と日本語でない言葉で喚き始め、突然、今、貴方が住んでいる土地を立ち退かされて、税金をドバドバ使った公共事業をしなければいけなくなっていて、税金がどんどん上がっていって(苦笑
でも彼らは納税はおろか、交通機関や電気・ガス・水道は無料。
人道の名の下に支援物資は山のやうにw
元々そこにいた人たちは、文句を云う事も出来ずに、隅っこで小さくなって重税にあえぎながら彼らを支えている(呆

でもこんなコントみたいな事が出来かねないわけです。
だって最初に悪法3法でクリアして選挙で主導権を握れば、さらに都合のいい法律なんかいくらでも作れますからね。


そんな法律作って誰が得か?  って?
推進する人には何らかの得があるのでしょう(笑

お金とか女とか特定の人たちに対する名誉とかw
それらを生む打ち出の小槌の原料になる票とか、票とか、票とかw

いや、あくまでも独り言ですよ独り言w
まぁ人権擁護法案が通れば、当然! こんな事もいえないわけですがね。

ちなみに、そうしておいて、最後のとどめに、
「お父さんお母さんを大事にするなんて変だ。やめろ!」とか
「仏壇があるのは変だ!お墓も要らない売って金にしろ」とか言い出せるわけでw
しまいには、どこの誰だか判らない人を連れてきて、若夫婦の奥さんもしくはお母さんと無理やりもしくは、騙すか誑かすかして子供作らせて、
「この子供が跡継ぎだ」「全ての財産はこの子に継がせる」
とでも始まったら・・・
まぁ、貴方の兄弟姉妹やお父さんや貴方の子供や貴方自身は
「ふざけるな!」でしょうがw

でもそれが可能なのですよね・・・
だって、法律で決まってますものw




・・・・・・・・・・・・・・・貴方はそうなるまで黙って見ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

閑話休題として、ちと面白いものを。。。

2005年11月29日 06時33分58秒 | ゆるりと
興味のない方にはち-っとも面白くもなんともないでしょうが、、、
堅苦しい話しばかりなのもなんですから\(^O^)/
ちと珍しいものを と、さらに硬い金属の塊をw

これは複製ですが日本で最初に作られたアームストロング砲です。

上野の彰義隊を撃った話が有名ですが、これの開発時は相当な苦労があったと聞いてます。
ややフィクションも多いですが、
司馬遼太郎 アームストロング砲などを読まれると面白いかもしれません。



なんか、正面を出して、アームストロング砲として肝心の薬室側を出さないとしかられそうなので(汗  
ついでに裏をw  こちらが薬室側です。暗い写真でごめんなさいm(_ _)m
薬室のハンドルが後装砲として装填時に使う処になります。
原理としては現在の砲の噛み合わせに似ているのですが、
残念ながら開けませんでした・・・



次はこんな青銅臼砲でもいこうかしらw


第一声  「カワイイ !!」
そんなこと云うのは私だけ?w

薬室のあたりを大きく絞ったこのつくり、旧式臼砲の造りのわかる、ちと珍しい品かもしれません。詳しくは、佐賀県県立博物館が参考になると思いますが、、、どうやら展示品に載っていないやうな・・・


昔は入り口にデンとあったのですがねぇ。どこか移したのかな・・・今度再度見に行っておこうw



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミレスにて・・・

2005年11月28日 23時17分17秒 | 教育、歴史、道徳に関わる話し
 ちと所用があり、珍しくこんな時間のファミレスに長居しました。
まいった・・・・・・・・・

21時過ぎても屯っている制服の女子高生たちのグループ・・・
酒を飲んでいる明らかな未成年・・・
22時過ぎても、まともとは到底思えない男子とくっちゃべっている制服の女子高生。
制服のミニスカートで大股を広げて明らかな社会人と思われる男子といちゃつく女子高生・・・
従業員は中国人だらけ、客は無視してプライオリティも判らず、メニューの記憶も怪しいとは(呆

何なんですかこりゃ(泣
一昔前から酷くなってきたとは思っていましたが、ここは日本なんですかね。。。
正直、人件費が安ければ良いとばかりに外国人就業者を多用する企業も許せませんが、
特に目に付くのが女子の御乱行ぶり。
いったいこの娘たちの親は何をしているのか・・・会って話をしてみたいと思うと同時に、正直、この地面から消えて欲しい気分でもありました。

最初、日頃、極力しているやうに声をかけようかとも思ったのですが、
よく考えたら、全部声をかけたら私の周り目の届くところ11テープルくらいのうち、
7~8テーブルがそんな按配なので、さすがに声を掛けるに掛けられませんでした(泣
そんな自分が情けないやら、その状況が情けないなら。。。




私は、日本人としてこのやうな日本の世情が恥ずかしい。
本当に、もうどうしてくれようか・・・
私たちが必死にこの状況を打破したいと願っている事は、
はたして彼女らに伝わるのでしょうか(苦笑
凄まじい確立で性病に感染しているとも云われている彼女らが、母親になる事が末恐ろしくもあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の好きなこの国の在り方が変わってしまう(泣

2005年11月27日 22時28分15秒 | 御紹介したい事
正直に申し上げます。
もしこのままこの改悪が行われれば、歴史的観点から立っても日本という国はここでなくなる事になると言っても過言ではないかもしれません。
百年以内か数百年後か判りませんが、世界の教科書に
「国家国民の象徴たるこの点をあまりに安易に改変した事により、日本は、その歴史的のみならず建国の正当性をも失う事となった。この事により歴史ある日本という国はその形のみを残す事となり~」
などと描かれる事を悪夢のやうに思い浮かべています。。。

私は少なくともそのやうに考えていますので、皆様が、興味を持つ切っ掛けとなればよいかもしれないと思い、ご紹介させていただきます。


≪皇室典範を考える集い≫
【日 時】11月30日(水曜)午後6時半開会(6時開場)~9時
【会 場】ニッショーホール(日本消防会館)
     港区虎ノ門二丁目9―16  電話03―3503―1486
      http://www.jaeic.or.jp/sk-3f-12.htm【主 催】皇室典範を考える会(代表 渡部昇一)
【テーマ】皇室典範を考える集い―「有識者会議」の見識を問う―
【登壇者】有志国会議員数名のほか工藤美代子(作家)、小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、田久保忠衛(杏林大学客員教授)、中西輝政(京都大学教授)、萩野貞樹(国語学者)、屋山太郎(政治評論家)、渡部昇一(上智大学名誉教授)ほか。
【参加費】無料
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝生

2005年11月26日 04時01分40秒 | 社会・内政関わる話し
久しぶりに、遅くに帰って、TVつけたら朝生やっていて・・・
見ていたら頭痛くなってきた(苦笑

少子化対策の話をしているのだが、「勝ち組がどうたらこうたら~」って
そこに居るの全員、今言われている勝ち組じゃないかい?
その勝ち組が、何を語っているのかね(大笑

オタクとかなんだとかをしたり顔で語っているそこの親父さん。
あなたはオタクを味方に付けたいのか?
それとも受け狙いか?
例えそうであったとしても、あなたが言っているところは、あながち大外れではないからいいかもしれないが、それに対する他の人間の反応を見ていて気付かないのか?
どれほど、彼ら彼女らが現実から乖離した存在かを。

特効薬がないだの具体策がないだのうだうだと・・・
在るじゃないの、特効薬w
目の前に。
彼女や彼らの存在こそが少子化の根源理由を具現化したものなのだからw
貴方方が小難しく突付き回して解決を遅らせているだけだよ(泣

そこで指を振りながら話している貴女!
一生懸命冷静を装いながら静かに話しているつもりで感情の動きのよく見える貴女!
貴女方が考える子供像や男性像そのもが歪んでるのよ・・・
なぜそれに気付かない。

階層化が始まってるとか言ってたが、その階層化を助長し、ますますその方向に走っているのが、今の時代でしょう。その時代を作ったのは誰?
性差の問題を歪めて取り上げてホモサピエンスを歪な生き物にしようとしている貴方たちじゃないかい!



テレビ朝日はこれをコメディとしてやっているのではなく、
真面目な番組としてやっているのであれば、すぐに看板を下ろしなさい!
世間の良識のやうな顔をしていることが恥ずかしくないのだろうか・・・
2年前に比べ、このごろ少しは良くなって来たかなと思っていてはいたが、
そうではないのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島小学一年生の話

2005年11月24日 17時25分49秒 | 社会・内政関わる話し
 事件の詳細がわからない以上、確定的にはいえないのですが・・・
状況を聞けば聞くほど大人の犯行に思えないのは私だけでしょうか?

よく考えられる、性異常者による犯行であるならば、
折角手に入れた宝物(不適当な表現でしょうが・・・)をこの短時間で手放すのはありえない事ですし・・・登下校ルートからさほど離れずにランドセル、身体の発見場所があるのも大人の犯行とすれば極めて不自然なのです。。。

素手でガムテープで巻けば、指紋は山のように出るはずなのですし、ゴム手袋でもしない限り手袋の繊維が残りやすいものですが、犯人が手袋をしていたとかしていないとかそのあたりに関してどうも警察は現状において伏せているやうです。
もしそのあたりに細心の注意が払われた犯行形態であれば、
怨恨・見せしめ・自己顕示等の結果が考えられるのですが。。。


同級生による特定職種の父親を持つ転校生に対するイジメの結果でなければ良いのですが・・・
もしそのやうな前兆が在ったにも拘らず学校側が現時点で把握していない、もしくは隠しているとすれば許しがたい事です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思ふ処

2005年11月22日 23時59分32秒 | 独り言・・・
最近とみに思ふ事があります。

世の中には、理想を謳う良さもあれば、現実主義に徹する美しさもあります。

現実に直面しすぎて夢を語れない人ほど魅力のない事はないものですが、同時に、現実を直視するどころか、現実社会における経験もさほどないままに
理想を語る人が多いのも問題であると思ふのです。
決して私が、人一倍経験豊富な人間ではないのでしょうが、
人を見る仕事をしているせいか、今の人たちには、
見聞を広める意識が希薄に感じます。

これは、社会が単能性を労働者に対し求めてきた結果なのかもしれませんが、
「突き三年」という言葉があると同時に、「馬鹿の一つ覚え」に近い状況が多々見受けられるのも現状だと思います。

問題は、ひとつの作業の中にも世界を見れる事だと思うのですが、
それが出来て居ない結果だとは思います。

私は、かつて人間的には決して尊敬できない社長の元で働いた事もありますが、その人も多くのことを私に教えてくれました。
まぁ勝手に私がそう思っているだけかもしれませんが・・・
その中でも最も私が今でも気に留めている言葉をここに記そうと思います。

「自らの力を過信するな、
 世の中には、看板で出来ている仕事を
 自らの力で成し遂げえたと勘違いする人間が実に多い」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

質素について

2005年11月21日 21時02分39秒 | 独り言・・・
質素という言葉も聞かなくなった気がする今日この頃w
お約束どおり質素について私なりの事をと思います。

質素とは決して清貧を指す事では在りませんが、考えるにあたって、
「足る事を知る」
これも昨今聞かなくなった気がする言葉ですが、
この事が世の中から忘れ去られ始めている事をまずは危惧すべきかと思います。
「大きいことはいい事だ」「豊かな事はいい事だ」と高度成長期に邁進を続けた世代は、自らの身と心を置くべき場所を自ら探し出せなくなってしまっているのではないでしょうか?

つい先日、ある古くからの友人と話す機会がありましたが、
「義理が廃れすぎている。義理を通した行為をする人間が減っただけではなく、その行為の裏に下心があるかのごとく言われてしまう事の方が多くなってしまった。」
と嘆いていました。
その事に頷きながら、ふとそのとき思ったのですが、
義理を果たす事が廃れた事の根幹に、「個人主義」の名を騙った、
自己の利益を優先させる「利己主義」「自分本位主義」といったものがあったのではないでしょうか?
具体的に言えば、夫が義理堅く古き友の窮状に手を差し伸べやうとしても、家族や子供を守る立場の妻が財布の紐を開かねば、してあげられる事にも限りが出ます。
当然、その逆もしかりでしょう。
そのやうな形のものがあらゆる家庭で、繰り返し行われた結果、世代すら超えた形で義理を欠く行為が当たり前のこととして定着してしまったのでは?と考えたわけです。
しかし、これはまさに足る事を知らぬ故の行為ではないでしょうか?
若干なりとも生活が安定している人間が、窮状を訴える親友に対し手を差し伸べるなどの相互補助の考えは、いくら社会保障制度が発展した中においても失われるべき事ではないと思います。
しかし、足る事を知らぬ人や家族が増えていった時に、果たしてその良き慣習が維持できるのかと考えれば、絶望的なものがあります。

今の恵まれた世の中において、一人足る事を知ることは難しい事だと思います。
しかし、それを知らぬ故と思われる犯罪の多発を見るにあたって、やはり
「他人は他人」という自らの立地を確りと持った上での「足る事を知る」精神をもう一度持ち直す努力を我々はしていかなければいけないのではないでしょうか?

それは、私が質素とは、自らの中における戒めであると同時に、他者に対する思いやりの心の中に在るものだと思っているからこそ、強く感じるものなのかもしれません。

古き友に対してまで、この有様では、仕事仲間や学友はおろか、袖振り合う縁なぞないも同じでありましょうから、世の中がギスギスするは当たり前のことかと思う次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名とそれに対する誇り

2005年11月20日 17時23分52秒 | 教育、歴史、道徳に関わる話し
自らの名に対し、誇りを持つことが少なくなったやうな気がします。
ある教育現場において学童が名前をもじった悪口を言われた際、
担任の教師はただの「嫌がることを繰り返し行った」程度の認識しか持たなかったやうです。
もしその際に、人の名を辱めるやうな行為を行ったと認識してその行為を叱るのと、
上記のやうな認識の下で話を行うのではその教育成果に対し大きな開きが出ます。

名というものは、先祖代々継ぐものですし、その名にはいかなる家であったとしても誇りを持つべきことです。
その誇りは、自らを生み出したる父祖に対する畏敬と感謝の念の現れであると私は思っていますので、名を繰り返し辱めた児童に対する叱責がそのやうな認識しか持ち得ず、その低俗な教養をもって根拠無き自信を持つに至っている教師によって行われることに、現状の教育崩壊による社会混乱の源を見る思いであるわけです。

私は、そう云った事の基礎を父から学んだやうな気がするのですが、正直判然としません(苦笑  当然の事の如く思っていたこう云った事を今の人々は習う場を失ってしまったのでしょうか?
核家族化が諸悪の根源だとは思いませんが、我々世の大人達は今暫し先人の知恵や知識を見直し継承すべき方法を探るべきだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

贅沢について

2005年11月18日 17時18分49秒 | 社会・内政関わる話し
皆様は、自分で贅沢だなと感じる時はどんな時ですか?
という質問をよく見かけます。

そもそも贅沢の基準が人によってまちまちである云々もありますが(w
確かに十数年前の狂乱より幾分、いや随分と落ち着いたとはいえ、まだまだ随分と贅沢な世の中です。

しかし、庶民的消費者であれば誰もが「まぁ贅沢だろうね」と感じる事はあるもので、ここに数次にわたる段階的な税制の区別がない事を以前より随分と奇妙に思っております。
グラム何千円の肉なぞ、そうそう庶民の口に入るものではなく、また1000万前後もする2シーター車も決して一般消費者向きとは思えません。
ウン千万もするジュエリーなぞ尚更でありましょう。

消費税が導入された時から米、塩、味噌などの一般消費者の生活必需品まで一律である事に驚きましたが、本来からいえば、一般生活に必要な物と準贅沢品、贅沢品は分けるべきで、これを総て一律の消費税で縛る事は、庶民に対する配慮に著しく欠けたものと感じるは私だけでしょうか。



質素については、また次の機会に(w

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする