今TVの地方情報番組でさぬきうどんブーム10周年の特集をやってました。
元々は通常の飲食店のスタイルとかけ離れた店を地元タウン誌が紹介したのが始まりでしたが、この10年で多くの功罪を生んでるなと自分は感じてます。
特に観光の目玉のない香川県に人を呼び続けている事は良いのですが、お金が落ちているのは結局一部のうどん屋だけで観光収入の底上げになってません。
またうどん屋全体に勝ち組・負け組を生んでしまっています。美味くない店が淘汰されているならいいのですが、例の紹介本に載ったか載らないかで生じている事が問題です。
喫茶店よりうどん屋が多い香川県ゆえに本に載る載らないは致命的で、有名店の周りの店が閉店に追い込まれたのを多く見てきましたし、有名店も一部には驕りが見えるところもあります。
このブームで香川県の知名度が上がったのは間違いありません。今後もブームが続くのか分かりませんが、お気に入りの店が突然閉店してしまう様なことが今後もありませんように・・