アマゾンで買うつもりでしたが本屋に入荷していたので速攻で買いました。
「戦場の犬たち」WWⅠ~Ⅱからベトナム戦争までの軍用犬の写真集です。
軍用犬だけでなく戦場で拾われた犬や部隊のマスコットとして連れて行かれた犬の写真もあります。
もう1冊は「戦場に行った動物たち」。犬以外の戦場にいた動物たちの写真集で、馬やロバはもとより伝書鳩から象やイルカ、猿や熊といった宇宙開発の実験動物まで納められています。
写っている動物たちはどれも普通に生きています。
しかしながらこれらの、特に軍用犬は「動物」でなく「備品」であり、たとえ生き残ったとしても兵士と共に復員することなく「廃棄」されてしまった(少数ながら「戦友」の尽力で復員したものもいますが)という事実もあります。
恐らくここに写っている殆どがそのようになったのでしょう。まして自分の意志でなく人間に連れてこられたのです。
色々と考えさせられる本でした。買ってよかったです。