少子化対策の財源に社会保険料値上げを目論む岸田文雄

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少子化財源、社保料引き上げ軸　衆院選見据え「増税」慎重―政府・与党：時事ドットコム

　政府・与党は「異次元の少子化対策」の財源について、公的医療保険など社会保険料の引き上げを軸に検討する方針だ。３月末に策定した対策の「たたき台」を全て実施すれば、数兆円規模の予算が必要となる。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、国民の反発を懸念して増税は避けたい考えとみられる。

　財源に関し、岸田文雄首相は３日の参院決算委員会で「各種の社会保険との関係、国と地方の役割など、社会全体でどのように安定的に支えていくか考える」と説明。自民党の茂木敏充幹事長は４日のＢＳ日テレ番組で、現時点での増税や国債発行を否定しつつ、社会保険からの拠出に言及した。

　会社員の場合、公的年金、医療、介護保険の保険料は社員と企業で折半している。首相が議長を務め、７日にも初会合を開く「こども未来戦略会議」で各種保険料の上乗せ徴収についても議論。政府はこれを踏まえ、子ども・子育て予算の「倍増」に向けた大枠を６月に示す方針だ。

　ただ、経済界には企業の負担増を懸念する声があり、理解の取り付けは不可欠。子育てを終えた世代や独身者の負担も増えることになるため、「社会全体で支える」とのコンセプトの浸透が課題となりそうだ。

　政府は昨年末、防衛力強化の財源として法人税などの増税方針を決定。物価高騰が国民生活を直撃していることもあり、内閣支持率が低迷する一因となった。少子化対策で増税を回避する背景には、政権の「中間評価」が問われる衆参５補欠選挙の投開票が今月２３日に控えていることもあるとみられる。

　少子化対策のたたき台は、児童手当の所得制限撤廃を打ち出し、出産費用の保険適用に向けた検討を明記。「社会全体で子育てを支える意識を醸成する必要がある」として、幅広い層に負担を求めることを念頭に置いている。
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岸田文雄は少子化対策の財源に税でも国債でもなく社会保険料の値上げを当てる目論見のようだ。

消費税を増税をすれば物価高で食料品とエネルギー価格が上がっているのにさらに価格が上がることは国民の反発が容易に想像できる。だから消費税増税はできない。

国債の発行を増やすのが正解なのだが、財務省が反対する。岸田文雄は財務省の傀儡だからこれ以上の国債の増発を避けようとする。

だから社会保険料の値上げというわけだが、社会保険料の値上げも増税と違いはない。社会保険料は累進課税じゃないから所得税の増税より悪いのだ。企業が負担する辺りは一般国民には悪い話ではないが。

もはや税と社会保険料を併せて国民負担率は5割近い。江戸時代と同じ五公五民なのだ。これ以上の増税、社会保険料の値上げ、には国民が耐えられない。

社会保険料はサラリーマンは給与からの天引きだから負担感が重くないと勝手に思っているようだが、手取りが減れば嫌でも負担増に気付く。

国民の実質所得が減れば消費も減りさらに景気が悪化する。岸田文雄と財務省は国民からはいくらでも搾り取れると勘違いしているのではないか。

さらに岸田文雄の「異次元の少子化対策」はこれまでの少子化対策の焼き直しでしかない。なぜ少子化になっているかその解釈を間違えている。男性の非正規労働者が結婚できないからだ。そのため少子化になっているのだ。

子育て支援は悪いわけではない。結婚できる夫婦は3人以上生むようになるかもしれない。しかし男性の非正規労働者が結婚できなくては少子化の抜本的な対策にはならないのだ。

社会保険料の値上げにより国民の負担を上げて、実質所得、手取りをさらに減らして結婚できない男性の非正規労働者を結婚できるように「しない」少子化対策ではさらに少子化が加速するだろう。何もしない方がマシなくらいだ。

男性の非正規労働者に安定した職と所得を与え、結婚できるようにする。それが最大の少子化対策だ。岸田文雄以下政府、自民党はまるでわかっていない。エンゼルプランの焼き直しでは少子化対策にならない。

財源についてひろゆきが面白いことをツイートしていたので紹介する。

岸田首相が「インドに5年間で5兆円出す」と言った時は財源とか言わないのに、少子化対策だと増税とか社会保険料アップとか言い出すのは、何故なのだろう？https://t.co/MYAUwsvT9x

— ひろゆき (@hirox246) April 5, 2023

外国に援助する金はどこから出ているのやら。その金を少子化対策に使えば良いではないか。ひろゆきというインフルエンサーが言ってくれたことでそれなりに波紋が広がるだろう。インプレッションもこのブログを書いている時点で726万もあったし、スポニチもひろゆきのツイートを記事にして紹介していたからだ。

原口一博には国会で是非とも少子化対策の財源にインド太平洋地域への援助、投資の9.8兆円を当てれば良いではないかと質問して欲しい。岸田文雄がどう誤魔化すか興味がある。

原口一博のおかげで岸田文雄への再び怒りを抱けた - 面白く、そして下らない

社会保険料の値上げが嫌なら抵抗するしかない。明日は統一地方選前半戦の投票日だ。知事選は奈良県知事選以外自民党系が勝ちそうだし、私の神奈川県議選は無投票で当選が決まってしまったため反自民党票を入れようにも入れられないのだが。

選択肢がある有権者は非自民党に投票して欲しい。維新だとなお悪いのだが、それでも自民党をお灸を据えるために維新に投票して一時的に維新を勝たせるべきなのかわからない。

神奈川県知事の黒岩祐治は文春に不倫していたことを記事にされたが、落選はあり得ないからだ。批判票ということで他の候補に投票するが黒岩祐治の4選は揺るがない。棄権票が増えるとは思うのだが。

少子化対策の財源に社会保険料の値上げは逆効果だ。反対しよう。


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