面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

地政学の掟

2019-02-24 22:43:01 | 政治
1.隣接する国は互いに敵対する。
2.敵の敵は戦術的な味方である。
3.敵対していても、平和な関係を作ることはできる。
4.国際関係は、善悪でなく損得で考える。
5.国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。
6.優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆も然り)
7.国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
8.外国を利用できるか考える。
9.日本が利用されているのではないか疑う。
10.目的は自国の生存と発展だけ
11.手段は選ばない
12.損得だけを考える。道義は擬装である。
13.国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。
14.油断しない
15.友好,理解を真に受けない
16.徹底的に人が悪い考えに立つ
17.科学技術の発達を考慮する

「国家に真の友人はいない」……………………………………… キッシンジャー
「隣国を援助する国は滅びる」………………………………………… マキャべリ
「我が国以外は全て仮想敵国である」………………………………… チャーチル
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。
 長く深淵を覗く者を、深淵もまた等しく見返す」… フリードリヒ・ニーチェ
「過失ありて罰せられず、功績なく賞を受くれば、国が滅びる」……… 韓非子
「平和を望むなら、戦争に備えよ。(Si vis pacem, para bellum.)」…… ラテン語の格言
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」……アラン


実のところ、これはコピペだ。だからこそ見たことがある人もいると思う。読んだことがある人は改めて読んで地政学を理解して欲しい。厳しい国際社会で日本が生き残っていくために。

>6.優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆も然り)
昭和時代の大日本帝国政府がこの事を深く理解していれば連合國に占領されるまで惨敗することはなかったのではないか。そう思えてならない。

陸軍と海軍の仲が悪いのはどの國にも当てはまるが、大日本帝国の場合度を越していた。陸軍予算と海軍予算は「仲良く」半分ずつで、陸軍大国だか海軍大国だかよくわからない國になっていた。

首都がある内地は島国で海外から原油が入って来ないと干上がってしまうのだが、朝鮮半島、満州を領土とし、共産主義を掲げるソ連と相対していた。陸軍、海軍ともに疎かにできなかった。

だがそのせいでどちらも中途半端になった。全てを守ろうとして全てを喪ったと言えるのではないか。仮に陸軍が壊滅し、満州を喪い、朝鮮半島を喪ったとしても海軍が健在であればまだ戦えた。國を信じて満州に移民した日本人はソ連の侵略で悲惨な目に合ったのと同じ目に合うだろうが。大日本帝国が米国に降伏した時点で陸軍はまだ健在だった。まあ半壊していたが。

ドイツ、ソ連は陸軍大国。米国、大英帝国は海軍大国。それぞれ力を入れる軍は決めていた。迷うこともない。陸軍海軍半分この大日本帝国ががっぷり四つで米国と戦争になっては勝てない。まあ大英帝国の東洋艦隊はプリンスオブウェールズとレパルスを撃沈し壊滅させたが。

江戸時代ずっと鎖国していたので大日本帝国は指導者も含めてメンタリティが小さな大陸国家だった。明治維新でいきなり海洋国家にはなれなかった。朝鮮半島を傀儡政権ではなく領土化してしまった。そのせいで破滅は時間の問題だったのかもしれない。核兵器の登場で大国同士の戦争が抑止されるまで時間が稼げればまた違ったかもしれないが。

戦後の自衛隊の予算は陸海空が4・3・3だそうだが、現在は陸の予算を削り海空に回しているようだ。島国の日本は海軍が壊滅したらどうしようもない。そのことを日本政府・自衛隊の上層部も理解していると見るが。

>「隣国を援助する国は滅びる」………………………………………… マキャべリ
支那に莫大な援助をしてきて最大の仮想敵国に育ててしまった。援助は10兆円を超えると言われる。そのことへの総括、反省もない。日本が滅んだら自民党、外務省、財務省、財界、マスコミ、親支那派の知識人のせいだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツイッター凍結が長い | トップ | 宗教を治外法権にしてはならない »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事