面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

ネットは社会に波紋を起こせるか

2021-11-22 18:11:14 | 日本人への呼びかけ
ファイナルファンタジータクティクスというゲームの台詞に次のようなものがある。

~~引用ここから~~
http://park3.wakwak.com/~pierrot/fft/co_1.html

騎士ウィーグラフ
「逃げてどうする? いや、どこへ逃げようというのだ?
「この場から逃れようとも我々は奪われる側…。いいように利用されるだけだ!
「我々は我々の子供たちのために未来を築かねばならない。同じ苦しみを与えぬためにも!
「我々の投じた小石は小さな波紋しか起こせぬかもしれんがそれは確実に大きな波となろう。
「たとえ、ここで朽ち果てようともな!
~~引用ここまで~~


このウィーグラフというキャラクターは反乱軍いやはっきり言ってテロリストであるが、体制が腐りきっているので悪とは言えない。あるいはもうひとつの正義とすら言える存在だ。主人公サイドの人間ではないので体制を是正あるいは転覆させることはできないのだが、主人公は一石を投じたと評価している。

>我々の投じた小石は小さな波紋しか起こせぬかもしれんがそれは確実に大きな波となろう

私がネットで政治について論じているのも小石を投じて社会に波紋を起こしたいからだ。このウィーグラフと違って命を懸けて体制と戦うどころか寝っ転がりながら書いているブログだし、何より読者が少ないのだが。最近少し読者とブログへの評価が増えてきて嬉しい。

ネットは社会に波紋を起こすことができるのか。インターネットはそれこそ魔法のような道具に思える。ネットは愉しくて仕方ないし、万能に思える。しかしネットの普及で政治は変わったのか、国民の暮らしは良くなかったのか。そうでもない。

自民党の悪政は続いている。むしろ自民党が支持拡大のためにネットを積極的に利用している。もちろん自民党全てが悪というわけでは無論ない。自民党が緊縮財政から積極財政に転じてくれればそれで十分なのだ。私はそのためにネットで政治的主張をしていると言っても過言ではない。

私のブログは過疎ブログなので影響力は微々たるものだ。仕方ない。だが三橋貴明のような人気ブログはどうだろう。あるような気はするのだが、なかなか政治は変わらない。三橋貴明は結構根気のある人間で10年以上ネットから小石を投じ続けている。波紋は起きている気はするが、政治を変えるには至らないというところか。

まだまだ新聞、テレビといった既存マスコミの方が影響力は強い。ネットの普及で全盛期からは落ちているがまだまだ影響力はあるのだ。自民党総裁選のメディアジャックにより総選挙は自民党が勝ったからだ。維新など国民の利益になることは何一つしていないのにテレビに出演するだけであれほどの議席を得たのだ。

新聞は凋落著しいが、大東亜戦争を煽ったのも新聞だ。慰安婦は売春婦に過ぎなかったのに朝日新聞の捏造のせいで性奴隷と国際社会に認識されてしまった。GHQの占領でマスコミはGHQの狗になり、日本人をかなり洗脳することに成功している。小石などという次元ではない影響力だ。

日本の新聞はほぼ全てが「緊縮財政」志向だから政府自民党が積極財政に転じることを執拗に妨害する。最大部数の読売新聞にも慰安婦問題に火を付けた朝日新聞にも一紙で世論、政治を動かす力はもう、ない。しかし新聞全てが緊縮財政だと世論と政治をかなり操作できてしまうのだ。

だからブログでツイッターで5ちゃんねるでまとめサイトで何度も何度も新聞を不買するようにも呼び掛けているのだが、小石程度の影響力さえあるかどうか。私の書き込みを見て新聞購読を止めてくれた人が一人でもいるかどうか。インフルエンサーでもない私の影響力はその程度なのだ。だが新聞に懐疑的な考えを持つようになってくれれば十分でもある。

猿猴捉月。自分を獣とまで自虐するつもりはないが、月に届かせるのは不可能だろう。文章の質を上げれば良いのだろうか。

新聞、テレビは大勢の人間で作られているが、私のネットは私だけが書いている。それも影響力に差が出る理由かもしれない。

徒手空拳で社会に波紋を起こしたいならば山本太郎のように全国各地で演説すべきなのかもしれない。れいわ新選組は総選挙で3議席、比例票200万票を得ている。比例東海も議席を得れたはずだったのだが、小選挙区重複立候補者が10%未満の得票率しか得れず、単独立候補した比例候補もいなかったから議席を逃してしまった。

れいわ新選組か日本第一党に入党し、各地で演説して国会議員になる。そして政治を変える。だが、そんな夢物語以前に体力と精神力がなく根性もない。徹底したどぶ板をやることはできないのだ。

ブログで連携するなんてことは考えていなかったが、連携するのも良いかもしれない。しかし、反自民党の保守派というのはネットでも少数派なのだ。連携相手が見つかるかどうか。それに連携するメリットがないと相手も連携に応じてくれないだろう。

最後に余談だが、漫画やアニメ、ラノベにゲームなども参考になる面はある。漫画やラノベを本とは認めない人もいるが、良質な漫画は書籍に劣らない。ひとつのコンテンツに傾倒し過ぎなければ良いのだ。色々やれば色々得られるものがある。人格が固まる前に『はだしのゲン』などは読まない方が良いと思うが。

「用韓」より「河野談話」の破棄だ - 面白く、そして下らない

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私が自民党を嫌うようになっ... | トップ | 副反応ではない »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本人への呼びかけ」カテゴリの最新記事