わたしたちの住処をつくる記録

いえづくりについて、できごとと考えたことを記録しておきます

外壁の経年変化

2018-01-07 11:16:16 | 完成後
完成から丸2年が過ぎて3年目に突入しています。
年末に田中製材工業田中さんがお見えになった時に、外壁の色を見ていかれたので、
そういえば無塗装のカラマツ外壁は未だきれいだな、と思い記録しておこうと考えました。

 
全体的に少し色が抜けて、渋くなってきましたが、むしろとても綺麗になっています。
竣工後まもなくは色が濃くなっていったのですが、ある時点から色味が抜けてきました。
さらに、カラマツ特有のはっきりした木目が浮き立ってきています。

倉庫の方はまだ数か月で、色は抜けていません。



どうしても雨が当たるところ、日当たりのわるいところは黒ずんでいます。
 
煙突の分、屋根を切り欠いているため、仕方ありません。
逆に言うと、他のところはあまり雨があたらないということになります。
雨が当たらない上に、日当たりよく風通しがいい立地、二階部分のみで地面の湿気からも遠いということが、
幸いしているようにおもいます。

一階部分にカラマツを使っていたら、こうはいかないだろうと思います。
雨がかりを計算した設計上の工夫があるんですね。
板の下端の木口も切りっぱなしで見せていますから、おそらくこれも効いているだろうと思います。
見切りがあったらどうなるか、なんとなく想像がつきます。

ついでに浴室。
 
無塗装の桧がとてもきれいなままです。
とにかく水分をそのままにしないという日常の心がけでここまで来ました。
何年目までいけるか楽しみです。



無塗装の桧の板塀(フェンス)の方はだいぶグレイになってきました。
まだ中間で、明るい色と黒っぽい色が混在していますので、
新建材の家に慣れている人がみれば「汚く」見えるだろうと思います。
全体がグレー一色になるのはもうちょっとかかりそうです。