2010年8月28日開催 「エムズミーティング ~ プラモ早作り大会」 チャレンジ作例
通常土曜日も出勤日にあたるとっしーさん、今年の夏の「早作り」には休暇を取ってご参加して頂きました
お仕事の都合までも曲げてご参加頂き、ありがとうございました
昨年冬の「早作り」では、わずか1時間ほどで「駆逐艦」を塗装込みで完成間近まで仕上げたとっしーさん、完成できなかったのが本当に悔しかったらしく、この夏の「早作り」ではリベンジを決行、早い時期から「エッチング込みで艦船を作る!」と発言されていました
「店長ぉ、フジミの比叡作りましょうかぁ」
「戦艦は艦橋部のパーツが多いで、無理ちゃうか?」
「店長ぉ、新しく出る赤城なら空母なら(=艦上の構造物が少ないので)できるかなぁ?」
「甲板の塗り分けどうするよ?出来上がっても飛行機がないとサビシイで、時間内に飛行機塗るのは無理っしょ?」
こんなやりとりを何度か繰り返した上、タミヤの「三隈」をセレクト
さらに「三隈」をセレクトした上で
「オレ、カタパルトはエッチングじゃないと我慢できないんですよね、三隈用のエッチングってありましたっけ?」
と、時間を区切って製作をする「早作り大会」においては無謀とも思える発案をされました
「いや、とっしーよ、エッチング使うなら駆逐艦あたりをセレクトしておかないと、時間内に完成させるのが無理になるんじゃないか?」といったアドバイスはドコカにおかれ
「タミヤ製のキットだから組立はストレスなくできるし、その分エッチングの組立に使う時間ができるでしょ、カタパルトとクレーンはエッチング使って、塗装して完成させようっと」 と意気揚々と「早作り大会」へと挑まれました
結果はご覧のとおり、完成と言ってよいでしょう、わずか6時間半で塗装・エッチング込の「三隈」を仕上げてくれました、お見事です!
「カタパルト・クレーン」はエッチングパーツに交換、このあたりの加工作業は手馴れたもので、クッと曲げてサラッと瞬着で接着、なかなか上手に曲がらないものなんですけどね
「探照灯台」も同様にエッチングパーツを使用、曲げ加工は苦にならなかったそうですが、甲板との接着面が点付けになるので、その作業に少し時間がかかったそうです
(そう言えば、以前、ループアンテナの接着面が少ないので苦労するとも言ってましたね)
驚くのは「艦橋窓」にもエッチングを使用しているところ、キットパーツの艦橋窓部分を削り落とし、違和感なく艦橋窓のエッチングを挟み込んでいます
「手すり」は時間が余ったら外周部分のみ取り付けるつもりだったとの事、「ダビッド」はエッチングを使いたかったのですが時間の関係で断念されたそうです
「カタパルト」をエッチングにしているので、艦載機も作りたかったのですが、作成に入る前にタイムアップ、時間ギリギリにサラリと張り線を1本通してフィニッシュ、撮影前に張り線が外れてしまい接着し直したのはご愛嬌といったところでしょう
塗装の面でも、煙突部や艦載艇、防水布の塗り分けまでも実行しているのは、やっぱりモデラーとしてのこだわりなんでしょうね
チャンレンジキット :
日本重巡洋艦 三隅 (みくま)
タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.342
日本海軍重巡洋艦 三隈・鈴谷・熊野 用 No.PE-134
チャレンジャー : とっしーさん
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