エムズプラス デイリーニュース

HOBBY SHOP M's PLUS のブログです。
プラモデルに関するニュースなどを掲載します。

2010年4月24日 エムズミーティング ~ プラモの日

2010-04-24 23:57:27 | ご連絡・ご案内
2010年4月24日(土) エムズミーティング ~ プラモの日

会場 : 靭会館
開催時間 : 午後5時~9時


●今月の作品 披露 (午後5時~)
・ 3号指揮戦車(42口径50cm戦車砲搭載型) (ペンギンさん)
・ M50A1 オントス自走無反動砲 (安田征策)
・ F-14B トムキャット VF-103 ジョリーロジャース ラストフライト (とっしー)
・ MiG21MF チェコ空軍仕様 (Na.K.)
・ メッサーシュミット Bf109E (吉良)
・ メッサーシュミット Bf109E (吉良)
・ E-2C ホークアイ (おかやまん)
・ ソードフィッシュ Mk.1 & Mk.2 (トーマス元少尉)
・ 90式艦上戦闘機 (トーマス元少尉)


●2010年 JMC作品展 日程
・ 8月17日(火) ~ 9月6日(月) 第1次セレクション受付期間
・ 9月13日 第1次セレクション
・ 10月6日までに必着 第1次セレクション通過者 作品送付期限
・ 10月30日 第2次セレクション
・ 11月19日 最終審査

・ 2010年 JMC作品展
 ・ 東京会場 11月20~21日 東京都立産業貿易センター 浜松町館3F
 ・ 大阪会場 12月11~12日 大阪城ホール 城見ホール 1F

3号指揮戦車 42口径50mm戦車砲搭載型 (ペンギンさん)

2010-04-24 07:01:01 | AFV ~ 戦車・装甲車輌
「3号指揮戦車 42口径50mm戦車砲搭載型」を製作しました

「3号戦車 J型 (60口径50mm戦車砲)」をベースとした「3号指揮戦車 K型」と比べ、多少マニアックなセレクトになる「42口径 50mm戦車砲」を搭載した(いわゆる3号J型 初期型)指揮戦車を一度製作してみたいと考えていました

ドラゴン社の「3号戦車」新金型キットが矢継ぎ早に発売されているこの機会がチャンスと思い、かねてからの計画を実行、サイバーホビーの「3号戦車 J型 初期生産型 (Pz.Kpfw.3 Ausf.J)」をベースに、パーツをアレンジして組み立てています

手元にあるキットのランナーを眺めながら、サクサクと作業を進め、約1週間ほどで完成
結果的に3個イチの製作となってしまいましたが、一度製作してみたかった車体でしたのでワタシ的には非常に満足しています



実車の外観は「3号戦車 J型 初期型」とほとんど変わりがないのですが、実車は車載機銃を撤去しているそうなので、車体前面のピストルポート部分のパーツを「Sd.kfz.267 3号指揮戦車 Ausf.K」から転用しています

指揮戦車の大きな特徴となる「スターアンテナ」も「Sd.kfz.267 3号指揮戦車 Ausf.K」より転用、エッチングにはない、プラパーツならではの立体感が気に入っています



キャタピラは、いつものとおり「フリウル」製のメタルキャタピラへと交換
あくまで個人的なこだわりになるのですが、ジャラっとした重量感あるキャタピラを取り付けないと戦車を作った気がしません

資料を調べていると、車体後部の機関室吸気口カバーの形状が「J型 初期」とは異なっている様子
「吸気口カバー」パーツは「3号戦車 L型 熱帯地仕様 (サイバーホビー ホワイトボックス)」より転用して再現してみました



塗装もいつものとおり、ワタシ流オーソドックスな、「ベースにブラックを塗装」 → 「ジャーマングレー塗装」 → 「ドライブラシ」で仕上ています

「ベースブラック」は「ブラック (ガイアカラー EX-02)」、ジャーマングレーは「ドゥンケルグラウ (ガイアカラー ミリタリー No.221)」を使用、ドライブラシは手元にあった「タミヤ ウェザリングマスター」から適当に色をチョイスしています

スケール : 1/35スケール
製作時間(期間) : 約1週間ほど

使用キット
3号戦車 J型 初期生産型 (Pz.Kpfw.3 Ausf.J)
サイバーホビー (cyber-hobby) 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6463

3号戦車 L型 熱帯地仕様 (Tp)
サイバーホビー (cyber-hobby) 1/35 AFV シリーズ (ホワイトボックス) No.6587
Sd.kfz.267 3号指揮戦車 Ausf.K
ドラゴン 1/35 Imperial Series No.9018

など



モデル製作 : ペンギンさん
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M50A1 オントス自走無反動砲 (安田征策)

2010-04-24 06:01:01 | AFV ~ 戦車・装甲車輌
「M50A1 オントス自走無反動砲」を製作しました

モデルアート 2010年6月号 (No.798)」掲載作品になります
詳しい製作過程は「モデルアート誌」の方をご参照下さい、改修ポイントやエッチングの取り付け部分について、塗装前の状態の写真も掲載されています



ユーザーにとって負担にならないちょうど良いペースで新規金型キットを投入してくるアカデミー社、「メルカバ Mk.4」や「K9 自走砲」の現用アイテムに続いて登場したのは、意表を突いたベトナム戦アイテム「オントス自走無反動砲」でした

日本国内では2010年3月に発売、2年ほど前のアカデミー社のカタログから「新アイテム」としてラインナップされていましたので、いずれ発売されるだろうと予想はできていたものの、実際に発売され組み立ててみると、その特異な近未来的な形状に目を惹かれてしまいます

「モデルアート誌」の「NEW KIT REVIEW」コーナーへの掲載作品ですので、まずはできるだけキットのパーツを活かすようにし、実車資料を参考にしながら不足に感じた部分に手を入れるようにして製作を進めました

アカデミー社の意欲的な製品開発に拍手を送ると同時に、できればもう少し頑張って欲しいな、と思ったのも事実で、パーツの合い加減などで組立時には少々苦労させられました

特に砲身パーツは、1本を3分割し、左右分割の張り合わせになっていますので、6本分の砲身を組み立て、継ぎ目を消すのに気合をいれる必要があります
砲身先端の形状に疑問を感じましたので、ちょっとした工夫をして凌いでいます



一番目を惹く「無反動砲」は、砲身が直線になるように、6本が平行になるように気をつけて組み立てて下さい
芯棒を通して組み立てるのも一つの手かもしれません

砲身上に設置されている照準用の「ライフル」及び「無反動砲」の撃発ケーブルはキットでは再現されていませんので「鉛線」で追加しています


塗装は基本的に「タミヤ アクリル塗料」を使用
ベースカラーとして「オリーブグリーン (XF-58)」と「オリーブドラブ (XF-62)」を混色、そこに明度を上げるため「フラットホワイト (XF-2)」を加えて調色したものをエアブラシで塗装しています

「基本塗装」 → 「シャドー」 → 「ハイライト」の順に進み、「チッピング」「ウオッシング」の工程を経た後、油彩のホワイトで褪色表現を加え、「ツヤ消しスプレー」で表面のツヤを整えています




本キットには車長のフィギュアと給弾ポーズのフィギュアが付属しています
「車長」はキット付属のフィギュアを使用、「オントス」へのフィッティングを良くするためちょこっと手を入れています

アカデミー社の従前のフィギュアと比べ、格段と進化した造形となってはいるのですが…給弾ポーズのフィギュアは砲尾部の閉鎖器が「閉」状態でしか再現できないため(再現しようとすると結構な手間を加えないとなりません)使用をあきらめ、立ちポーズのフィギュアは「ブラボー6」のレジン製フィギュアを使用しています

立ちポーズのフィギュアは車長に顔を向けたポーズにしたかったのですが、フィギュア自体が一体成型のため改造を断念、そのまま正面を向いたポーズとしました

フィギュアの塗装は、衣類の部分はタミヤのエナメル塗料で、顔の部分は油絵の具で行っています



ベースは自作、地面の部分はドフィックスの壁補修剤の塗布した後、ミラコンや市販の砂をまいて製作しています

植栽はドライフラワーや「紙創り」を使用、土嚢はエポキシパテによるスクラッチです


スケール : 1/35スケール
製作時間(期間) : 約2週間

使用キット
M50A1 オントス自走無反動砲
アカデミー 1/35 Scale Armors No.13218

など

モデルアート 2010年6月号 (No.798)」掲載作例ですので、詳しい製作過程についてはそちらの方もご覧になってみてください



モデル製作 : 安田征策
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F-14B トムキャット 「VF-103 ジョリーロジャース ラストフライト」 (とっしー)

2010-04-24 05:01:01 | AIR ~ 飛行機
ハセガワ製キットの中でも最難関の部類に入るだろうとウワサされる「F-14 トムキャット」シリーズ
来年の展示会に向けて、この「F-14 トムキャットを攻略しよう!」とメンバーのみんなに呼びかけてみました

呼びかけた本人としては、まず「1発目」となる作品を完成させなければイケマセン
完成優先、スピード勝負でしたので、キットを別段イジることなくストレートに組み上げています
完成間際、結構手間取ってしまったため、4月24日に間に合うかどうかギリギリのところでしたが、とりあえず、展示会終了後の第1回目のプラモの日に合わせて「F-14 トムキャット」を完成させることができてホッとしています



「ジョリーロジャース」のマーキングを施された「F-14 トムキャット」は、「VF-84」時代のものを含めて結構な種類がありますが、今回のマーキングは2004年、トムキャット退役に際した「ラストフライト時」のマーキングをセレクト

スカル&クロスボーンを囲むように書かれた「JOLLY ROGERS FINAL TOMCAT CRUSE」や尾翼の内側に描かれた「AA」のコードレターがポイントですね
マーキング用のデカールはキット付属のもののみを使用しています

2作目の「F-14 トムキャット」は1/48スケールにチャレンジする予定
アイリスのノズルも手に入れたし、本気出しますよ!


スケール : 1/72スケール
製作時間(期間) : 約1ヶ月

使用キット
F-14B トムキャット 「VF-103 ジョリーロジャース ラストフライト」
ハセガワ 1/72 航空機シリーズ(定番外) No.00382




モデル製作 : とっしー
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MiG-21 MF フィッシュベッド 「チェコ空軍 #9502」 (Na.K.)

2010-04-24 04:01:01 | AIR ~ 飛行機
「MiG-21 MF フィッシュベッド」を製作しました

旧ソ連のミコヤン・グレビッチ設計局で開発され、同盟諸国にも輸出された多用途戦闘機が「MiG-21MF フィッシュベッド」です

今回はアカデミー社製のキット「MIG-21MF フィッシュベッド J」を使用、ほとんど手を入れることなくストレートに組立てています

ピトー管は後の展示会のことを考え、保管のため未接着の状態にしています
写真撮影時に取り付けてみたのですが、ダランと垂れ下がってしまい、みっともないので取り外したままでの撮影となりました



機首のショックコーンの部分をオレンジで塗装したのですが、後から調べると、どうも正解はグリーンで塗装するのが正解のようです
インテークの蓋がオレンジでしたので、それにつられてオレンジにしてしまいました

コクピット内は手を入れていません、キャノピーを磨いたぐらいかなぁ・・・



いつものとおり「筆塗り」をベースに迷彩塗装&マーキングを行いました

今回は迷彩塗装ということもあり、ブラウンの上からグリーンで塗装する際、溶剤で塗料が落ちてしまうのを防ぐため、ベースのブラウンには「Vカラー スプレー」を使用
ベースとなるブラウンを軽くスプレー塗装で行っています

その上に筆塗りにてグリーンの斑状模様を塗装、パネルラインの強調としてベースカラーよりも濃いブラウンをボカしながら入れています



キットにはチェコ空軍用のマークが入っていないため、機首のナンバー、主翼・尾翼のチェコ空軍マークも手書きにて再現しています
チェコ空軍マークとなる円形の内側の塗り分けは、さすがに面倒でした



スケール : 1/48スケール
製作時間(期間) : 約1ヶ月

使用キット
MIG-21MF フィッシュベッド J
アカデミー 1/48 Scale Aircrafts No.2171




モデル製作 : Na.K.
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メッサーシュミット Bf109E-4/N 「アドルフ・ガーランド少佐 乗機」 (吉良)

2010-04-24 03:02:01 | AIR ~ 飛行機
機首を黄色に塗り分けた「メッサーシュミット Bf109」作成第2弾、ハセガワ製「メッサーシュミット Bf109E」を製作しました

パーツ数も少なく素直に組立・完成ができるキットで、一切手を入れずにパッケージのまま組立てています



塗装はエアブラシ、説明書の指示どおりに塗り分けています
機体胴体のボカシ迷彩部分はエアブラシを使いフリーハンドで塗装しました

マーキングはキット付属のデカールを使用し、「第26戦闘航空団 司令官 アドルフ・ガーランド少佐 乗機」の40機撃墜時の機体を再現しています


スケール : 1/32スケール
製作時間(期間) : 約50時間

使用キット
メッサーシュミット Bf109E
ハセガワ 1/32 航空機シリーズ(ST帯)




モデル製作 : 吉良
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メッサーシュミット Bf109E-4 (吉良)

2010-04-24 03:01:01 | AIR ~ 飛行機
機首を黄色に塗り分けた「メッサーシュミット Bf109」を作りたくなり、めぼしいキットを物色、とりあえずバンダイ社製の「メッサーシュミット Bf109E-4」を製作しました
「メッサーシュミット Bf109E」は、今年の大量製作のテーマになりそうな気がします
(2010年度の展示会では「川崎 三式戦闘機 飛燕」の大量製作にチャレンジしました)

バンダイ社製の「メッサーシュミット」は、かなり古いキットになりますが、巷で言われるほどヒドいキットではないな、というのが完成後の感想です

あちらこちらに精密な資料を参考にできる現在の視点で見れば、確かに不足している箇所やデティールは多数あり、ディテールアップなどをしようものなら、それこそいつになったら完成するの?みたいな泥沼にハマってしまうと思います
資料を反映させた「メッサー」を完成させるのではなく、このバンダイ社製「キット」を完成させるのだ、というスタンスに立てば素直に組立て、無理なく完成に至ることができると思います




というわけで、ほとんど無改造で製作を進めました

主翼の付根のフィレットは自作のパーツで補強し、付属のパイロットフィギュアはあまりにも「・・・」でしたので「ペコちゃん」に変更しています
「どうしてペコちゃんなの?」と質問されましたが、別段深い意味はありません
コクピット内に入る適当な大きさのヘッドが手元にこれしかなかった、というのが真相です

塗装は基本的にエアブラシで塗装、主翼の幾何学パターンはマスキングで塗り分けをしています
「Bf-109E」によく見られた、機体胴体を荒らしたような独特の塗り分けは筆塗りで再現
穂先の荒れた安い筆を使って、適当な感覚で色を置いています

デカールはキット付属のものを使用、機体色が透けてしまいますが、あまり気にせずそのまま使っています



スケール : 1/24スケール
製作時間(期間) : 約40時間

使用キット
メッサーシュミット Bf109E-4
バンダイ WORLD WAR 2 AERO FIGHTER SERISE




モデル製作 : 吉良
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E-2C ホークアイ (おかやまん)

2010-04-24 02:01:01 | AIR ~ 飛行機
キネテック社製「E-2C ホークアイ」を製作しました

現行アメリカ海軍においても運用され続けている「E-2 ホークアイ」、2009年には「ハセガワ」さんから1/72スケールの新キットが、キネテックからは1/48スケールの新キットが発売されました
「ホークアイ」が大好きな私としては、どちらを製作しようか迷ったのですが、デカさを取って今回はキネテック製キットを選択

箱を空けますと、大きなパーツやら細かなパーツやらがついたランナーが、パッケージ内にギッシリと詰め込まれています
トランペッターやらアカデミーやらの駄々っ子海外製キットに慣れた私には、この程度のパーツ分量は全く苦になりません
いつもどおり説明書に従い、仕事が終わった後の気分転換を兼ねて深夜コツコツと製作を続けました



パーツについたゲートがかなりブ厚く、機体本体を構成するパーツがかなり大きめなため、貼り合わせをした各所に微妙な段差が続々と出現します
「だ~!こんな所にも段差ができる~!」と文句を言っても、目の前の段差はキレイになってくれませんので、ヤスリがけにて地道に段差を埋める作業を行いました
ヤスリがけから離れることなく、作業を続けていたような印象が残っています



コクピットや胴体窓のクリアパーツはやや厚めな感じでしたが、そのまま使用しています

主翼は完成後の保管を考え折畳み状態で再現、別段補強用のパーツは入れていませんが、強度は充分でしょう
展開状態とするために補強用のケタパーツもセットされていますが、完成後の大きさは相当なものとなるでしょう

キット付属のプロペラは「4翅タイプ」になっていますが、「F-16」のバリエーションをあれだけ出しているキネテックですから、この後、おそらく8翅タイプの「ホークアイ 2000」も発売されるのでしょうね

大型のレドーム部分も(後の保管を考えてまだ接着をしていませんが)、キットのパーツのままで組上げていますが、しっかりと固定してくれるようです



付属のデカールの一部は、なんと寸足らずのものがありました
プロペラ部分と尾翼のライン部分はマスキングした後、塗装にて塗り分けをしています

デカールシートにはコーションマークが多数含まれているのですが、説明書内に貼付場所指定が記載されていないため、調べるのも面倒でしたので一部貼るのを断念しています



いつものパターンどおり、ひたすらに作って塗装して完成させるといったスタンスですので、キット自体へ修正は行っていません
さすがに1/48スケールだけあって、完成後の大きさに大満足しているものの、これから工作・塗装技術にもっと磨きをかけたいと思いました
ハセガワ製1/72スケールにも時間があればチャレンジする予定です

ところで、フラップの隙間から見える赤って、なんかカッコイイですよね?


スケール : 1/48スケール
製作時間(期間) : 約3週間

使用キット
E-2C ホークアイ 早期警戒機 「アメリカ海軍」
キネテック (KINETIC) 1/48 エアクラフトキット




モデル製作 : おかやまん
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フェアリー ソードフィッシュ Mk.1 & Mk.2 (トーマス元少尉)

2010-04-24 01:02:01 | AIR ~ 飛行機
マイクロスケールエアプレーン推進派のトーマス元少尉です
複葉機熱は冷めることを知らず、「90式艦上戦闘機」に続き本日2度目の登場です
マイクロスケールでの複葉機シリーズ製作の一環として「フェアリー ソードフィッシュ」を製作してみました

「フェアリー ソードフィッシュ」のベースとなったキットは、アオシマ製「イギリス航空母艦搭載機」です
(上の画像で真ん中にある機体が、キットのパーツを張り合わせただけ、全く手を入れていない素組みの状態です)

その昔、ウォーターラインシリーズが全盛の時代に発売されたキットですが、今見るとどうしても古くささを隠す事ができません
主翼には羽布表現は施されておらずほとんどツルツル状態ですし、主脚部分はタイヤがなく支柱のみとなってります・・・もちろんプロペラの羽パーツは入っていません
(もっともこの時代はこの表現方法が「スタンダード」でしたよねぇ・・・)

今見ると、ど~しても「フッ・・・貧弱な坊や・・・」に見えてしまうこの「ソードフィッシュ」を、今のキットと並べても遜色ないような「立派な青年」とすべく、様々な箇所に手を入れて製作しています



まずは今回のテーマでもある「羽布表現」
主翼部に申し訳なさそうに残っている凸モールドを凹モールドへと変更、彫り込みを入れています
主翼の平面形を修正してから、丸ヤスリで1ラインずつ羽布表現の凹みを入れた後、先に彫りこんだ凹モールドをさらに強調します

機体胴体部は、主翼の取り付け穴を埋め、風防直前までのラインを盛り上げるように成型し直しています
胴体の後部はボリューム不足に感じましたので、プラ材で太く作り直しています
独特の形状をしたカウリングは2mmの丸棒をベースに作り直しました

プロペラブレードは、プラペーパーの先端を尖らせた後に細切り、ピッチをつけて接着しています



主翼の翼間支柱はFトイズの1/144スケールキットを参考に、伸ばしランナーで作った翼間支柱を植え付けています
翼間支柱の接着は、タミヤセメントなどの樹脂系接着剤を点付けしてアタリをつけた後、流し込み接着剤などの無樹脂系接着剤で固定しています

主脚部分の製作も翼間支柱と同様に行っています
強度に疑問を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、細い伸ばしランナーも3本揃えば結構な強度を発揮してくれます
タイヤは丸棒を輪切りしたものを使用しています

「ソードフィッシュ Mk.2」には「ロケットランチャー」を再現しています



塗装は基本的にMr.カラーを使用
「Mk.1」のラウンデル内の白部分と、「Mk.2」のインベンジョンストライプ部分の白は、モデラーズのベースホワイト(缶入)を使用しています

基本的に溶剤成分が揮発しかけた塗料を細筆に取り、パーツの上に乗せるようにして塗装を行っています
非常に隠ぺい力の高い「ベースホワイト」は、ビンに空けガスを抜いた後に細筆でチマチマと塗り分けているのですが、どのスケールであってもインベンジョンストライプの塗り分けは死にそうになります

今回はとりあえず「ソードフィッシュ Mk.1 & Mk.2」を製作しましたが、タミヤのキット展開にも見られるようにまだ機体バリエーションがありますので、まだ同機体の製作をしていく予定です



スケール : 1/700スケール
製作時間(期間) : 約5日 (90式艦戦&ソードフィッシュ2機含めて)

使用キット
イギリス航空母艦搭載機
アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ


モデル製作 : トーマス元少尉
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90式艦上戦闘機 (トーマス元少尉)

2010-04-24 01:01:01 | AIR ~ 飛行機
マイクロスケールエアプレーン推進派のトーマス元少尉です
2010年度の展示会には複葉機の作例を展示しましたが、今だ複葉機熱は冷めることなく、来年の展示会に向けて複葉機を作成していく予定です
(・・・と、いいながらも、上の画像に見えるように別の機種にもちょっかいをかけています)

展示会終了後の第1弾、まずは小手調べとしてハセガワ製の「90式 艦上戦闘機」を製作してみました

「90式 艦上戦闘機」のベースになったキットは、1/700スケールの「日本航空母艦 赤城 「三段甲板」」の艦載機用のパーツとして別売りされた「日本海軍 空母艦載機セット(複葉機)」を使用しています

このキットに手を出すのは初めてですので、「1号」「2号」といった区別にこだわらず、あまり手をいれずに素直に製作してみました



機体胴体部の座席部分は軽く彫り込み、コクピット形状を再現

機首のプロペラ部分は、いつもどおりプラ短冊の先を尖らせて作り直しています
また、伸ばしランナーで排気管を植え込んでみましたが、かなり小さなものとなりますので見分けが付かないかもしれません

翼間のN字形の支柱は伸ばしランナーで再現、結構苦労をした点です

さすがに2008年度の新金型キットだけあり、この「90式艦上戦闘機」の主翼には羽布表現がモールドで再現されています
この羽布表現、パーツを見ている時点では「なかなかいい感じだな」と思っていたのですが、塗装をしてみるとちょっと「硬い」感じの印象を受けました(凸凹の段差がキツい、と言えるかもしれません)
もっともスケールが1/700ですので成型品ではこれが精一杯の表現となるのでしょう、そんなぜいたくな印象を受けるのは私だけかもしれません

というわけで、本日持参した「ソードフィッシュ」では羽布表現の再現にチャレンジしています
次に掲載されますページでその差をご覧になって下さい



スケール : 1/700スケール
製作時間(期間) : 約5日 (90式艦戦&ソードフィッシュ2機含めて)

使用キット
日本海軍 空母艦載機セット (複葉機)
ハセガワ 1/700 QG帯 No.QG023


モデル製作 : トーマス元少尉
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