思いつくまま

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北朝鮮拉致被害者の田口八重子さんの家族が韓国で金賢姫さんと面会。

2009年03月11日 21時00分00秒 | その他
3月11日(水)、北朝鮮拉致被害者の田口八重子さんの家族(兄、長男)と、大韓航空機爆破事件の実行犯で北朝鮮工作員だった金賢姫(キムヒョンヒ)さん・47歳が韓国・釜山で面会した。

金賢姫さんは、北朝鮮にいた時に田口さんから日本語を習ったとして、田口さんの長男(長男はなぜか母のことを「田口八重子さん」と呼んでいる。)と抱擁していたのが印象的だった。
北朝鮮が翌年のソウル五輪を妨害しようとして、1987年11月29日に起こした大韓航空機爆破事件、115人の乗客・乗務員が一瞬にして亡くなった事件、あれから20年以上経った。
その実行犯だった金さんが、公の場に姿を見せたのは1997年以来12年ぶりだった。
「事件は北朝鮮が起こしたテロだ。」と繰り返し発言していた。
前にも書いたが、 http://blog.goo.ne.jp/ms1229jp/e/861b41d3670c5080e5a68058f5c3d767
金賢姫著『いま、女として』(文春文庫、1994年)をもう10年以上も前に何度も何度も読んで、彼女が韓国の捜査員の女性に真実を告白する場面では、非常に感動を覚えたものだ。
金賢姫さんから今まで以上に目新しい情報が提供されるとは思えないが、今回のことをきっかけにして、拉致問題の早期解決に向けて少しでも前進することを期待している。



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