#カワセミ撮影悲喜交交
〝カワセミの羽の構造と色は〟
私見ですが、カワセミブルーは晴天の時よりも薄曇りの方が色合いがいいと感じている。
また、そのブルーもオスとメスでは少し色合いが異なるようで晴天下でもオスはブルーですが、
メスは濃いい緑がかったブルーのように感じます。
更に、ブログ繋がりのカワセミファンからカワセミの色の変化について質問が有ったので調べてみました。
結論:カワセミの背中のブルーは構造色であり、また、腹部のオレンジ色はフェオメラニンによります。

【以下、長いので興味のない方はここまでと言うことで】
鳥の色彩は多様ですが、ほ乳類と同様につくることができる色素はメラニンのみです。
黒から茶褐色のユーメラニンと橙から茶色のフェオメラニンである。
その色素の組み合わせの割合で白いサギから茶褐色のスズメ、黒いカラスまでの色が発色されています。
カワセミの青い色は色素によらず、構造色(*であり、また、腹部のオレンジ色はフェオメラニンによります。
羽の構造は中ほどより先端部分は青くなっているが、根元側は黒褐色です。

さらに拡大すると、青く光っているのはこの羽枝(うし)の部分であることが分かります。
羽枝から細かい毛のようなものが出ていますが、これを小羽枝(しょううし)と呼んでいます。
カワセミの場合は羽枝が発色の原因になっています
カワセミのライトブルーは表側だけです。
この黒っぽい色はメラニンによるもので、表側から見たときに青をくっきり見せるために重要な働きをしています

また、冷涼かつ乾燥した気候下にすむ鳥類や哺乳類のメラニン色素形成は、
温暖かつ湿潤な気候下にすむ同種の場合より低いというグロージャーの法則もあり、
もしかすると北にすむカワセミより南のカワセミの方が背中のブルーや胸のオレンジが濃いいかも知れませんね(推測ですが)。
なお、青色はタマムシなどの構造色と比較すると少し違った性質を持っています。
タマムシの場合は傾けて見てみると、緑色だった部分は青色に変わり、さらに傾けると紫色にまで顕著に変化していきます。
赤い部分も同じように緑に変わっていきます。
このように色が変化していく現象は、iridescence(イリデセンス)という言葉で表されます。
カワセミの場合は見る方向による色変化が少なく、いつもライトブルーのままである。
この現象はnon-iridescence(ノンイリデセンス)と呼ばれています。
なお、この方向によらない構造色の仕組みを解き明かそうと、今、世界中で研究が進んでいます(バイオミメティクス)。
*:「構造色」とは、光の回折・屈折・干渉・散乱による色であり、微細なナノ構造による発色になります。
染料のように光の吸収や放出ではなく、光の本質は変えないまま、
単に光を波長によって分ける「分光」するだけで生じるのが構造色の特徴です。
光は無色透明に見えますが、実は赤・橙・黄・青・藍・紫の色が混ざり合っています。
太陽の光は、地上に届くまでに大気を通過してきますが、"短い波長の「紫」"は大気の上層部で空気の分子にぶつかって、
散乱してしまい地上までは届きません。
逆に"長い波長の「赤」"は少々の障害物は越えてしまいますが、波長が長いほど光は弱いので、
大気で散乱しながらも地上へと届く"青"に負けてしまいます。その結果、私達の見る空の色は、“青い色”になります。
参考文献
・https://ameblo.jp/kozoshoku/entry-12543597425.html
・http://www.forest1000.fujikura.jp/kids/kid02/2037911_9491.html
・http://www.yoshioka-lab.com/research/rsindex.htm
・https://www.nature-engineer.com/entry/2018/12/21/080000#カワセミ


【連日の大雨でカワセミ撮影にいけませんので、先週の撮影分より】
始めまして長男の〝蓮〟です。 色んな事に興味があります。よろしくお願いします。



こんにちは。 長女の〝凛〟です。 少し人見知りしますが、宜しくお願いします。


アオサギさんが近くに来てくれました。 ヤッパリ!大きいですねー



ヤー! 次男の〝陽翔〟だよ。 少しヤンチャで臆病だけどよろしくねー

アッ!コシアキトンボだ。

ワッ!

アッ! こっちに飛んできたー 怖~い!


逃げろ~

ご覧いただきありがとうございます。
今日も明日も大雨予報が・・・
これ以上、犠牲者や被害が出ませんように 天の神様
お願いします
〝カワセミの羽の構造と色は〟
私見ですが、カワセミブルーは晴天の時よりも薄曇りの方が色合いがいいと感じている。
また、そのブルーもオスとメスでは少し色合いが異なるようで晴天下でもオスはブルーですが、
メスは濃いい緑がかったブルーのように感じます。
更に、ブログ繋がりのカワセミファンからカワセミの色の変化について質問が有ったので調べてみました。




鳥の色彩は多様ですが、ほ乳類と同様につくることができる色素はメラニンのみです。
黒から茶褐色のユーメラニンと橙から茶色のフェオメラニンである。
その色素の組み合わせの割合で白いサギから茶褐色のスズメ、黒いカラスまでの色が発色されています。

カワセミの青い色は色素によらず、構造色(*であり、また、腹部のオレンジ色はフェオメラニンによります。
羽の構造は中ほどより先端部分は青くなっているが、根元側は黒褐色です。

さらに拡大すると、青く光っているのはこの羽枝(うし)の部分であることが分かります。
羽枝から細かい毛のようなものが出ていますが、これを小羽枝(しょううし)と呼んでいます。
カワセミの場合は羽枝が発色の原因になっています


この黒っぽい色はメラニンによるもので、表側から見たときに青をくっきり見せるために重要な働きをしています


また、冷涼かつ乾燥した気候下にすむ鳥類や哺乳類のメラニン色素形成は、
温暖かつ湿潤な気候下にすむ同種の場合より低いというグロージャーの法則もあり、
もしかすると北にすむカワセミより南のカワセミの方が背中のブルーや胸のオレンジが濃いいかも知れませんね(推測ですが)。

なお、青色はタマムシなどの構造色と比較すると少し違った性質を持っています。
タマムシの場合は傾けて見てみると、緑色だった部分は青色に変わり、さらに傾けると紫色にまで顕著に変化していきます。
赤い部分も同じように緑に変わっていきます。
このように色が変化していく現象は、iridescence(イリデセンス)という言葉で表されます。
カワセミの場合は見る方向による色変化が少なく、いつもライトブルーのままである。
この現象はnon-iridescence(ノンイリデセンス)と呼ばれています。
なお、この方向によらない構造色の仕組みを解き明かそうと、今、世界中で研究が進んでいます(バイオミメティクス)。
*:「構造色」とは、光の回折・屈折・干渉・散乱による色であり、微細なナノ構造による発色になります。
染料のように光の吸収や放出ではなく、光の本質は変えないまま、
単に光を波長によって分ける「分光」するだけで生じるのが構造色の特徴です。
光は無色透明に見えますが、実は赤・橙・黄・青・藍・紫の色が混ざり合っています。
太陽の光は、地上に届くまでに大気を通過してきますが、"短い波長の「紫」"は大気の上層部で空気の分子にぶつかって、
散乱してしまい地上までは届きません。
逆に"長い波長の「赤」"は少々の障害物は越えてしまいますが、波長が長いほど光は弱いので、
大気で散乱しながらも地上へと届く"青"に負けてしまいます。その結果、私達の見る空の色は、“青い色”になります。
参考文献
・https://ameblo.jp/kozoshoku/entry-12543597425.html
・http://www.forest1000.fujikura.jp/kids/kid02/2037911_9491.html
・http://www.yoshioka-lab.com/research/rsindex.htm
・https://www.nature-engineer.com/entry/2018/12/21/080000#カワセミ








【連日の大雨でカワセミ撮影にいけませんので、先週の撮影分より】
始めまして長男の〝蓮〟です。 色んな事に興味があります。よろしくお願いします。



こんにちは。 長女の〝凛〟です。 少し人見知りしますが、宜しくお願いします。


アオサギさんが近くに来てくれました。 ヤッパリ!大きいですねー



ヤー! 次男の〝陽翔〟だよ。 少しヤンチャで臆病だけどよろしくねー

アッ!コシアキトンボだ。

ワッ!

アッ! こっちに飛んできたー 怖~い!


逃げろ~

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今日も明日も大雨予報が・・・
これ以上、犠牲者や被害が出ませんように 天の神様


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