インターネットでバス運転士の女性の割合を調べたところ、以下のような内容を確認することができました。
「2020年度に国土交通省が発表した調査によると、女性バス運転手の割合は全国平均で1.8%です。 なお、全産業の平均男女割合は、男性が57.2%で女性が42.8%です。 そのため、バス運転手の男女割合は女性比率が非常に低いといえます。」
現在、私の会社の女性運転士は3%位です。確かに国土交通省発表の数字は、現実味があります。
私の会社は比較的都会にあるため、もしかすると全国平均よりは高いかもしれません。
また、以前いた田舎の中小企業のバス会社でも、女性運転士は2.5%です(ただし、40人中1人)。
50人に1人位しか女性運転士がいないという現実は、私も肌感覚で分かります。
バス運転士をする女性は、50人に1人の変わり者と言われてもおかしくないレベルです。
この位では、会社側も女性を向かい入れるだけの環境作りに投資するか否かは、微妙なところです。
特に待機室や休憩室などは、男性と一緒に雑魚寝には抵抗があると思います。
とはいえ費用対効果を鑑みて、なんとか周りの男性人と同じ環境で、上手に妥協し頑張ってもらいたいと云うのが会社側の本音でしょう。
さて、よく男性の職場に女性が入ると冷遇されたり苛められたりすると云う話がありますが、私はそんなところを見たこともないです。
むしろ、「オタサーの姫」のごとく男性が群がり可愛がるといった方が数としては多いと感じます。
もちろん、男性から観ても嫌に感じる女性なら冷遇もあると思いますが、露骨に排除するようなことはそうそうないでしょう。
中にはアタオカ系の男性が、セクハラやストーカー、嫌がらせもないとは云えませんが、運行管理者に相談すればいいだけです(必ず、正規のルートで相談してください。)。
男性の職場ならば、女性運転士の味方は腐るほどいますので、きっちり抑えてくれるでしょう。
さて、女性運転士の全国割合を観て素直に感じたことは、「アラフォー、アラフィフ男性が婚活をして20代の女性と成婚できる確率」もこんなものかと感じました。
20代の女性と結婚するには、年齢が行きすぎています。解決する手段として最も有効な手段は、10年から15年若返ることと考えます。
やはり、男性の平均年齢が40歳を越えた職場には、女性は居着きにくいと感じます。
若い人を入れて、平均年齢を少しでも下げる努力をするしかないかもしれません。
もしくは、バス業界に必要な清潔感を取り入れる先駆けとして、アラフィフ、アラフォー女性を運転士として大量採用キャンペーンをするのも手かもしれません。
私は、両方対で行わないと無理なレベルだと思います。
バス業界は、ある意味公務員的な職場であるため、女性にとっては比較的働きやすい職場に思います。
女性が居着くには、平均年齢の若い男性も居着いてもらえる職場でないと難しいと感じますし、ある意味対であると考えます。
結局は、業界の高齢化問題を解決するためには、当たり前ですが職場の平均年齢を下げるしかありません。
多くの若い男性が居着き、女性も居着くようにするためのキーマンが、先駆けとしてのアラフィフ、アラフォーの女性運転士であると思います。