今日はEl Tigreについて、とんでもない勘違いをしていたお話です。
10月中旬に中国上陸したEl Tigre 1ペアですが、勿論それまで実際の個体を見たことはなく、Webサイトの写真を何枚か見たことがあるだけでした。
9月上旬当時、2ペアを弟の所にデリバリーしてもらったわけですが、弟宅では2ペアとも警戒心が強く、写真に収めることが出来ていませんでした^^;
その2ペアの内の1ペアが当地に上陸したわけですが、既に新たなるエンドラーズ深セン上陸その3でご紹介したとおり、上陸したオスはブルー系の体色です(^^)
上陸して初めて実際の個体を眺めて思ったのは、写真ではグリーン系に見えるけど実物はブルー系なのかな?はたまた、グリーン系もブルー系も存在するのかな?といった感じでした。
最近Webサイトで新たにUPされたEl Tigreの写真を2枚見る機会がありましたが、見れば見るほどグリーン系です。
うーん(ーー;)これはもう一度El Tigreを引いた欧州のブリーダに直接確認してみないとわからない、ということで、このブルー系のEl Tigreの写真を添付して尋ねてみました。
すると帰ってきた答えは凡そ以下の様な内容でした。
「最初に、私のところのEl Tigreは2011採集物を譲ってもらってからのち、一切他種他系統との交配は行っていないことを申し上げておきます。私のところのEl Tigreは全てグリーンですよ。ブルーは居ません。しかし写真のブルーの個体は素晴らしいと認めざるを得ません。私は遺伝的なことは詳しくないのですが、もしかしたら元々ブルー系の遺伝子を持っていて、それがこの個体に出てきたのかもしれません。2ペアともブルーなんですか?」
えっ?貴方が送ってくれたEl Tigreなんですけど...、若しかして送る時に気がついてなかったってことですか??
ま、結論はそういうことなんですけど、ちなみにその際、彼の個体の写真を送ってもらったので、対比のためにUPします。
(勿論転用の許可頂いてます^^)
El Tigre
(説明の必要ないでしょうが、左がグリーン、右がブルーです。)
う、うーん(ーー;;)これは弟にも確認してみなければ、ということで、弟にもこの経緯を話して聞いてみましたところ;
「そう言われれば、兄貴のブログの写真を見て結構ブルーだなあ、と思ってはいたけど、ライティングの関係なのかなあ、とか思ってた。うちにいるオスは写真のグリーンとブルーの中間くらいの色かな。」
え、えっ?若しかして貴方も送る時に気がついてなかったんですか?
そういえば、弟にEl Tigre預かってもらっていた当時、60cmに2ペアだけ入れてほとんどまともなライティングしていないことを聞いていたので、まあ気が付かなかったんだろう、と納得しました^^;
でも確かにライティングの違いは若干はあるのかもしれませんが、当地でEl Tigre水槽に使用しているライトは他の水槽と同じですし、基本縦置き水槽2本に24Wの蛍光灯を1本使用している感じですので、他の水槽のグリーン系の色を持つエンドたちとの対比でも、明らかにEl Tigreはブルー系の体色なのです。
Char自身も遺伝学術的なことについてはあまり良くわかっていないので、弟に簡単にわかるように説明してもらったのですが、どうやら一般的に魚が持つラメ色の代表的なものとしては青、緑、金、銀(プラチナ)とあって、青と緑は密接な関係があるようで、時折その中間色的な瑠璃色(ターコイズ)系が出ることはあるけれど、緑からいきなり青が出てくることは非常に珍しいケースだということでした。
というわけでして、ブログを御覧頂いた皆様に申し上げなければならないのは、うちに居るEl TigreのオスはEl Tigreとしてスタンダードの表現(体色)ではない、ということですm(_ _)m
こうなると、このブルー系を維持固定したくはなりますが、先日産仔したF1、24匹はメスが既に欧州ブリーダ宅ないし弟宅で懐妊したと考えられることから、このブルー系オス直系の仔が産まれてくるのは恐らく次の次の産仔くらいまで待つ必要があると考えています。
一方、弟宅に居るグリーンとブルーの中間くらいの個体?も気になる今日このごろです(笑)
当ブログのRSSアドレスはこちら。
10月中旬に中国上陸したEl Tigre 1ペアですが、勿論それまで実際の個体を見たことはなく、Webサイトの写真を何枚か見たことがあるだけでした。
9月上旬当時、2ペアを弟の所にデリバリーしてもらったわけですが、弟宅では2ペアとも警戒心が強く、写真に収めることが出来ていませんでした^^;
その2ペアの内の1ペアが当地に上陸したわけですが、既に新たなるエンドラーズ深セン上陸その3でご紹介したとおり、上陸したオスはブルー系の体色です(^^)
上陸して初めて実際の個体を眺めて思ったのは、写真ではグリーン系に見えるけど実物はブルー系なのかな?はたまた、グリーン系もブルー系も存在するのかな?といった感じでした。
最近Webサイトで新たにUPされたEl Tigreの写真を2枚見る機会がありましたが、見れば見るほどグリーン系です。
うーん(ーー;)これはもう一度El Tigreを引いた欧州のブリーダに直接確認してみないとわからない、ということで、このブルー系のEl Tigreの写真を添付して尋ねてみました。
すると帰ってきた答えは凡そ以下の様な内容でした。
「最初に、私のところのEl Tigreは2011採集物を譲ってもらってからのち、一切他種他系統との交配は行っていないことを申し上げておきます。私のところのEl Tigreは全てグリーンですよ。ブルーは居ません。しかし写真のブルーの個体は素晴らしいと認めざるを得ません。私は遺伝的なことは詳しくないのですが、もしかしたら元々ブルー系の遺伝子を持っていて、それがこの個体に出てきたのかもしれません。2ペアともブルーなんですか?」
えっ?貴方が送ってくれたEl Tigreなんですけど...、若しかして送る時に気がついてなかったってことですか??
ま、結論はそういうことなんですけど、ちなみにその際、彼の個体の写真を送ってもらったので、対比のためにUPします。
(勿論転用の許可頂いてます^^)
El Tigre
(説明の必要ないでしょうが、左がグリーン、右がブルーです。)
う、うーん(ーー;;)これは弟にも確認してみなければ、ということで、弟にもこの経緯を話して聞いてみましたところ;
「そう言われれば、兄貴のブログの写真を見て結構ブルーだなあ、と思ってはいたけど、ライティングの関係なのかなあ、とか思ってた。うちにいるオスは写真のグリーンとブルーの中間くらいの色かな。」
え、えっ?若しかして貴方も送る時に気がついてなかったんですか?
そういえば、弟にEl Tigre預かってもらっていた当時、60cmに2ペアだけ入れてほとんどまともなライティングしていないことを聞いていたので、まあ気が付かなかったんだろう、と納得しました^^;
でも確かにライティングの違いは若干はあるのかもしれませんが、当地でEl Tigre水槽に使用しているライトは他の水槽と同じですし、基本縦置き水槽2本に24Wの蛍光灯を1本使用している感じですので、他の水槽のグリーン系の色を持つエンドたちとの対比でも、明らかにEl Tigreはブルー系の体色なのです。
Char自身も遺伝学術的なことについてはあまり良くわかっていないので、弟に簡単にわかるように説明してもらったのですが、どうやら一般的に魚が持つラメ色の代表的なものとしては青、緑、金、銀(プラチナ)とあって、青と緑は密接な関係があるようで、時折その中間色的な瑠璃色(ターコイズ)系が出ることはあるけれど、緑からいきなり青が出てくることは非常に珍しいケースだということでした。
というわけでして、ブログを御覧頂いた皆様に申し上げなければならないのは、うちに居るEl TigreのオスはEl Tigreとしてスタンダードの表現(体色)ではない、ということですm(_ _)m
こうなると、このブルー系を維持固定したくはなりますが、先日産仔したF1、24匹はメスが既に欧州ブリーダ宅ないし弟宅で懐妊したと考えられることから、このブルー系オス直系の仔が産まれてくるのは恐らく次の次の産仔くらいまで待つ必要があると考えています。
一方、弟宅に居るグリーンとブルーの中間くらいの個体?も気になる今日このごろです(笑)
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グリーンドーサルのチェスト部分も両方出るので、そこがエンドラーズらしいですね!
有難う御座います。
なるほど、グリーンドーサルも両方出るのですね。
大変勉強になります!
今後どういったのが出てくるのか、じっくり経過を見てゆきたいと思います(^^ゞ
エンドラ爺さん
有難う御座います。
上記の2個体の写真ですが、特に尾筒のメラニンの載り方が異なるので、一見体型が異なる感じに見えるかもしれません。
しかしながら個体のシルエットをじっくり眺めると、そんなに大きく違う体型ではないと存じております。
家のEl Tigerの写真も入れればグリーンから瑠璃色そしてブルーへの体色の変化を載せられたろうに、色意外の体型はさすがに兄弟もしくは親戚だけあってよく似ているよね。
おづつや胸のメラニンはブラックピーコックなんかと一緒で状態によって変わるから、それによって印象が変わって見えるけど、そんなところもEl Tigerの魅力でしょう。
是非自分でも写真を撮りたいけど、残念ながら良いカメラと腕があったとしても、家のは人嫌いで全く寄ってきてくれません(涙)
こいつらの撮影は年末に帰ってきた時にでもお願いします(ヨロ)
写真写りのせいかもしれませんが、ブルーの子の背びれの付け根辺りにグリーン色が発色しているようにも見えます。
もしかしたら、メスも発色に噛んでいるのかも・・?
っていうか弟よ、コメント嬉しいけど変換ミスが多いぞ(^_^;)
あなたのところでは未だそこまで人嫌いですか(ーー;)
そうだと私の取るに足らん技量では撮影できませんぜ(T_T)
いつも飼育の指導をしてくれてサンクス!
これからも宜しくね!
有難う御座います。
さすが、写真写りだけでなく、まさにご指摘の通りブルーの仔、その箇所が若干グリーン、ビンゴです(^^)
これまでもブルー、グリーンのどちらも出る系統がありますから、2色の合わせ技でどちらかに見えるという可能性はあるのでしょうね。
今後のFの発色を観察していきたいと思います。
有難う御座います。
未だ稚魚程度の大きさだと思いますので、参考になるかどうかは定かではありませんが。
確かにブルーの発色に見えますね。
プロのアクア関係のカメラマンに以前伺ったのですが写真では何とかフラッシング現象?
とかでブルーっぽく強調されて見えるらしいです。私も詳しく無いですが(笑)
それに下地の色も関係するのでは?
ブルー、グリーンのネオン系を飼育していて気付いた事ですが、水温や水質(KH.PHの増減)が大きいんじゃないかと。
ネオン系だけで現在4本使ってますが選別に際し、綺麗なブルーやグリーンだけを新設や使い回し水槽で隔離していても時が経ち水が古くなるに連れ色が変わる事が度々。
ほとんどがブルーからグリーンですが(^^;;