今年は4年に1度の米国の大統領選挙の年にあたっており、州ごとの民主党、共和党の候補者の選出(党員集会、予備選挙)が始まった.
まず、中西部のアイオワ州を皮切りに、一昨日は東部のニューハンプシャー州であった。.
米国は州によっていろいろと特徴がある。
この本、「THE BOOK OF AMERICA」by Neal R. Peirs & Jerry Hagstrom (英文)は実に興味深い。
私がこの本にはじめて出会ったのは、今から30年ほど前、米国中西部イリノイ州の小さな町の図書館でである。私はその頃、その小さな町に住み始めていた。
私はこの本を図書館から何度も何度も借りだして読んだ。
そして、その後10年ほど後に、米国の南部サウスカロライナ州に住んでいた時に、 同じく南部のノースカロライナ州の州都、シャーロットにドライブに行った時、偶然に出会ったバザールで古本として出ていたこの本を見つけ買って帰った。、
そして、任期がおわり日本に戻って来るときに、この本も一緒に持って帰ってきたというわけである。
今でもこの本をよく開いて読むことがある。米国の各州がどのような歴史で今日に至ったかということを知ることは実に興味深いことである。
各党でのはじめての大統領候補者の選出の党員集会のあったアイオワ州は私の住んでいたイリノイ州の隣の州であり、私の住んでいた町から大都市シカゴに車で時々行くときに、通ることがあった。
、また、今回2番目に党員集会のあったニューハンプシャー州は、私が南部のサウスカロライナ州に住んでいた時に、観光に東部のボストンに行ったとき、ボストンからレンタカーで足を伸ばして、日露戦争の講和条約の開かれたポーツマスに行ったが、ポーツマスはニューハンプシャー州にあった。
米国各地での大統領選挙の予備選挙の報道を聞きながら、これからまたこの本を開くことが多くなることであろう。
画像: THE BOOK OF AMERICA (Inside fifty states today) by Peirce & Hagstrom 1983年 Norton社刊 全910ページ