この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#213 「日本シリーズ 阪神タイガース完敗」

2005年10月27日 | スポーツ
「ロッテ優勝というタイトルじゃないの?」「そうじゃないんだね。」「何故?」「タイガース完敗のショックの方が大きいんだよ。」「君はタイガースフアンだっけ?」「いや、僕はずっと中日ドラゴンズのフアンなんだけど、3、4年前から何となく阪神を応援するようになったんだ。」「それはまたどうして?」「どうしてなのか僕もわからないんだけどね。」「星野監督がドラゴンズからタイガースに移ったのとは関係があるの?」「いや、自分では意識はないんだけど、時期はそれと一致するね。」

「今度の日本シリーズでは、4番の金本が打てなかったね。」
「本当に。丁度スランプにぶつかったんだね。」
「責任感からのプレッシャーもあったんだろうね。」
「そうだろうね。」
「君はちゃんとTVで試合は見たの?」
「いや、タイガースの負け試合になると、録画だけして実況は見なかった。」
「それで後で見たの?」
「見ないで録画を消しちゃった。」

「最後の試合は?」
「途中ちょっと出かける用事があったんで、最初と最後は見たんだけどね。」
「9回の矢野のバント失敗のダブルプレーはタイガースにとっては残念だったね。」
「そうだね。矢野がどんな気持ちだろうと思うと可哀想になったね。」
「4連敗は予想しなかったね。」
「そうだね。やはりプレイオフで必死の思いで勝ち進んで来たロッテとその間悠悠と休息をとっていたタイガースとはちがうんだろうね。」
「苦労した方が報われるということかね。」
「そうなんだろうね。」
「タイガースはツキもなかったね。」
「試合の流れというのは、どうしてああなるんだろうね。」
「そうだね。麻雀でもそうなんだろう。不思議だね。」
「つかなくなると、とことんつかない。」

「それで、タイガース・フアンは最後の試合の後でどうしたんだろう。」
「その後はTVを見ていないからわからないよ。野球の画面になるとチャンネルを変えてしまう。」
「そんなに見るのがいやなのかい?」
「しばらくそうだね。」
「当分、野球のことはわすれるんだね。」

「でも、もうしばらくはプろ野球の試合がないと思うと淋しいね。」
「そう言えばそうだね。」
「タイガースは来年また頑張ってもらおう。」
「そうだね。」

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