この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#24 ロジェ・マルタン・デユ・ガール著「チボー家の人々」Ⅲ(スタンフォード大とフランス語版)

2005年02月16日 | フランス文学
私は好きな翻訳小説を読むと時折、原文ではどう書いてあったのかと「身分不相応に」興味を持ってしまう。自分自身では原文を十分読みこなす力がなくとも、好きな箇所の原文に触れるのは気持ちのよいものだ。何か自分が読んでいる本が広がりを増すような気がする。特に女性の登場人物の発した言葉が、もとの言葉ではでどうだったのかと興味を持ち、それをたしかめるのは大袈裟さに言うとエキサイティングなものだ。というわけで、「 . . . 本文を読む