この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#12 ル・フォール「天国の門」

2005年02月03日 | ドイツ文学
ドイツの女流作家ゲルトルート・フォン・ルフォール(Gertrud von le Fort)(1876—1971)は日本ではどの程度しられている作家なのかは私は知らない。しかしこの作家の「天国への門」(原題 Am Tor des Himmels)は学生時代からずっと私の本棚で私にその背表紙を見せ続けてくれている。 カトリックを主要テーマにしたこの作家、そしてそれを示すようなこの本の題の . . . 本文を読む