皆さん、こんにちは!グッドウッド市川サービスセンター、メカの前川です
大変ご無沙汰しております。皆様のお陰で整備の仕事は、1月でも大変に
忙しく感謝の毎日であります しかし、今回の冬は、だいぶ寒いですね~。
こんなに寒くても、乗りたいと思わせるBMWはスゴイな~と関心します
(もちろん、オーナーもスゴイ!と思います)
そんなお客様から最近になってよくある、お問い合わせに、
「寒い朝だけエンジンが、かかりにくいんだよね~。」と、時々耳にいたします。
じつは、ちょっとしたコツ(冬季限定)で、すぐにエンジンはかかるんですよ
通常、ONからスターターボタンを押すだけで簡単に始動します。
(※バッテリー良好が大前提ですよ。)
そんな時は、これです これで、かかります(冬季限定)
(※本当に、チョビ開けです!スロットルが重たくなり始めてから、矢印の間隔
くらいです。逆にガバッと開けると失火等が原因で思わぬエンジントラブルに
なる可能性がありますので、それ以上は厳禁です。)
キュルキュル、ブルルン~!かかったー
一度、かかれば再始動時は必要ありません。
しかし、それにも増して気温が0℃を下回る時は、
さらにこれをやって下さい
なぜ、クラッチを切るかと言いますと、スターター時はクランクシャフトが
回転しますが、重量のあるクラッチ板まで一緒に回されます。
このクラッチの重さはバッテリーにも大きな負担となり、極寒時には
スターターの回転不足になりかねません(始動しにくい状態)
クラッチを切ることで切られた重量分だけ回転が軽くなり、
エンジンが、かかり易くなります。
この方法は、皆さまがお持ちの「ライダーズ マニュアル」にも記載
されております。(4 走行 ・ 始動についてのページ)
マニュアル本の厚みがあるので、全部お読みになるのは大変ですが、
再度ご確認して頂き、有効活用しつつ安全に運転して頂ければと、
願っております。まだまだ寒い日が続きますがツーリング楽しんで下さいね