こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
さぁ、今回はあのR nineTの後継機たるR12及びR12 nineTに関するパンフレットが入荷しましたので、それについて少ーしだけ触れましょう。
いやねぇ、全部見せても良いんでしょうけど、それだと折角のパンフレットが無意味になっちゃうし、…ねぇ。
~んまぁそういう事で、続きをどうぞ。
じゃん。
~あぁ、やはりダメですか、そういうのは求めてないですか、そうですか。
~ではこうしましょう。
この表紙、R12ではなくR12に跨るお姉さんにピントが合っているんですよ。
チクショウ、わかってるねぇっ…!
…そろそろ怒られそうな気がするので話を戻しましょう。
BMW Motorrad、時折こういう”最新モデルの宣伝用パンフレット”というのを出しますけど、実は毎回出てくるわけではないんです。
2023年の注目株であろう、R1300GSやS1000RRなどですらパンフレットは用意されませんでした。
そう考えると、このR12シリーズにも相当の心血が注がれているんだろうというのが感じられますね。
さてさて、そんなパンフレットの中を2ページばかし見てみましょう。
これがR12。
~ここでちょいと気になるのが、「R nineTの後継機は果たしてR12なのか、それともR12 nineTなのか」という点。
元々、
R nineTがデビュー!
↓
派生モデルでR nineT Scramblerが追加!
↓
更にR nineT Pure、R nineT Urban G/S(と早々にフェードアウトした某車両)が追加!
~というのがR nineTシリーズのざっくりした歴史。
しかし、今回デビューするR12は、
・R12シリーズの本筋っぽい、とてもシンプルな名前の”R12”。
・名前の付け方は派生モデルっぽいけど、名前も形もR nineTの流れを汲む”R12 nineT”。
~というラインナップ。
お客様から質問を受けた時には、私ゃ「名前の法則性からしてR12がR nineTの後継機です」と説明していますけど、合ってるよね…?よね…?
…んまぁ、考えても埒が明かん、今我々に出来るのは「目先のR12というバイクをちゃんと評価してやること」だけだ。
目の前というかまぁ、写真ですケド。
改めて先程の画像を見ると、R nineTとは打って変わってクルーザー(≒アメリカン)なスタイルに大変身!
洒脱なクルーザーへと舵を切ったのも注目ポイントですが、中村が個人的に興味を持った点が2つ。
ココが気になるR12!
その1:最高出力を変えている。
R nineTシリーズでは2020年~2021年くらいでしょうか、EUでの規制に伴ってエンジンをテコ入れしたことがありますが、それ以外では「R nineTであれUrban G/Sであれ数値上の馬力は全て一緒」でした。
ところが、上の画像を見るとR12では95馬力/6,500rpmと書かれているじゃありませんか。
後述のR12 nineTは109馬力/7,000rpmと明記されているので、モデルによってエンジンの味付けを変更し、それぞれの個性をより明確化するようで。
ふむふむ。
上の数値を見て、「え~…、15馬力も下がるならR12 nineTの方が良くない?」とお思いの方もいるでしょうけど、最もパワーが出る回転数が若干低くなっているので、”やたらむやみに回さない人”だとか”加速力を求める人”などはR12の方がよりマッチしそう。
個人的には低~中回転域が好みなので、そういう変更は大歓迎ぞよ。
ココが気になるR12!
その2:軽い。
また先程の画像のスペックを見て欲しいのですが、末尾に書かれた車重たるや202kg。
んで、BMW Motorradのことなので恐らく装備重量(ガソリンや油脂類を全部入れた、「もういつでも走り出せますぅッ!」って状態)での表記だと思うのですが、ガソリンをほぼ満タンまでぶち込んで202kgとなると、クルーザーとしてはかなり異常といえる軽さ。
(空油冷だとか95馬力だとかは目をつぶるとして)リッタークラスの2気筒を積んだ202kgのバイクって、コレか何かと間違えてない…?
クルーザータイプのバイクというのは、初心者や免許をまだ取得していない人たちから憧れを抱いてもらえる事が多く(かくいう中村もバイクにのめり込むきっかけはクルーザーでした)、そんなクルーザーにおいて車重が軽いというのは非常に大きなアドバンテージ。
何せ初心者の頃って、とってもフレンドリィな教習所のバイクですら「んんげえぇ、重ぃッ…」って感じるじゃないですか。
あれらのバイクよりも更に20~30kg軽いと考えると、「憧れのアメリカンバイクに対するハードルも下がるんじゃ…?」と夢想してみたり。
んん~、早く実車に跨ってみたいですな。
で、パンフレットを更に読み進めると…。
ほ~ら、お待ちかねのR12 nineTのページもあるんだからッ…///
今作、R12 nineTを彩るはこのカラーリング。
尚、R nineTのイメージカラーといえる”金色のフォークと黒いボディ”も続投ですよ。
いやぁ、上の緑色がすごーくそそりりますが、下の"アルミ外装+赤フレーム"も中々気になる…。
~しかし、中村が一番気になっているのはココ。
ん~…、このホイール、どこかで見たような…。
あ、コレだ。
多分日本に導入されないヤツ。
…とまぁ、実車のお披露目はもう少し先のようですが、只今当店でR12とR12 nineTを取り上げたパンフレットを配布しています!
モトラッド京葉:047-396-8412
両者のコダワリや違い、オプションパーツなども掲載していますので、気になる方は是非パンフレットを読んでみて下さいね!
以上、中村でした!