お別れ１と風船

今年の受験生の１つのグループが、今さっき塾を終えました。もう１つのグループは明日が最後です。いよいよ3日後が受験です。
彼らに最後の問題を出しました。「1分以内に、傷つけず、また潰さずに風船をコップに入れる方法は？」皆さんも考えてみてください。
方法はありますか？　私は無いと思います。(*゜▽゜*)
私の解釈は、「風船は私たち」であり、「コップは型」です。何らかの型に自分を無理やり押し込めようとすると、どこかに歪が生まれます。ある程度の努力や我慢は必要ですが、自分を否定してしまうほどの苦しみになるなら害でしょう。　～～でなければならないというのも型でしょうね。

周囲と同じにできないと苦しむ人は多いですが、もしかしたら型に入らないほど大きな存在・逸材・素敵な存在なのかもしれませんよ。(*´▽｀*)　

他と同じよりも違っているから素敵だと思いませんか？
鍵盤も全て別の音・・・だからハーモニー！　
お菓子も別の味・・・だから美味しいし飽きない！　
お花も別の色・・・だから美だし癒される！
私たちの周囲を見渡せば、同じでないこと、違っていることが魅力であることは常識です。　

でも、人間だけ他と違うよりも同じほうがいい？というのは不思議？ではないでしょうか？

「一人一人、ほかと違ってオリジナルだから価値があることを誇って欲しい。」ことが、最後に彼らに伝えたかったメッセージです。
　でも、別れは毎年だけどなんかちょっと寂しい・・・(´；ω；｀)