日常で学ぶこと

先日、仕事の帰りに県立美術館方面へ散歩した。曇り空に薄陽が差して爽やかに感じた。

夏に向かって花は減り、ところどころに見かける「ハチに注意」の貼紙を見て、少し緊張しながら歩く。

美術館の裏手にはプロムナードという小道があって、犬の散歩などで行き交う人もちらほら。ロダン館は、こんな素敵な建物なので青空に映える。

横には県立図書館も。晴れた日には遠方の山も眺められて気持ちが良い。

開催中の「テオ・ヤンセン展」は好評のようだ。幅広い年齢が楽しめる展覧会だと思う。

などと考えながら茂みを抜けて芝生園地に差し掛かるところで、木の上からセミのような鳴き声が…いや、セミじゃない、鳥なんだけどこんな鳴き声は初めて聞いた…と思ったとたん、足元をものすごいスピードで、車のハンドルくらいの太さで１メートルちょっとの長さ（あくまで印象）の大きな蛇が横切っていった😨

驚く暇もない…とはこの事だ。鳥たちのあの鳴き声は恐らくヘビに対する威嚇だったのだろう。あの声を聞いたら周りに気をつけようと心に刻む出来事だった。

話は変わって、市内に気軽に立ち寄れるカフェが多くはないのだが、先日駿河区にある「けのひ堂」に寄ってみた。平日ということあって店内は空いていた。スイーツも充実していて高齢のご夫婦も寄りやすいのか何組か入店されていた。私は洋ナシのタルト、母はチョコレートケーキで珈琲セットにした。流行りのモバイルオーダー制。緩やかな時間と美味しいお茶を楽しんだのだが、その晩母は一睡もできなかったと言う。

確かにチョコレートと珈琲の組み合わせってカフェインの効果が上がると聞いたことがあるので、調べてみると確かにそんなこともあるらしい…これは最近珈琲を克服出来た（飲んでも眠れるようになってきた）母には伝えないでおこうか。伝えることで自分に暗示をかけるようなところがある人だから😅

人間って生きてるだけで学ぶこともある、とつくづく思った出来事…。