狐ヶ崎散歩

久しぶりに暖かく晴れた。散歩仲間と狐ヶ崎方面に行ってみた。

狐ヶ崎イオン近くに上原子安地蔵があり、そのすぐ近くに十七夜山千手寺がある。この辺りは日本平ハイキングコースに続く登り坂付近にあるので、見晴らしが良くて富士山ビュー。

地名に由来した上原堤から遠景に富士山が見えた。決してキレイな堤では無いけれど、畔に咲く野茨がとても良い香りなので春にはまた来たい。

この堤の北側に静岡鉄道狐ヶ崎駅があり、そのすぐ隣にある割烹芳川の前を通ると｢芳川カフェ　冬の陣｣とある。ここはお庭を見ながら個室で食事（特に鰻料理）が出来ると有名だが2人とも入ったことは無い…恐る恐る入ってみることにした。
なかなかステキな日本庭園を見ながら、思わぬカフェ気分を味わえた。もうずっと知っているお店なのに入ったことがなかったので、ここはまたぜひお食事に来てみたい。

お店を出て狐ヶ崎駅を過ぎたところで、以前から気になっていた駅の北側へ行ってみることに。

ここは静岡鉄道とJRを越える橋なのだが、橋の上は人が歩き、何と橋の下は谷津沢川が流れているという珍しい水路橋なのだ！川が溢れたら、鉄道は大丈夫なのだろうか！？今まで溢れた話は聞かないので対策はしてあるのだろうけど。

この橋の下のブルーの鉄骨の中が水路になっているから驚きだ。明治に作られてその後2回修復されたらしいが、当時の技術と心意気に感心するばかり。この橋は車は通れないので、のどかに富士山を眺めながらゆっくりと渡りたい気持ちになる。

撮影技術が拙くて悲しい😢とにかく、谷津沢川は東に下って北脇方面に流れていく。

北脇は静かな住宅地で私はほとんど土地勘が無い。友人に道案内されて、追分通りを帰ってきた。かれこれ3時間半以上歩いてしまった😅どれだけ歩いても飽きることが無い清水区なのだった。

　　

久しぶりの昼寝

祝日久しぶりに小一時間昼寝をしようと横になって、目覚めたらすでに夕方５時😲西の空は日の残りがまだ鮮やか。

ずいぶん日が長くなったとは言え、もうこれから出掛けるにも何かするにも遅い…。かれこれ３時間も経過したとは思えないほどぐっすり寝た。

振り返れば寒い日が続いていたにしても、この数日は悪寒に近い寒さを感じていた気がする…体調がイマイチの時にクセのように悲観的になるのだが、確かに休みの前は思考が悲観的だった😅

そのせいか最近寝つきが悪いので、スマホは早々に閉じて本を読む。

図書館で借りて意外にも面白かった阿川佐和子と半藤一利の対談集｢昭和の男｣。８人の人物全てを知るわけでは無いけれど、断片的にも興味深い昭和の人物にまつわる話。特に建築家ヴォーリズは静岡市葵区にある英和女学院旧宣教師館の建築で記憶していた名前で、ふとしたつながりが嬉しい。普段、対談集はあまり読まないけれど、今回は得した気分。

初めて読む平松洋子さんのエッセイは、エッセイというよりも短編小説のような創作感がある。文学的表現というのか、サラサラと読めない文章の重み？のようなものが感じられて、自分が普段読むエッセイとは違うので試し読み感覚でいる。

長い昼寝をした今晩、眠れるか心配ではあるけれど、夜長のお供があるのは心強い😌

心の温度

先週、幼なじみ宅に招かれて遅い新春放談を楽しんだ。彼女お手製のビーフシチューとエビとブロッコリーとアボカドのサラダがホントに美味しかった😋

会えない月日にいろんな出来事があるのが当たり前ではあるけれど、小さな私達の日常にもドラマがあって。怒ったり笑ったりして瞬く間に時間は過ぎる。こんな風にしてお互い抱えていたものを手放せているのかもしれない。

そして今週は、同級生と用宗海岸へ。彼女は近々職場に退職を願い出る予定なのだが、そこにある想いが消化できずにいて、海を見たいと言う。

用宗側から見た安倍川河口方面。晴れて海の色が鮮やかに青かった。

風はほどほどに吹いて、陽射しは少し暑いくらい。海岸近くのお店は少し華やいできていた。近くのハンバーガーショップで購入して車内でランチ🍔

そのあとは安倍川を挟んで東側の大浜公園を歩いた。気持ち良く過ごせた土曜の午後。

認知症第一人者で長谷川和夫教授の言葉で、人間の心には温度がある、と。誰かと話しているときには温かい気持ちになっても、そのあと冷えた心になる（温かさが残る場合もあるとは思うけど）と。

この冬、職場がやけに冷え込んでいるのとそれなりのストレスで週末を迎えた自分は、体が温まるのと同時に友人達と過ごしたことでふんわりとした気持ちになれる。

平日の夜と休日の夜では何か違う気がする…。これを出来るだけならして、同じように出来ないものだろうか。