姿麗し…佐野美術館「名工・永德齋の人形」展に行く

少しの仕事休みに、三島市にある佐野美術館に

、明治から昭和にかけて名工と言われた人形師の永德齋の作品展を見に出掛けた。

お雛様のお道具類にお琴や三味線、習字、囲碁、将棋…細かい！

こちらは御殿付き！

こちらは最上段以外は全てお道具！

囲碁も将棋も小さな入れ物に碁石や駒がちゃんと入ってます！

ひとつひとつのお雛様の様式美がとても興味深かった。お雛様よりも細かなお道具類に目を奪われてしまった。

こちらは桃太郎と家来…ひとつひとつの人形のポーズが何とも言えないくらい決まってるんですよ。

こちらが極めつけの日本武尊！麗しい…ヤマトタケルと言えば上下とも白地の着物？で、髪型も顔の両脇で結んでるイメージなのに、これはまるで平安時代の牛若丸っぽい。このポーズが、更に格好良さを際立たせている😍

馬上の小楠公…絵画的な一瞬を捉えた作品群に見入ってしまったひとときだった。

これは人形の着ている着物の採寸帳！そうか、そうだよね、着せるには測るんだよね…スゴい緻密なもので修正もしてあった。

外には回遊式庭園があったけど、風が強くてササッと歩いて帰路に着いた。

一緒に行った家族は、人形を見るとスゴく疲れるとのこと。人形には作り手なのかそのものの、魂のようなものが宿っているのか…私はぜーんぜん疲れなかったのだ😆小さな美術館で沢山楽しませて頂いた。

刺繍も素晴らしかった！名古屋キルト＆ステッチショー

名古屋キルト＆ステッチショーでは、いつもは目にしないような世界の刺繍を見ることが出来た！

　　

絵画的なリボンの刺繍！

　　

イギリスの伝統的刺繍！何で出来ているのか、金色！

　　　　　

国の名前や技法もいろいろ。

個人の作家コーナーもありました。　

　　

シンプルで繊細な作品が好きです。　

　

発想が豊かで愛らしい作品は、見ていて自然と笑顔になります。

刺繍も奥が深くて、目を奪われました！

私はキルトも刺繍も、トラディショナルなデザインが好きなので、写す対象も同じ傾向になってしまっていると思いますが、多様な作品を楽しめた1日でした～🎶😃