ヒト(脊椎動物)の成り立ちを突き詰めれば、顔から始まります。
顔には口があり、目があり、鼻があり耳がありますが、何といっても生きるためには口が最重要です。つまり、捕食です。
原初生命体は顔から始まりました。
口から捕食し、口から排泄していたのです。
それが海中を前進するようになり、消化管(肛門)が出来、神経が出来てきます。
顔を矯正することは、そもそもの成り立ちから言って非常に重要なのです。
顔の矯正とは、咀嚼筋つまり噛む筋肉の矯正であります。
咀嚼筋は咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つ。
そのなかで私たちは特に咬筋と側頭筋の二つの筋肉を中心に矯正をしています。
この二つの筋肉が身体全体の矯正に非常に重要になるわけです。
私たちのテクニックはここでも存分に威力を発揮するわけですが、最近は咀嚼運動の際の骨の動きを調べ、左右均等になるように施術しています。
骨運動を中心に矯正することで、過収縮した筋肉が一気に軟らかくなります。
軟らかくなった筋肉の状態を維持するには、穏やかな生活が望まれます。
「ウチの家では無理」とか「それは分かっているけど」、そんな声が聞こえてきそうですね。
「ストレス」は大敵ですわ。
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