いつまでも若々しく、ちょっとでも美しくなりたい。
やっぱりそう思いますよね?
特に女性はその傾向が強いと思います。
ですが、人はなぜ美しくなりたいのでしょう?
それを考えた時、老化というワードが浮かんできます。
「老けたくない」
肌のハリが無くなって、シワが増えて、白髪が増えて・・・
たしかに嬉しいことではありません。
でも、歳をかさねるということは、必ずしも悪いことばかりじゃありません。
年数を重ねることで価値が上がるものって意外とありませんか?
年代物のワインやウイスキー、骨董品、遺跡、国宝級の建築物、
ビンテージのギターやドラム等は高価で取引されていますし、
ストラディバリウスなどはその最たるものでしょう。
私、アフリカ(ナミビア)で2000年も生きている植物を見て感動しました。
屋久島の縄文杉は7000年も生きているから人を引きつけていますよね?
人でも長老と呼んで年長者を敬う文化が残る地域もあります。
これを読んでいるあなたにも何か思いつくものがあるかも知れません。
若いことが何かともてはやされますが、私は決してそうは思いません。
若いころから、「あの頃」に戻りたいと思ったこともありませんし、
今が自分のピークで今後ますます成長していくという意識でいるので、
将来が楽しみで仕方ないのです。
それは何も、自分自身が成長することとは限りません。
私は息子(中1)や娘(小4)の成長がとても楽しみでもあります。
どんな大人になっていくのかな?
どんな仕事につくのだろう?
孫が生まれたら、相当舞い上がるだろうな。
などと考えると今から楽しみで仕方ありません。
そうです。
過去より未来の方が楽しいのです。
老いることを醜いと思いますか?
中身がどんどん成長し続けて行くと考えれば、決して醜いとは思えませんし、
老いていく自分自身を誇りにすら感じます。
要は気持ちの持ちようですよね?
「美しくありたい」
私は最近よくこんなことを思います。
見た目はもう十分(笑)なので、中身をより美しく磨き上げて行きたい。
そう思っています。
お互いこれから確実に歳を重ねていくわけですが、
人生を味わい深いものにしたいですね。