ミズバショウを見たあと、隣町に移動。
ザゼンソウの群生地があります。
近くでよく見ようとすると・・・ぷ~んと悪臭が・・・。
(これで虫を誘っています。笑)
仏炎苞の先に向かって、右巻き
こちら、左巻き
右巻き、左巻きは、実は写真を見ていて気づきました。(笑)
どちらが多いのか、今度観察しなおしてこようっと。
どっちかな?
ザゼンソウは「発熱」する性質があります。雪を自分でとかして開花するほど。
発熱のしくみは、分子レベルでは完全に解明されていないらしい。
調べてみましたが、分かっている範囲だけでも、私にはちんぷんかんぷんでした。
ただ、どうやらザゼンソウの発熱のしくみは、植物の発熱システムと動物の発熱システムの
両方を使う珍しいものらしいです。
そして、単なる発熱ではなく、気温にかかわらず1週間程度は一定の体温に保つという
優れた機能(恒温性)をもつことも、植物にしてはとても珍しいらしい。
(このへんが動物っぽい?)
花粉を運ぶ虫を熱で誘うにしては、そこまでの必要がなく、
むしろ、受粉後に花粉管を伸ばすために一定の温度が必要らしい。
そうだよね、咲いたって受粉したって、そのあとに雪が降るような時期だもんね、まだ。
ザゼンソウって、形や色が変わってると思ってたけど
機能も特別なんだねー。