森ぶらりん

森・山・川をぶらぶらしながら
外遊びを楽しんでいます

ザゼンゾウ (4月14日)

2018年04月16日 | 札幌近郊

 

 

ミズバショウを見たあと、隣町に移動。

ザゼンソウの群生地があります。

近くでよく見ようとすると・・・ぷ~んと悪臭が・・・。
(これで虫を誘っています。笑)

 

 仏炎苞の先に向かって、右巻き

 

 

こちら、左巻き

 

 右巻き、左巻きは、実は写真を見ていて気づきました。(笑)
どちらが多いのか、今度観察しなおしてこようっと。

 

 

どっちかな?

 

ザゼンソウは「発熱」する性質があります。雪を自分でとかして開花するほど。
発熱のしくみは、分子レベルでは完全に解明されていないらしい。
調べてみましたが、分かっている範囲だけでも、私にはちんぷんかんぷんでした。

 

ただ、どうやらザゼンソウの発熱のしくみは、植物の発熱システムと動物の発熱システムの
両方を使う珍しいものらしいです。

 

そして、単なる発熱ではなく、気温にかかわらず1週間程度は一定の体温に保つという
優れた機能(恒温性)をもつことも、植物にしてはとても珍しいらしい。
(このへんが動物っぽい?)

 

花粉を運ぶ虫を熱で誘うにしては、そこまでの必要がなく、
むしろ、受粉後に花粉管を伸ばすために一定の温度が必要らしい。
そうだよね、咲いたって受粉したって、そのあとに雪が降るような時期だもんね、まだ。

 

ザゼンソウって、形や色が変わってると思ってたけど
機能も特別なんだねー。 

 

 

 

 

 



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