経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

二人の運転手

2006-07-26 08:31:18 | ひとりごと
昨日、三重県の津でタクシーに乗った時、「きっとワンメーターぐらいかなー、でもこの暑さにこの荷物じゃとても歩けない距離だなー」と思いつつ駅前から乗り込みました。
行き先を告げると返事もなく終始無言。「レシートをください」と言っても無言。お金を払っても無言
深夜、自宅(距離的にはワンメータがちょっと出る程度)へ帰るときに乗車したタクシー。
行き先の道順を告げると
運「ハイ(ハーイと言う雰囲気)、わかりました。」
運「次の信号を右折してその次を左折・・・・ですね。」
運「お客様、この車“新車”なんですよー。今日の午後納車されたばかりなんです。」
more「そういえば新車の匂いしますね。」
運「くさいですか?」
more「いえいえ、なんだか新鮮な感じがしていいですよ。」
運「良かった、やっぱり新車は気持ちいいですよね。お客様にも知っていただきたくて・・・。新車だから今日だけしかいえないくて・・。」
more「いいじゃない、明日からはこの車、昨日納車の新車ですよ。とか、今週納車の新車ですよ。っていえばお客様もなんとなく得した気分になるんじゃない?」
運「そうですよね。じゃぁ、そうしてみます。お忘れ物のないように。ありがとうございました。」

乗っていた時間(料金)は朝と夜でほぼ同じ中身は大きな違い。


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (matsu-hyou@店主)
2006-07-26 21:44:36
津の住人にとって耳の痛い話です。

でも、津はこんな人ばかりじゃありません、きっと心に残るいい接客の出来る人がいっぱいいますので、今回の件で嫌いにならないよう、よろしくお願いします。

返信する
Unknown (kaoru)
2006-07-27 06:28:21
愛想の悪い商売人て、なぜかいますよね~。

「愛想までが商売じゃっ!」と、客として喝を入れてもいいんでしょうが、
トシをとって丸くなってからは
「アイソわる~。」と、観察して、自分に生かす方が楽しめて好きです。

なので、愛想悪い接客に目を三角にしないでキラキラしてるのは「エモノを見つけた目」だからです。
ふふふ。タチ悪いですね。ワタシ。
返信する
Unknown (more)
2006-07-27 07:09:37
これは「津」のことではなくて「運転手」のことですよ。
返信する
Unknown (佐藤勝人)
2006-07-27 10:26:02
これは運転手のことではなく会社の姿勢がNGです。会社が運転手のマナー教育をしていないということです。これは運転手一人の問題でもありませんし、津の市民の特性の問題でもありません。会社の経営方針に関わってきます。

もちろんそんな教育を受けなくても出来る人もいます。
それは会社が素晴らしいのではなく、その人が素晴らしいのであって、あえて辛口で言うならばそれと会社はなんら関係のないこと。

毎月毎月、毎週毎週、毎日毎日、業務作業の確認、点検、5Sの徹底、マネッジメント管理等、会社が教育を与えない限り99%の人は出来ません。
自分から自主的に成長する1%の人のことはそれこそ独立すればいいのです。

残された普通人99%を育てるのが会社でしょう。その部分の経費をケチってるから会社も人も成長しないのよ。

経営者が異業種交流や地域貢献にお金使っているならば、その前にやるべきことは社員教育が会社の成長でそれが地域貢献であることを知るべきです。
返信する

コメントを投稿