ちょっとの差が実力。＜3,369本目＞

日本女子バレーが躍動した、
「2010世界バレー」で、
見事に銅メダルを獲得した。

おめでとう！
かつてはお家撃ﾆしていたバレーだが、もう何十年も辛酸をなめてきた。

3位決定戦で、世界ランク5位の日本が世界ランク2位のアメリカに逆転勝ちした。

先発出場選手だけでなく、控え選手、そしてももちろん監督コーチや、運営スタッフなどのチームワークの成果を感じられた。

クルム伊達公子選手が復活して頑張っている女子テニスでもそうだが、
女性のアスリートの頑張りはとても美しい。
（もちろん男性の種目も力強くカッコいい。）

見た目の美しさは、内側から出てくる“必死さ”にあるのだろう。
応援している者に対して、多くの勇気を与えてくれます。

テニスもそうだが、バレーボールも
「セットカウント」で勝負が決まる。

バレーの場合は5セットマッチなので、先に3セット取った方が勝ちとなる。
第1セットから第4セットまでは先に25得点（24-24になった場合は先に2得点とった方がセットを取得）を取った方がセットを勝ち取る。
第5セットのみ15ャCント取得で勝ちとなる。

セットの最中に接戦でも最後のセットャCントが取れなければ、
「（頑張って）惜しかったれど、セットカウント3-0」なんてこともある。

それでは惜しくても結果は惨敗だ。

今回の大会でも、ブラジル戦では日本が先に2セットを連取した。
あと残り3セットのうちたった1セット取れば“大金星”だったのだが、
逆転された。

最後のセットが取れないのだ。

同じように最後のャCントが取れないと勝てないのだ。

ャCント数でカウントすれば、そんなに大差はない。
しかし結果は大きく異なる。

勝負所が大切なのだ。
ャCントは「取りきる」ことが必要なのだ。

「あとちょっと」の差がとても大事で、あとあとにも大きく影響をする。

ビジネスでも、小さなことが大きな結果の差となって表れることが多い。

しかもそれは、たびたび起こる。
一つの場面としては小さくても、実はそれが“本当の実力”なのだ。

結果は正直だ。
運と言ってもいいだろうが、運も引き寄せることが実力の一つだ。

あとちょっと頑張ってもいいと思う。










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週の初めはスタートダッシュの気持ちで来てくれて、ありがとうございます。